C大阪が磐田下して今季ホーム初白星!…毎熊晟矢が2発、退場者出し1点返されるも逃げ切る
サッカーキング2022年5月6日(金)21時3分
毎熊晟矢の2発でC大阪が勝利した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
明治安田生命J1リーグ第12節が6日に行われ、セレッソ大阪とジュビロ磐田が対戦した。
今季ホーム初白星を目指すC大阪と、今季3勝目を目指す磐田が、フライデーナイトJリーグで対決。アウェイの磐田は22分、左サイドから松本昌也が右足でクロスを送り、ジャーメイン良が頭ですらしたが、シュートはわずかに枠を外れた。
C大阪は27分に絶好機が到来。毎熊晟矢が右からグラウンダークロスを送り、ペナルティエリア左の清武弘嗣が受け取る。清武が相手を引きつけて中央に折り返すと、原川力が押し込もうとしたが、相手DFのブロックに遭う。
試合の均衡が破れたのは32分、C大阪がコーナーキックの2次攻撃で先制に成功する。右から清武が左足でクロスを供給。マテイ・ヨニッチが頭で合わせたボールがペナルティエリア左に流れると、反応した西尾隆矢は浮き球で折り返す。ゴール前の毎熊が頭で合わせてネットを揺らした。
さらに40分、C大阪がリードを広げる。右からブルーノ・メンデスがグラウンダーで折り返すと、中央のジェアン・パトリッキがスルーし、ファーの清武にボールが渡る。グラウンダーで折り返すと、ゴール前の毎熊が押し込んだ。
2点ビハインドで折り返した磐田は、ハーフタイムに2枚替えを行いシステムを変更。投入されたファビアン・ゴンザレスが、55分に決定機を迎える。スルーパスに抜け出した大津祐樹が右サイドからグラウンダーで折り返し、ボックス中央でF・ゴンザレスがボールを収める。前を向き右足を振り抜いたが、シュートは相手GKキム・ジンヒョンに防がれた。
74分、C大阪に退場者が出る。為田大貴が小川大貴からボールを奪おうとしたものの、完全にレイトタックルとなってスパイクの裏で踏んづけてしまう。荒木友輔主審は当初イエローカードを為田に提示していたが、オンフィールドレビューで映像を確認してカードの色を赤に変更。同選手は一発退場となった。一方、小川は足首をひねってプレー続行不可能となり、吉長真優との交代でピッチを後にした。
数的有利となった磐田は、79分に1点を返す。大森晃太郎が前方に浮き球を放り込み、吉長がボールを収めてペナルティエリア左にボールを送る。反応したF・ゴンザレスが右足ダイレクトで合わせ、ゴール右下に流し込んだ。
試合終盤、C大阪にアクシデントが発生する。GKキム・ジンヒョンが空中のボールをキャッチした際に大津と接触し、受け身がうまく取れずに地面に落下する。同選手はメディカルスタッフの治療を受けて一度はプレーを再開したが、フリーキックを蹴った直後にふたたび座り込んでプレーを中断。C大阪はすでに5枚の交代枠を使い切っていたが、脳震とうの疑いがあるとして追加の交代枠が認められ、清水圭介が投入された。
パワープレーを仕掛ける磐田は後半アディショナルタイム10分、クロスに鈴木雄斗が頭で合わせるが、シュートは相手GK清水にキャッチされる。磐田の猛攻は及ばず、C大阪が逃げ切りに成功して試合は終了した。
C大阪は4試合ぶりの勝利で今季ホーム初白星、磐田は2連敗となった。次節は14日に行われ、C大阪はアウェイで名古屋グランパス、磐田はホームでFC東京と対戦する。
【スコア】
セレッソ大阪 2-1 ジュビロ磐田
【得点者】
1-0 32分 毎熊晟矢(C大阪)
2-0 40分 毎熊晟矢(C大阪)
2-1 79分 ファビアン・ゴンザレス(磐田)
【スターティングメンバー】
C大阪(4-2-3-1)
キム・ジンヒョン(90+5分 清水圭介);松田陸、マテイ・ヨニッチ、西尾隆矢、山中亮輔;奥埜博亮、原川力;毎熊晟矢(62分 中原輝)、清武弘嗣(62分 山田寛人)、ジェアン・パトリッキ(62分 為田大貴 ※74分退場)、ブルーノ・メンデス(66分 アダム・タガート)
磐田(3-4-2-1)
