ヤマハふたり揃ってロングラップペナルティも、猛烈な追い上げで挽回/第4戦スペインGP決勝
4月30日、2023年MotoGP第4戦スペインGP MotoGPクラスの決勝がスペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのファビオ・クアルタラロは10位、フランコ・モルビデリは11位で終えている。
決勝レースは前日のスプリント同様、オープニングラップでアクシデントが起こった。スタート直後の2コーナーでクアルタラロがマルコ・ベゼッチ(ムーニーVR46レーシング・チーム)とミゲール・オリベイラ(クリプトデータRNF・MotoGPチーム)に接触して赤旗中断となる。
1周減算の24周で再スタートが切られた決勝レース、クアルタラロはセカンドマシンでグリッドに着くことが出来、スタートで11番手に浮上する。しかし、オープニングラップの転倒に対してロングラップペナルティを課されたため、4周目で消化するも、履行時のライン取りが不正であったと判断され、2度目のロングラップペナルティで16番手へ後退する。
そのあと猛プッシュで追い上げるクアルタラロは、次々にパスしていき、さらに前方での転倒もあり、10位まで挽回してチェッカーを受けた。モルビデリも、スプリントでのアクシデントに対してロングラップペナルティを課せられていた。そのため消化後は18番手まで後退したが、クアルタラロの後方で次々にパスしていき、11位まで追い上げてフィニッシュした。
■ファビオ・クアルタラロ(決勝:10位)
「1度目のスタート直後、オーバーテイクを狙っていたわけではなく、ただコーナーを無事に抜けようとしていただけだったんだ。しかし右にベゼッチ選手、左にオリベイラ選手がいて、ふたりのマシンに接触してしまった」
「でも、それはただスペースがなかったからなんだ。僕たちからすれば、ただベストを尽くそうとしていただけなので、ペナルティを与えられる理由はなかったように思う。でもペース自体は良かったよ」
■フランコ・モルビデリ(決勝:11位)
「クレイジーなスタートだった。僕たちはそろそろ、このことについて真剣に考え始める必要があると思う。今日もまたレッドフラッグが出され、またも恐怖と危険な瞬間があったのだから。それでも最終的にすべてがうまくいけば、イベントとして成立するんだ。なので今、解決方法を探し始めなければならないね」
「僕は最初のふたつのコーナーを無傷で終えたあと、ようやく自分のレースに取り掛かり、前のグループを追って行った。でもレース序盤は本当にひどい混乱だったよ。ロングラップペナルティを終えたあとは何台かパスすることもできた」
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