「いつでもゲームを変えることができる」大谷翔平が指揮官の信頼に応える特大6号！ 得点圏での打席について話し合いも

　ドジャースの大谷翔平が現地時間4月23日（日本時間24日）、敵地・ナショナルズパークでのナショナルズ戦に「2番・DH」で出場し、4打数1安打1打点で今季6本目となる特大のソロを右翼2階席へ放った。

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　9回先頭で打席に立った大谷は、カウント1-0からマット・バーンズの2球目スプリットを捉えると、打球は右翼の2階席へと消えていった。打球速度は118マイル（約191キロ）で、飛距離は今季最長となる450フィート（約137メートル）だった。

　大谷の打率はこれで.364、6本塁打、14打点、OPSは1.107となり、試合終了時点では打率とOPSともに両リーグトップに立った。

　大活躍の大谷だが、唯一気がかりなのが、これまでも指摘され続けている得点圏打率だ。『AP通信』は、デーブ・ロバーツ監督が大谷と得点圏に走者を置いた場面でのボールの見極めについて話し合いを行ったと伝えている。

　それによれば「彼がバットを振ればいつでもゲームを変えることができる。今はストライクゾーンの見極めができれば、彼はさらに怖くなってくる」とロバーツ監督が語ったという。

　この日も、5回の第3打席、二死二塁の場面では中飛に打ち取られてしまい、得点圏打率は23打数3安打の「.130」と苦戦を強いられているだけに、チャンスで結果を残したいところだ。

　それでも、ロバーツ監督が「いつでもゲームを変えることができる」と口にしたように、大谷への信頼は揺るがない。この日、特大の一発で球場の空気を一変させ、終盤の緊迫した展開から優位に進めたのは間違いなく大谷だった。

　指揮官の期待に応える見事な一発で、チームは4-1と勝利。大谷はこれからもチームとファンの思いに応え続ける。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]