岡本和真がソロ本塁打で追加点！村上宗隆との“アベックアーチ”にＭＬＢ公式は「サムライパワーだ！」

　侍ジャパンが３月２２日、ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）の決勝・アメリカ戦を迎え、この日も「６番・一塁」に入った岡本和真が追加点となるソロ本塁打を放った。

　大一番で先発を任された今永昇太は２回表、アメリカの６番打者で、今大会４本塁打を放っている絶好調・ターナーに一発を浴び、先制を許した。

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　１点ビハインドで迎えた直後の２回裏、この回先頭で打席が回ってきた村上宗隆は、アメリカの先発投手・ケリーが投じた初球を完璧に捉え、ローンデポ・パークのライトスタンド２階席へ同点のソロ本塁打を叩き込んだ。さらに侍ジャパンはチャンスを広げ、一死満塁の場面でヌートバーの二塁ゴロの間に勝ち越しに成功した。

　そして４回裏、先頭打者の岡本和真が、フリーランドが投じたインコースのカットボールを捉え、打球を左中間スタンドに運んだ。主砲が侍ジャパンに貴重な追加点をもたらした。

　岡本の一発には海外メディアも反応。ＭＬＢ公式のスペイン語版「ＬａｓＭａｙｏｒｅｓ」の公式ツイッターは「オカモトパワー！　サムライパワー！！」とツイートし、岡本の力強い打撃に反応した。さらに、米データ分析会社『Ｃｏｄｉｆｙ　Ｂａｓｅｂａｌｌ』の公式ツイッターは「カズマ・オカモトは日本で５シーズン連続３０本以上の本塁打を打っており、この球の使いどころはわかっていた」と更新し、日本での成績を紹介するともに岡本のバッティングを称えた。

　米メディア『Ｂａｒｓｔｏｏｌ　Ｓｐｏｒｔｓ』のジャレッド・カラビス記者は自身のＴｗｉｔｔｅｒで、「カズマ・オカモトがホームランパーティーに参加した。アメリカは、日本にホームランを打たせるのをやめるべきだと思う」と、岡本に一発を浴びたアメリカ投手陣に少し落胆している様子を見せた。

　日本の主砲、岡本和真がアメリカで貴重な一発を放ち、世界を沸かせた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]