【仙台vs横浜FMプレビュー】6連敗中の仙台と6試合負けなしの横浜FM…対照的な状況の2チームが激突
サッカーキング2021年4月10日(土)1時33分
[写真]=宮地輝、金田慎平
■ベガルタ仙台 成長著しい若手&古巣対決に臨むFWは起爆剤となれるか
【プラス材料】
開幕から未勝利のためプラス材料に乏しいが、それでもこの状況をなんとかしようと奮闘し、成長している若手選手がいる。彼らの存在がチームを勝利に近づけるプラス材料となり得るだろう。
特に前節の徳島ヴォルティス戦でリーグ戦初先発を果たしたMF加藤千尋は面白い存在で、遠目からでも積極的に鋭いシュートを狙う。攻撃陣との連係も良い。加藤やサイドバックのDF真瀬拓海のように、出場を重ねる若手選手が結果を出せれば一気に勢いがつくはずだ。
また、この横浜F・マリノス戦が古巣対決となるFWマルティノスにも期待したい。ここまでなかなかチームの中で得意の突破力を生かせずイライラする場面が目立ったが、前節を休んだことでコンディション万全の状態で戦えるのは好材料。チームを救えるか。
【マイナス材料】
毎回のようにマイナス材料の筆頭となるのが、今季まだ勝てていないという重い事実。公式戦未勝利で、リーグ戦は6連敗中。ホームでは2019年のJ1第33節以来勝利がない。負けが重なるうちにプレッシャーは増すが、なんとかトンネルを抜け出さなければいけない。
横浜FMとの相性の悪さも気がかりだ。リーグ戦では2016年のJ1開幕節を最後に白星がない。カップ戦でも勝ったのは2018年のJリーグYBCルヴァンカップ第5節と天皇杯のラウンド16が最後。悪い流れを断ちきりたい。
また、守備面での不安要素が多い。リーグ戦では2試合続けてセットプレーから失点しており、修正が望まれる。さらに、ルーキーながら開幕から出場を続けていたセンターバックのDFアピアタウィア久が累積警告で出場停止。代わりに出る選手の奮闘が必要だ。
文:totoONE編集部
■横浜F・マリノス 最少得点続く攻撃面が気がかり。得点力の復活に期待したい
【プラス材料】
開幕節の川崎フロンターレ戦は0-2で黒星を喫したが、第2節以降は4勝2分と堅実に勝ち点を積み上げてきた。前節のセレッソ大阪戦は相手の堅い守備に手を焼いたが、終盤に途中出場のFWオナイウ阿道が今季2点目となるゴールを決めてチームに1-0の勝利をもたらした。
負けていない6試合はすべての試合で得点が生まれており、さらにC大阪戦で早くも今季3度目の完封試合を達成。少しずつ守備が安定してきたことは明るい材料と言えるだろう。攻撃陣は前出のオナイウのほかに、FW前田大然がここまで6得点を挙げて好調を維持。左ウイングのFWエウベルもリズミカルなドリブル突破でチャンスメイクに貢献している。
攻守がかみ合ってきたのはポジティブな要素だろう。
【マイナス材料】
3月27日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ第2節のサンフレッチェ広島戦で負傷したFWマルコス・ジュニオールが最近のリーグ戦2試合を欠場。7日に左下肢大腿直筋筋断裂で全治3週間の見込みと、チームが診断結果を発表したことから今節も欠場濃厚だろう。攻撃の柱が3試合連続で不在となれば、チームにとって大きな痛手だ。
その他では安定した球出しが武器のDFティーラトンも負傷離脱しており、DF小池龍太やDF高野遼がターンオーバーで代役を務めている。左サイドバックのレギュラーを欠いているダメージは少なからずあり、出場している選手のさらなる奮起が求められる。
また、チームとして最近の3試合はいずれも1得点ずつしか奪えていない。自慢の攻撃力を復活させる意味でも、複数得点での勝利が欲しいところだ。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
開幕から未勝利のためプラス材料に乏しいが、それでもこの状況をなんとかしようと奮闘し、成長している若手選手がいる。彼らの存在がチームを勝利に近づけるプラス材料となり得るだろう。
特に前節の徳島ヴォルティス戦でリーグ戦初先発を果たしたMF加藤千尋は面白い存在で、遠目からでも積極的に鋭いシュートを狙う。攻撃陣との連係も良い。加藤やサイドバックのDF真瀬拓海のように、出場を重ねる若手選手が結果を出せれば一気に勢いがつくはずだ。
また、この横浜F・マリノス戦が古巣対決となるFWマルティノスにも期待したい。ここまでなかなかチームの中で得意の突破力を生かせずイライラする場面が目立ったが、前節を休んだことでコンディション万全の状態で戦えるのは好材料。チームを救えるか。
【マイナス材料】
毎回のようにマイナス材料の筆頭となるのが、今季まだ勝てていないという重い事実。公式戦未勝利で、リーグ戦は6連敗中。ホームでは2019年のJ1第33節以来勝利がない。負けが重なるうちにプレッシャーは増すが、なんとかトンネルを抜け出さなければいけない。
横浜FMとの相性の悪さも気がかりだ。リーグ戦では2016年のJ1開幕節を最後に白星がない。カップ戦でも勝ったのは2018年のJリーグYBCルヴァンカップ第5節と天皇杯のラウンド16が最後。悪い流れを断ちきりたい。
また、守備面での不安要素が多い。リーグ戦では2試合続けてセットプレーから失点しており、修正が望まれる。さらに、ルーキーながら開幕から出場を続けていたセンターバックのDFアピアタウィア久が累積警告で出場停止。代わりに出る選手の奮闘が必要だ。
文:totoONE編集部
■横浜F・マリノス 最少得点続く攻撃面が気がかり。得点力の復活に期待したい
【プラス材料】
開幕節の川崎フロンターレ戦は0-2で黒星を喫したが、第2節以降は4勝2分と堅実に勝ち点を積み上げてきた。前節のセレッソ大阪戦は相手の堅い守備に手を焼いたが、終盤に途中出場のFWオナイウ阿道が今季2点目となるゴールを決めてチームに1-0の勝利をもたらした。
負けていない6試合はすべての試合で得点が生まれており、さらにC大阪戦で早くも今季3度目の完封試合を達成。少しずつ守備が安定してきたことは明るい材料と言えるだろう。攻撃陣は前出のオナイウのほかに、FW前田大然がここまで6得点を挙げて好調を維持。左ウイングのFWエウベルもリズミカルなドリブル突破でチャンスメイクに貢献している。
攻守がかみ合ってきたのはポジティブな要素だろう。
【マイナス材料】
3月27日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ第2節のサンフレッチェ広島戦で負傷したFWマルコス・ジュニオールが最近のリーグ戦2試合を欠場。7日に左下肢大腿直筋筋断裂で全治3週間の見込みと、チームが診断結果を発表したことから今節も欠場濃厚だろう。攻撃の柱が3試合連続で不在となれば、チームにとって大きな痛手だ。
その他では安定した球出しが武器のDFティーラトンも負傷離脱しており、DF小池龍太やDF高野遼がターンオーバーで代役を務めている。左サイドバックのレギュラーを欠いているダメージは少なからずあり、出場している選手のさらなる奮起が求められる。
また、チームとして最近の3試合はいずれも1得点ずつしか奪えていない。自慢の攻撃力を復活させる意味でも、複数得点での勝利が欲しいところだ。
文:totoONE編集部
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