2024年最初の勝者は? スーパーGT第1戦岡山のGT500ウイナー&PPを編集担当スタッフがガチ予想
3月の終わりから東京と鈴鹿にて、2週連続でフォーミュラカーの世界選手権が行われてきましたが、今週末は日本一、いいえ世界一速い箱車レースシリーズが岡山で開幕戦を迎えます。ここでは4月13〜14日に岡山国際サーキットで開催される、2024年スーパーGT第1戦のGT500クラス予選ポールポジション(PP)と決勝レースのウイナーを、オートスポーツweb編集スタッフがズバリ予想。2度の公式テストがいずれも雨絡みの天気だってのに対し、今週末は文句なしの晴れとなる見込みで正直、読みにくい状況ですが、そんなときこそ長年の経験と勘が役に立つ(はず)。個人的な希望を極力排しつつ(たぶん)、走る前からガチで当てに行きます!
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●ハルロウ(GT取材デビューから、かれこれ16年目。ワカテに置いていかれないようにガンバリマス)のウイナー予想
◎本命:#36 au TOM’S GR Supra
〇対抗:#14 ENEOS X PRIME GR Supra
△大穴:#100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT
PP予想:#23 MOTUL AUTECH Z
公式テストのリザルトだけでなく、さまざまなチーム関係者の声を総合判断して、今年のGRスープラの評判は高い。特に36号車au TOM’S GR Supraと14号車ENEOS X PRIME GR Supraの2台が抜けていることからも、スープラと相性の良い岡山ではいつか見たことのある、2台による一騎打ちと予想。新しくチームに加入した36号車の山下健太、そして14号車の福住仁嶺のパフォーマンスも楽しみだ。
実際のところはわからないが、オフのパフォーマンスを見る限り、この2台と比べて、他のGRスープラ勢との差が大きいように見えることから、表彰台を争うのは100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GTと23号車MOTUL AUTECH Zと予想。100号車は山本尚貴、そして牧野任祐のふたりはレースではひさびさの2ショットとなるだけに、ふたりにとっての復帰戦でいい戦いを見せたいところだ。
ただ、今週末の岡山は過去の岡山での開幕戦の中でもトップクラスで暖かいコンディションになる模様。持ち込みタイヤのセット数が1セット減った今季のスーパーGTで、いきなり各チームは試練を迎えることになりそうだ。
●ゴトー(岡山現地は日中半袖でOK。寒暖差が激しいので羽織るものをお忘れずに)のウイナー予想
◎本命:#14 ENEOS X PRIME GR Supra
〇対抗:#36 au TOM’S GR Supra
△大穴:#3 Niterra MOTUL Z
PP予想:#36 au TOM’S GR Supra
2024年もスーパーGTの開幕戦がいよいよ始まります。このガチ? 予想企画の需要が気になるところですが、こちらも今シーズン開幕でございます。今回は開幕戦ということでサクセスウエイトなしのガチ勝負ですが、天候が例年とは異なり、金曜日時点の予報では予選日が最高24度、決勝日が最高25度と、かなりの暑さになりそう。
このことを踏まえながら考えると、ブリヂストンタイヤを履くトヨタGRスープラが優勢だと思われます。昨年王者の36号車au TOM’S GR Supraは引き続き強力な布陣を敷いており、今年も有力候補ではありますが、自分的にはこの岡山で2021年、2022年優勝を飾り、シーズンオフテストでも好調の14号車ENEOS X PRIME GR Supraを本命に推薦します。
ニッサン/ニスモの3号車Niterra MOTUL Zと23号車MOTUL AUTECH Zも侮れない存在だと思いますが、新たに履くブリヂストンがこの暑さとどうマッチングするか気になるところ。ここはルーキー三宅淳詞への期待を込めて3号車を大穴に。ホンダファンはシビック・タイプR-GTのデビューウインに期待したいところですが、岡山では少し厳しそう……。ですが、シビックは最高速がかなり速いので、次戦富士が絶好のチャンスになるはず。
●V(今回がGT担当デビュー戦。お手柔らかにお願いいたします)のウイナー予想
◎本命:#3 Niterra MOTUL Z
〇対抗:#36 au TOM’S GR Supra
△大穴:#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
PP予想:#14 ENEOS X PRIME GR Supra
オフのテストから非常に調子が良いように見えるGRスープラ勢が開幕戦の優勝候補に挙げられることが多いなか、本命に3号車Niterra MOTUL Zを推します。前年のウイナーである23号車MOTUL AUTECH Zとともに、NISMO陣営はミシュランのGT500活動休止によりタイヤメーカーをスイッチしていることから、ブリヂストンとのマッチング具合が気になるところですが、そこは百戦錬磨のワークス部隊です。新たな武器をプラスの競争力に変えるものと見ます。
そうは言っても決して無視することができないのがGRスープラ勢。とくにチャンピオンカーの36号車au TOM’S GR Supraは宮田莉朋が抜けたところに山下健太が加わりラインアップは依然強力です。ゆえに最後まで本命とするかどうか迷いました。福住仁嶺が移籍してきた14号車ENEOS X PRIME GR Supraの存在も、いい意味で頭を悩ませる存在に。一方、岡山がデビュー戦となるホンダ・シビック・タイプR-GT勢は、優勝を争う力を備えるのにもう少し時間を要すると見ています。
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