知ってるようで知らないマスターズ豆知識「グリーンジャケットに初めて袖を通したのは誰?」
2021年大会、松山英樹が日本人で初めてグリーンジャケットに袖を通した(撮影:GettyImages)
いよいよ4月11日(木)からオーガスタナショナルGC(米国・ジョージア州)で、マスターズが始まる。2021年大会で日本人初優勝を果たした松山英樹の活躍も気になるところだが、マスターズといえばコースや歴史など、さまざまな逸話が存在する。そこで知っているだけでテレビ観戦がさらに面白くなり、ゴルフ仲間にも自慢できる豆知識を紹介しよう。
●グリーンジャケットに初めて袖を通したのは誰?
グリーンジャケットはオーガスタナショナルのメンバーのユニフォーム。「今日から貴方も名誉メンバーですよ」と勝者に贈られる。チャンピオンで初めて袖を通したのは1949年のサム・スニード。現在はサヴィル・ロウのテーラー、ヘンリープール製で、ケリーグリーンというマスターズカラーが使われ、胸ポケットにオーガスタナショナル・ゴルフクラブのエンブレムがあしらわれている。
●マニキュアを塗ったような…という形容はいつから?
テレビ中継開始は1956年。誰もが驚嘆したのは、美し過ぎるオーガスタの森だった。15、16番は特に池に映る風景が絶妙でゴルフファンを魅了。カラー放映されてからはさらに人気が上昇し、マニキュアを塗ったようなコースと形容された。ちなみにラジオ中継は第1回から行われている。
解説・三田村昌鳳
みたむら・しょうほう/ゴルフジャーナリスト。1949年生まれ、神奈川県出身。74年以来、40回以上マスターズを取材。95年米国スポーツライター・ホールオブフェイム、96年第1回ジョニーウォーカー・ゴルフジャーナリスト賞優秀記事賞など受賞。日蓮宗の僧侶として自坊の住職も兼ねる
◇ ◇ ◇
●同伴者と6時間近く一緒に過ごすゴルフでは、空気を読まないといけないシーンが多数存在する。アナタに非がなくても相手の地雷を踏んでしまう可能性も……。関連記事【同伴者のスカートの中が見えそう!「こんなとき、どうする?」】
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