フットサル日本代表候補、16日間の長期合宿開始 指揮官「いつものように最善の時間を」
サッカーキング2021年3月26日(金)15時30分
日本代表を率いるブルーノ監督
3月25日、千葉県・高円宮記念JFA夢フィールドでフットサル日本代表候補合宿がスタートした。
新型コロナウイルス感染症の影響で、FIFAフットサルワールドカップの予選を兼ねたAFCフットサル選手権が中止となるなど、度重なるプラン変更を余儀なくされているフットサル日本代表。今回のトレーニングキャンプには、全日本フットサル選手権の最優秀選手やFリーグ ベストファイブの受賞歴を持ち、昨年日本国籍を取得したオリベイラ アルトゥール(名古屋オーシャンズ)、2020-2021シーズンのFリーグ得点王に輝いた長坂拓海(バルドラール浦安)、U-20フットサル日本代表候補への招集歴を持つ毛利元亮(ペスカドーラ町田)を含む19名が招集された。
キャンプは、国内としては異例の16日間という長期にわたり行われる。およそ4カ月ぶりとなるキャンプの初日を迎えたブルーノ・ガルシア監督が、オンラインでの会見を行った。
――今回のキャンプの目的や位置づけは?
「4カ月ぶりのこのタイミングでキャンプをすることになりますが、色々な状況に適応し、スケジュールを再調整していくことは、今回始まったことではありません。また、オフシーズンの中で行う特別なキャンプで、長期でスケジュールを組むことができました。キャンプを実施できることの価値は非常に高いと思っています。今回のテーマとしては、4カ月前の状態に早く戻し、最終目標であるW杯本大会に向かう準備の軌道に戻る、という位置づけで考えています。いつものように、最善の時間を過ごしたいと思います」
―――初招集3選手の特長や望むことは?
「3人に関しては共通する部分と、それぞれの異なる背景が合わさり、今回の招集に至りました。共通している部分としては、2020-2021シーズンに非常に高いパフォーマンスを見せ、所属クラブで際立った活躍をし、実績を残したことがあります」
「異なる点としては、まずアルトゥール選手は、これまでも私たちのチームで重要視してきた固有性の高いポジションであるフィクソにおいて、ここ数年間高いパフォーマンスを見せていたので動向を追いかけていた選手です。日本国籍を取得するために非常に多くの努力をし、ついに帰化をして招集することができました。非常に感覚が鋭く、パスもでき、アウトレンジからシュートも打てるというように、守備の面だけでなく攻撃の面でも大きな起点となるところを評価しています」
「長坂選手は、右利きのアラの選手です。このプロファイルの選手は日本国内に非常に多く、競争環境が激しいと認識しています。その中でも彼のプレースタイルは、代表チームが取り組んでいるプレーモデルの攻撃、守備、トランジションの側面においても貢献心とエネルギーを発揮できると評価しています。なおかつ昨シーズンの実績で得点に多く絡むことができると実証しているので、多くのタレントがひしめく環境の中でもひとつ頭が抜きんでる存在として招集しました」
「毛利選手はピヴォという注力していきたいポジションで、ひとつのポイントとなる選手だと考えています。また、彼には若さがあります。U-20フットサル日本代表候補に選ばれながらも、AFC U-20フットサル選手権直前の怪我で離脱を余儀なくされましたが、チームはアジアでチャンピオンになりました。彼はそのチームのメンバーの一員だったはずのタレントです。その選手が昨シーズン、チームの中で存在感を持って活躍をし、いいシーズンを過ごしました。ピヴォにも競争環境はあると認識していますが、私は以前から、一定のゾーンでせめぎ合っている選手がいるならば若い選手に経験の余地を与えたい、と思っています。それに従い、今回彼はポジションを勝ち取ったという位置づけで招集をしました」
今回の招集メンバーは以下のとおり
GK
ピレス イゴール(ペスカドーラ町田)
関口優志(名古屋オーシャンズ)
矢澤大夢(バサジィ大分)
FP
星翔太(名古屋オーシャンズ)
西谷良介(名古屋オーシャンズ)
皆本晃(立川・府中アスレティックFC)
星龍太(名古屋オーシャンズ)
仁部屋和弘(バサジィ大分)
安藤良平(名古屋オーシャンズ)
吉川智貴(名古屋オーシャンズ)※負傷離脱→石田健太郎(バルドラール浦安)追加招集
オリベイラ アルトゥール(名古屋オーシャンズ)※初招集
森村孝志(フウガドールすみだ)
室田祐希(ペスカドーラ町田)
加藤未渚実(シュライカー大阪)
八木聖人(名古屋オーシャンズ)
長坂拓海(バルドラール浦安)※初招集
平田ネト アントニオ マサノリ(名古屋オーシャンズ)
内田隼太(立川・府中アスレティックFC)
毛利元亮(ペスカドーラ町田)※初招集
新型コロナウイルス感染症の影響で、FIFAフットサルワールドカップの予選を兼ねたAFCフットサル選手権が中止となるなど、度重なるプラン変更を余儀なくされているフットサル日本代表。今回のトレーニングキャンプには、全日本フットサル選手権の最優秀選手やFリーグ ベストファイブの受賞歴を持ち、昨年日本国籍を取得したオリベイラ アルトゥール(名古屋オーシャンズ)、2020-2021シーズンのFリーグ得点王に輝いた長坂拓海(バルドラール浦安)、U-20フットサル日本代表候補への招集歴を持つ毛利元亮(ペスカドーラ町田)を含む19名が招集された。
キャンプは、国内としては異例の16日間という長期にわたり行われる。およそ4カ月ぶりとなるキャンプの初日を迎えたブルーノ・ガルシア監督が、オンラインでの会見を行った。
――今回のキャンプの目的や位置づけは?
