母国をW杯出場に近付けたベイル、メディアを非難「本当のパラサイトが誰なのか…」
サッカーキング2022年3月26日(土)10時27分
ベイルがメディアの報道に反撃 [写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属するウェールズ代表FWギャレス・ベイルが、自身のことを批判したスペイン紙『マルカ』およびイギリス紙『デイリー・メール』を非難した。
24日に行われたFIFAワールドカップカタール2022欧州予選プレーオフのパスA準決勝・オーストリア代表戦に臨んだベイルは、前半と後半に1点ずつを奪い、チームの2-1の勝利に貢献。6月に行われる予定の決勝では、実に64年ぶりの本大会出場を懸けてスコットランド代表とウクライナ代表の勝者と対戦する。
2ゴールの活躍で母国をワールドカップ本大会出場に近付けたベイルだが、メディアからは多くの批判を浴びていた。所属するレアル・マドリードがバルセロナと対戦した20日のラ・リーガ第29節“エル・クラシコ”でベイルはメンバー外だったが、その後に合流したウェールズ代表ではトレーニングウェアを着て笑顔を見せていたことで、『マルカ』は「彼はもう痛みがないようだ」と見出しを打ち、ベイルを批判。また、同紙は「ベイルは怪物にだってなれる。自分が望んだときには」と記し、負傷を理由に離脱を繰り返すベイルをクラブから金だけをむしり取る「寄生虫」だと断罪した。
これに対し、ベイルは26日に自身のTwitterを更新し、以下のように反論した。
「マルカによる中傷的、軽蔑的、推測的なジャーナリズムに、デイリーメールが光を当てている」
「メディアの冷淡さと容赦のなさのために、人々が自らの命を絶つことすらある昨今、僕は、こういったジャーナリストや、彼らにこのような記事を書かせる報道機関の責任を誰が取るのか知りたい」
「幸いにも、僕はマスコミの注目を浴びているうちに面の皮が厚くなったけど、だからといって、このような悪意のある記事が対象者のプライベート面や仕事面に損害や動揺を与えないとは限らない」
「僕は、メディアが人々の精神的、肉体的な健康に与える影響を目の当たりにしてきた。マスコミはプロスポーツ選手の超人的なパフォーマンスを期待し、彼らが成功すれば真っ先に祝福する。でも、選手がちょっとしたヒューマンエラーを見せたときには同情するどころかボロボロになるまで叩き、ファンの怒りと失望を誘うんだ」
「アスリートにとって日々のプレッシャーは計り知れないものであり、メディアのネガティブな注目が、すでにストレスを抱えていたり、世間の注目を浴びているアスリートたちを簡単に追い込んでしまうことは火を見るよりも明らかだ。子どもたちがニュースを理解できる年齢になるまで、ジャーナリズムの倫理と基準がより厳しく適用されることを望む」
「だからこそ、僕は自分のプラットフォームを使って、公に語られ、批判される人々のあり方に変化をもたらしたい。本当のパラサイトが誰なのか、みんな知っている!」
24日に行われたFIFAワールドカップカタール2022欧州予選プレーオフのパスA準決勝・オーストリア代表戦に臨んだベイルは、前半と後半に1点ずつを奪い、チームの2-1の勝利に貢献。6月に行われる予定の決勝では、実に64年ぶりの本大会出場を懸けてスコットランド代表とウクライナ代表の勝者と対戦する。
2ゴールの活躍で母国をワールドカップ本大会出場に近付けたベイルだが、メディアからは多くの批判を浴びていた。所属するレアル・マドリードがバルセロナと対戦した20日のラ・リーガ第29節“エル・クラシコ”でベイルはメンバー外だったが、その後に合流したウェールズ代表ではトレーニングウェアを着て笑顔を見せていたことで、『マルカ』は「彼はもう痛みがないようだ」と見出しを打ち、ベイルを批判。また、同紙は「ベイルは怪物にだってなれる。自分が望んだときには」と記し、負傷を理由に離脱を繰り返すベイルをクラブから金だけをむしり取る「寄生虫」だと断罪した。
これに対し、ベイルは26日に自身のTwitterを更新し、以下のように反論した。
「マルカによる中傷的、軽蔑的、推測的なジャーナリズムに、デイリーメールが光を当てている」
「メディアの冷淡さと容赦のなさのために、人々が自らの命を絶つことすらある昨今、僕は、こういったジャーナリストや、彼らにこのような記事を書かせる報道機関の責任を誰が取るのか知りたい」
「幸いにも、僕はマスコミの注目を浴びているうちに面の皮が厚くなったけど、だからといって、このような悪意のある記事が対象者のプライベート面や仕事面に損害や動揺を与えないとは限らない」
「僕は、メディアが人々の精神的、肉体的な健康に与える影響を目の当たりにしてきた。マスコミはプロスポーツ選手の超人的なパフォーマンスを期待し、彼らが成功すれば真っ先に祝福する。でも、選手がちょっとしたヒューマンエラーを見せたときには同情するどころかボロボロになるまで叩き、ファンの怒りと失望を誘うんだ」
「アスリートにとって日々のプレッシャーは計り知れないものであり、メディアのネガティブな注目が、すでにストレスを抱えていたり、世間の注目を浴びているアスリートたちを簡単に追い込んでしまうことは火を見るよりも明らかだ。子どもたちがニュースを理解できる年齢になるまで、ジャーナリズムの倫理と基準がより厳しく適用されることを望む」
「だからこそ、僕は自分のプラットフォームを使って、公に語られ、批判される人々のあり方に変化をもたらしたい。本当のパラサイトが誰なのか、みんな知っている!」
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