アレクセイ・コシェレフ;山本義道、大井健太郎(46分 ファビアン・ゴンザレス)、伊藤槙人;鈴木雄斗、山本康裕、遠藤保仁、松本昌也(88分 リカルド・グラッサ);金子翔太(46分 大森晃太郎)、ジャーメイン良(66分 小川大貴、75分 吉長真優);大津祐樹
今季ホーム初白星を目指すC大阪と、今季3勝目を目指す磐田が、フライデーナイトJリーグで対決。アウェイの磐田は22分、左サイドから松本昌也が右足でクロスを送り、ジャーメイン良が頭ですらしたが、シュートはわずかに枠を外れた。
C大阪は27分に絶好機が到来。毎熊晟矢が右からグラウンダークロスを送り、ペナルティエリア左の清武弘嗣が受け取る。清武が相手を引きつけて中央に折り返すと、原川力が押し込もうとしたが、相手DFのブロックに遭う。
試合の均衡が破れたのは32分、C大阪がコーナーキックの2次攻撃で先制に成功する。右から清武が左足でクロスを供給。マテイ・ヨニッチが頭で合わせたボールがペナルティエリア左に流れると、反応した西尾隆矢は浮き球で折り返す。ゴール前の毎熊が頭で合わせてネットを揺らした。
さらに40分、C大阪がリードを広げる。右からブルーノ・メンデスがグラウンダーで折り返すと、中央のジェアン・パトリッキがスルーし、ファーの清武にボールが渡る。グラウンダーで折り返すと、ゴール前の毎熊が押し込んだ。
2点ビハインドで折り返した磐田は、ハーフタイムに2枚替えを行いシステムを変更。投入されたファビアン・ゴンザレスが、55分に決定機を迎える。スルーパスに抜け出した大津祐樹が右サイドからグラウンダーで折り返し、ボックス中央でF・ゴンザレスがボールを収める。前を向き右足を振り抜いたが、シュートは相手GKキム・ジンヒョンに防がれた。
74分、C大阪に退場者が出る。為田大貴が小川大貴からボールを奪おうとしたものの、完全にレイトタックルとなってスパイクの裏で踏んづけてしまう。荒木友輔主審は当初イエローカードを為田に提示していたが、オンフィールドレビューで映像を確認してカードの色を赤に変更。同選手は一発退場となった。一方、小川は足首をひねってプレー続行不可能となり、吉長真優との交代でピッチを後にした。
数的有利となった磐田は、79分に1点を返す。大森晃太郎が前方に浮き球を放り込み、吉長がボールを収めてペナルティエリア左にボールを送る。反応したF・ゴンザレスが右足ダイレクトで合わせ、ゴール右下に流し込んだ。
試合終盤、C大阪にアクシデントが発生する。GKキム・ジンヒョンが空中のボールをキャッチした際に大津と接触し、受け身がうまく取れずに地面に落下する。同選手はメディカルスタッフの治療を受けて一度はプレーを再開したが、フリーキックを蹴った直後にふたたび座り込んでプレーを中断。C大阪はすでに5枚の交代枠を使い切っていたが、脳震とうの疑いがあるとして追加の交代枠が認められ、清水圭介が投入された。
パワープレーを仕掛ける磐田は後半アディショナルタイム10分、クロスに鈴木雄斗が頭で合わせるが、シュートは相手GK清水にキャッチされる。磐田の猛攻は及ばず、C大阪が逃げ切りに成功して試合は終了した。
C大阪は4試合ぶりの勝利で今季ホーム初白星、磐田は2連敗となった。次節は14日に行われ、C大阪はアウェイで名古屋グランパス、磐田はホームでFC東京と対戦する。
【スコア】
セレッソ大阪 2-1 ジュビロ磐田
【得点者】
1-0 32分 毎熊晟矢(C大阪)
2-0 40分 毎熊晟矢(C大阪)
2-1 79分 ファビアン・ゴンザレス(磐田)
【スターティングメンバー】
C大阪(4-2-3-1)
キム・ジンヒョン(90+5分 清水圭介);松田陸、マテイ・ヨニッチ、西尾隆矢、山中亮輔;奥埜博亮、原川力;毎熊晟矢(62分 中原輝)、清武弘嗣(62分 山田寛人)、ジェアン・パトリッキ(62分 為田大貴 ※74分退場)、ブルーノ・メンデス(66分 アダム・タガート)
磐田(3-4-2-1)
アレクセイ・コシェレフ;山本義道、大井健太郎(46分 ファビアン・ゴンザレス)、伊藤槙人;鈴木雄斗、山本康裕、遠藤保仁、松本昌也(88分 リカルド・グラッサ);金子翔太(46分 大森晃太郎)、ジャーメイン良(66分 小川大貴、75分 吉長真優);大津祐樹
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