「4カ月ぶりのこのタイミングでキャンプをすることになりますが、色々な状況に適応し、スケジュールを再調整していくことは、今回始まったことではありません。また、オフシーズンの中で行う特別なキャンプで、長期でスケジュールを組むことができました。キャンプを実施できることの価値は非常に高いと思っています。今回のテーマとしては、4カ月前の状態に早く戻し、最終目標であるW杯本大会に向かう準備の軌道に戻る、という位置づけで考えています。いつものように、最善の時間を過ごしたいと思います」
―――初招集3選手の特長や望むことは?
「3人に関しては共通する部分と、それぞれの異なる背景が合わさり、今回の招集に至りました。共通している部分としては、2020-2021シーズンに非常に高いパフォーマンスを見せ、所属クラブで際立った活躍をし、実績を残したことがあります」
「異なる点としては、まずアルトゥール選手は、これまでも私たちのチームで重要視してきた固有性の高いポジションであるフィクソにおいて、ここ数年間高いパフォーマンスを見せていたので動向を追いかけていた選手です。日本国籍を取得するために非常に多くの努力をし、ついに帰化をして招集することができました。非常に感覚が鋭く、パスもでき、アウトレンジからシュートも打てるというように、守備の面だけでなく攻撃の面でも大きな起点となるところを評価しています」
「長坂選手は、右利きのアラの選手です。このプロファイルの選手は日本国内に非常に多く、競争環境が激しいと認識しています。その中でも彼のプレースタイルは、代表チームが取り組んでいるプレーモデルの攻撃、守備、トランジションの側面においても貢献心とエネルギーを発揮できると評価しています。なおかつ昨シーズンの実績で得点に多く絡むことができると実証しているので、多くのタレントがひしめく環境の中でもひとつ頭が抜きんでる存在として招集しました」
「毛利選手はピヴォという注力していきたいポジションで、ひとつのポイントとなる選手だと考えています。また、彼には若さがあります。U-20フットサル日本代表候補に選ばれながらも、AFC U-20フットサル選手権直前の怪我で離脱を余儀なくされましたが、チームはアジアでチャンピオンになりました。彼はそのチームのメンバーの一員だったはずのタレントです。その選手が昨シーズン、チームの中で存在感を持って活躍をし、いいシーズンを過ごしました。ピヴォにも競争環境はあると認識していますが、私は以前から、一定のゾーンでせめぎ合っている選手がいるならば若い選手に経験の余地を与えたい、と思っています。それに従い、今回彼はポジションを勝ち取ったという位置づけで招集をしました」
今回の招集メンバーは以下のとおり
GK
ピレス イゴール(ペスカドーラ町田)
関口優志(名古屋オーシャンズ)
矢澤大夢(バサジィ大分)
FP
星翔太(名古屋オーシャンズ)
西谷良介(名古屋オーシャンズ)
皆本晃(立川・府中アスレティックFC)
星龍太(名古屋オーシャンズ)
仁部屋和弘(バサジィ大分)
安藤良平(名古屋オーシャンズ)
吉川智貴(名古屋オーシャンズ)※負傷離脱→石田健太郎(バルドラール浦安)追加招集
オリベイラ アルトゥール(名古屋オーシャンズ)※初招集
森村孝志(フウガドールすみだ)
室田祐希(ペスカドーラ町田)
加藤未渚実(シュライカー大阪)
八木聖人(名古屋オーシャンズ)
長坂拓海(バルドラール浦安)※初招集
平田ネト アントニオ マサノリ(名古屋オーシャンズ)
内田隼太(立川・府中アスレティックFC)
毛利元亮(ペスカドーラ町田)※初招集
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