いよいよ2022年スーパーGT開幕戦。編集スタッフがガチ予想する第1戦岡山GT500ウイナー&ポールポジション
2022年シーズンのスーパーGT開幕戦岡山の予選PPとウイナーを、オートスポーツweb編集スタッフがズバリ予想。公式テストから大きくコンディションが異なる今週末は予測ができないが、そんな時こそ長年の経験と勘が役に立つ(はず)。個人的な希望を極力排しつつ(たぶん)、走る前からガチで当てに行きます!
●カワノ(GT現場経験3年目。たぶん若手と呼ばれる部類)のウイナー予想
◎本命:#36 au TOM’S GR Supra
〇対抗:#17 Astemo NSX-GT
△大穴:#3 CRAFTSPORTS MOTUL Z&#23 MOTUL AUTECH Z
PP予想:#36 au TOM’S GR Supra
第1戦の舞台、岡山国際サーキットはコーナリング性能に秀でた車両が得意とされるコースですが、2021年はストレートスピードに強みがあるトヨタGRスープラ勢がトップ4を独占しました。そして3月12〜13日にかけて行われた岡山公式テストでは36号車がセッション1で2日間通して最速タイムとなる1分18秒150をマーク。翌日のセッション3でも最速タイムをマークしているので、なかでも注目の存在です。GT500デビューレースを迎える36号車のジュリアーノ・アレジのデビューウインの可能性もあると考えています。
ただ、セッション2、ロングラン主体となったセッション4では17号車がトップでしたので、こちらも本命の1台です。また、もしウエットコンディションとなればミシュラン勢の3号車、23号車MOTUL AUTECH Zが富士公式テストに続いて好走を見せるかも……? と考えていますが、搬入日時点での予報では決勝はドライコンディションとなりそうです。
●GOTO(GT現場経験2年目。オートスポーツweb最年少組20代スタッフ)のウイナー予想
ウイナー予想
◎本命:#3 CRAFTSPORTS MOTUL Z
〇対抗:#14 ENEOS X PRIME GR Supra
△大穴:#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT
PP予想:#8 ARTA NSX-GT
開幕戦優勝&デビューウインを達成したいと思っているニッサン陣営、個人的にも新型マシンであるZを本命視したいです。全日本GT選手権(JGTC)時代となる2004年第1戦岡山のZ33投入時のデビューウイン再現を狙っているに違いありません。そのなかで3号車は千代勝正&高星明誠という若手ドライバーコンビに初優勝を挙げてもらいたいという超個人的な理由で今回の本命にさせて頂きました。対抗には2021年の開幕戦覇者で体制も変わらずの14号車を筆頭に、大穴にはドライバーの速さは間違いなく、あとはダンロップタイヤのマッチング次第で活躍が期待できる16号車と予想します。
ポールポジションの予想は非常に難しいですが、やはり一発の速さに定評があるホンダNSX-GT+安定と実績のブリヂストンタイヤという面で、ふたりのドライバーともに予選アタックの速さを持っている8号車が大本命と予想します。
●みずの(GT取材デビューから、かれこれ14年目。若者に負けないようにガンバリマス)のウイナー予想
◎本命:#14 ENEOS X PRIME GR Supra
〇対抗:#37 KeePer TOM’S GR Supra
△大穴:#12 カルソニック IMPUL Z
PP予想:#37 KeePer TOM’S GR Supra
ニッサンファン、そしてホンダファンのみなさまには申し訳ないですが、トヨタGRスープラ祭りになると予想。ニッサン新型Zは富士の直線で速かったが、この岡山ではそのメリットがどこまで活かせるか。そして、この時期の岡山ではどうしても実績面でブリヂストンタイヤの実績が際立ち、新型コロナの影響でフランスからミシュランタイヤが間に合わず、この春に岡山テストが一度キャンセルになっていることも気になる。
ホンダは予選の一発の速さと燃費の良さが昨年までの武器だったが、今年はライバル陣営も燃費を改善して差が縮まったと読む。雨になればダウンフォースが大きいNSXが優勢と見るが、今週末の土日はドライコンディションが濃厚なことがGRスープラ&ブリヂストンユーザーが鉄板。37号車の若手コンビの勢いも楽しみだが、もうすでに頭の中で日曜夕方に取り巻きの方々と笑顔で握手しているモリゾウさんの姿が見えるデジャブ感が恐ろしい。
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