来るぞ、巨人が!今季2度目の3連勝と勢いに乗るチームで合流待たれるもう一人の「ロマン砲」
スケールの大きい打撃が期待されている広岡(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人は伝統の一戦となる26日の阪神戦(甲子園)に8−4と勝利。今季2度目の3連勝、低迷に苦しんでいたチームに光が差し始めた。
先発はエース・戸郷翔征。いつも通りテンポ良く投げ込み、4回まで1安打投球と試合を作ったが、5回に佐藤輝明に一発を浴びるなど、5連打で4失点。それでもその後は持ち直し、7回途中まで投げ6安打4失点で3勝目をあげた。
【動画】待ってた、チョーさん!8回に代打で登場、長野がダメ押しとなる1号3ランを放った場面
この日は打線も奮起した。初回に4番・岡本和真の適時打が飛び出すと3回にも集中打を浴びせ、4得点、天敵の西勇輝攻略に成功した。1点差に迫られた8回には代打で出た長野久義が1号3ランを放ち、再び突き放した。
一方、これで今季2度目の3連勝と上昇気流をつかんだ裏には若い力の貢献も大きい。「8番・左翼」で先発出場、3試合連続スタメンとなった秋広優人は3戦連続安打をマークするなど、アピールを続けている。
チームにはさらなる「ロマン砲」の存在も控える。現在、イースタン・リーグで首位打者となっているのは広岡大志(打率・345)、同2位の菊田拡和(打率・344=ともに26日現在)と2人の大砲候補が好調をキープしている。
広岡は昨年1軍で28試合に出場するも打率・180、4打点と低迷。8月にはわずか1打席で抹消される悔しさも味わった。菊田も豪快な打撃が売りのロマン砲。ともに大久保打撃チーフコーチが本格覚醒を確信する逸材とあって、早期の1軍合流が期待されている。
常勝軍団においては、育成と勝利の両立が求められる。苦しみながら、少しずつ戦う形が見えてきたチームでは今後も若い力を取り入れつつ、前に進んでいく。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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