知ってるようで知らないマスターズ豆知識「ダブルイーグルの目撃者はたったの50人足らずだった」
サラゼンのダブルイーグル絵画(オーガスタ歴史博物館より)撮影/三田村昌鳳
いよいよ4月11日(木)からオーガスタナショナルGC(米国・ジョージア州)で、マスターズが始まる。2021年大会で日本人初優勝を果たした松山英樹の活躍も気になるところだが、マスターズといえばコースや歴史など、さまざまな逸話が存在する。そこで知っているだけでテレビ観戦がさらに面白くなり、ゴルフ仲間にも自慢できる豆知識を紹介しよう。
●ダブルイーグルの目撃者はたったの50人足らず
「これまで何万人という人に『あのダブルイーグルはすごかった』と言われたよ。でも、目撃したギャラリーは50人足らずだった。ただうれしかったのは、そのひとりにボビー・ジョーンズがいたこと。彼はものすごく喜んでくれた」と話したのは1935 年の勝者ジーン・サラゼンだ。
●唯一バンカーのない14番ホール
1978年トム・ワトソンは、第3打手前からのアプローチを2メートルにつけ、そこから3パットでゲーリー・プレーヤーに敗れた。ポテトチップ型の難しいグリーンとその周辺のデザインが秀逸で、バンカーすらいらないのだ。
●セベのこの攻め方は規格外!
1980年最終日、セベ・バレステロスは17番の第1打を左に引っかけて7番グリーン手前のラフへ。しかし、なんと林を超えて見事にグリーン・オンしてパー。テレビで見ていたジャック・ニクラスは「なんてことだ。私のゴルフの範疇を越えている。信じられない」と呟いた。そのニクラスも、過去にボビー・ジョーンズから同じことを言われていた。
解説・三田村昌鳳
みたむら・しょうほう/ゴルフジャーナリスト。1949年生まれ、神奈川県出身。74年以来、40回以上マスターズを取材。95年米国スポーツライター・ホールオブフェイム、96年第1回ジョニーウォーカー・ゴルフジャーナリスト賞優秀記事賞など受賞。日蓮宗の僧侶として自坊の住職も兼ねる
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●同伴者と6時間近く一緒に過ごすゴルフでは、空気を読まないといけないシーンが多数存在する。アナタに非がなくても相手の地雷を踏んでしまう可能性も……。関連記事【同伴者のスカートの中が見えそう!「こんなとき、どうする?」】
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