FA杯準決勝で65年ぶりのハットトリック！　マフレズ「本当に嬉しい」

　マンチェスター・Cに所属するアルジェリア代表FWリヤド・マフレズが、FA決勝進出に喜びを語った。22日、クラブ公式サイトが伝えている。

　FAカップ準決勝が22日に行われ、マンチェスター・Cはシェフィールド・U（2部）と対戦。43分にマフレズのPK弾で先制すると、61分にはドリブル突破からマフレズが追加点をマーク。さらに66分にはジャック・グリーリッシュのパスからマフレズが流し込み、リードを広げた。このまま試合は終了し、3－0で勝利を収めたマンチェスター・Cが4シーズンぶりの決勝進出を果たした。

　FAカップ決勝進出に大きく貢献したマフレズは、『ウェンブリー・スタジアム』でハットトリックを達成したマンチェスター・C史上初の選手に。また、FAカップ準決勝の舞台でハットトリックを達成したのは、1958年に元マンチェスター・Uのアレックス・ドーソン氏が記録して以来、65年ぶりのことになったという。

　試合後、イングランドに来る前にFAカップの重要性について知っていたかと聞かれたマフレズは「フランスとアルジェリアの人間だから知らなかった」と明かした一方で、「僕はもうここ（イングランド）に9年いるのでFAカップがどれほど重要かは知っている。それは僕にとっても僕たちにとっても重要なものになったので、そこ（決勝）に到達することに貢献できて本当に嬉しく思っている」と喜びを語った。

　また、4シーズンぶりの決勝進出にマフレズは「今日はいいパフォーマンスを見せて、試合に勝つことを目標としていた。過去3年間、僕たちは準決勝まで来てたけど、負けてしまっていた。だから、今年は確実に突破したいと思っていた。そして、僕たちはいい試合、本当に堅実な試合ができたと思うし、決勝進出に値していると思う」と手応えを口にした。