中須賀、高橋巧のペースになじむのに「必死だった」/全日本ロード第2戦鈴鹿JSB1000レース2会見
全日本ロードレース選手権第2戦鈴鹿のJSB1000決勝レース2を終え、表彰台に登った中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、高橋巧(Team HRC)、野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)がレース2を振り返るとともに、次戦への意気込みを語った。
■中須賀克行/YAMAHA FACTORY RACING TEAM(レース2:優勝)
「ここ鈴鹿で連勝できて素直にうれしいです。今日のコンディションは昨日よりよかった訳ではなく、高橋巧選手のペースになじむのに必死でした。高橋選手のペースが途中で落ち着いたので、レース後半に向けて温存しているなと分かりましたが、それでも2分6秒台でした」
「今年は速い場所と遅い場所が高橋選手と似てきていて、2コーナーでチャレンジしたのですが、すぐに3コーナーで抜き返されました。やられたなと思いましたが、その後もお互いに余裕がないなかでのバトルになり、あとは周回遅れをどう絡んでいくかかが作戦でした」
「トップになってからも、ボードを見る余裕もなく、前だけを見て走っていたので、後ろとの差は確認できていませんでした。最後まで苦しかったけど、いいバトルができたし、連勝することができました。いい流れに乗って次戦のオートポリスにも挑めるのではないかと思います」
■高橋巧/Team HRC(レース2:2位)
「今日は序盤に自分でペースを作りたかったので、スタートを決めて引っ張ろうと思っていました。1周目の3コーナーで渡辺一馬選手に先行されましたが、無理矢理にダンロップコーナーの進入で抜き返しました」
「2分6秒前半のタイムで周回して、上位の台数を絞る作戦で、計画どおりにできました。しかし一歩二歩及ばず。離されてしまったけれど、去年から比べれば前進しているので、オートポリスではもっといい争いができるように頑張ります」
「今年のマシンに慣れてきたし、チームもしっかりとやってくれています。自分としては(中須賀選手と)真っ向勝負がしたかったので、序盤に全力で走って台数を絞りました。当然悔しいですが、次に向けていい形で追われたかなと思います。もっと(中須賀選手を)苦しめたいです」
■渡辺一馬/Kawasaki Team GREEN(レース2:3位)
「まずはこうやって表彰台に上がれるバイクを用意してくれたチームとカワサキに感謝しています。自分は周りのライバルよりもやわらかいリヤタイヤを選択していたので、序盤はアドバンテージがあると思っていました。昨日は温存を考えてペースを抑えたことで表彰台を逃したので、その反省を生かし、今日はとにかく1週目から飛ばしました。でも、高橋選手と中須賀選手はそれよりもされに速いペースで逃げられてしまいました」
「現状では実力を出し切ったレースになりました。悔しさはありますが、何が足りなかったのかをしっかり反省し、鈴鹿8耐に向けても取り組みたいです」
「まだ課題はありますが、確実に前進しているし、トップとの距離は縮まってきていると思います。トップの背中をキャッチできるように努力を続けたいです」
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