インテルが“上位対決”を制す、セリエAで4連勝! ローマはCL出場権獲得へ痛い黒星
サッカーキング2023年5月7日(日)3時2分
ルカクが後半に大きな追加点 [写真]=Getty Images
セリエA第34節が6日に行われ、ローマとインテルが対戦した。
来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う両クラブが、シーズンの終盤戦で激突する。現在ローマは7位となっているが、6位ミラン、5位アタランタと同勝ち点の「58」を積み上げており、まだまだ来季のCL行きを狙える状況だ。一方のインテルは勝ち点「60」を獲得。現時点で4位につけているものの、この試合に敗れるとローマとの順位が入れ替わるため、是が非でも勝ち点「3」が欲しい一戦だ。
ローマは前節のモンツァ戦からスターティングメンバーを4名変更。ジャンルカ・マンチーニやアンドレア・ベロッティが先発に名を連ね、タミー・アブラハムやパウロ・ディバラはベンチから出番を待つ。一方のインテルは前節ヴェローナ戦から6名を入れ替え。ハカン・チャルハノール、ロメル・ルカク、ホアキン・コレアらがスタメンに並んだ。
この試合最初の決定機を迎えたのはローマ。18分、敵陣で相手のバックパスが乱れた隙を狙っていたエドアルド・ボーヴェが右へ繋ぐと、ロレンツォ・ペッレグリーニが左足でフィニッシュに持ち込む。この一撃はフランチェスコ・アチェルビにブロックされたものの、こぼれ球をペッレグリーニが右足で狙う。強烈な一撃はアレッサンドロ・バストーニに当たってコースが変わり、GKアンドレ・オナナの指先をかすめてクロスバーの上へ。
対するインテルは33分、自陣中央でボールを引き取ったマルセロ・ブロゾヴィッチがボールを持ち運び、右サイドのスペースへスルーパスを通す。抜け出したデンゼル・ダンフリースがGKと最終ラインの間に低い弾道のクロスボールを送ると、ファーサイドに走り込んでいたフェデリコ・ディマルコが左足で押し込んだ。インテルが先手を取り、前半はこのまま終了している。
後半に入ると同点を目指すローマが反撃へ。55分、右コーナーキックの流れから、ボーヴェがペナルティエリア左深い位置から折り返し。このボールがマッテオ・ダルミアンの手に当たっていたが、ハンドとは判定されず。直後の左コーナーキックでは混戦からロジェール・イバニェスが右足を振り抜くも、ここはGKオナナのビッグセーブに阻まれた。
ローマは前に出ながらもなかなかゴールネットを揺らすことはできない。すると74分、最終ラインでミスが発生。ロングボールをカットしたイバニェスが繋ごうとしたものの、このボールがラウタロ・マルティネスに当たってしまう。L・マルティネスは冷静にボールを収めてスペースへスルーパスを送ると、最後はフリーでボックス内に侵入したルカクが左足で流し込む。インテルが大きな追加点を記録した。
その後インテルはL・マルティネスがクロスバー直撃のシュートを放ったものの、これ以上のゴールは挙げられず。試合はこのままタイムアップを迎え、インテルが“上位対決”を制した。セリエAで4連勝を飾り、2位ラツィオとの勝ち点差を「1」まで縮めている。一方のローマはこれでセリエA直近の4試合が未勝利に。まだまだCL出場権獲得を諦めるには早すぎるが、4位以内へ浮上するチャンスを逃す黒星となってしまった。
この後、ローマは11日にホームでヨーロッパリーグ(EL)・ファーストレグのレヴァークーゼン戦に臨み、14日には次節のセリエAでボローニャと敵地で対戦する。一方、インテルは10日にCL・準決勝ファーストレグのミラン戦を戦い、13日には次節のセリエAでサッスオーロをホームに迎える。
【スコア】
ローマ 0-2 インテル
【得点者】
0-1 33分 フェデリコ・ディマルコ(インテル)
0-2 74分 ロメル・ルカク(インテル)
来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う両クラブが、シーズンの終盤戦で激突する。現在ローマは7位となっているが、6位ミラン、5位アタランタと同勝ち点の「58」を積み上げており、まだまだ来季のCL行きを狙える状況だ。一方のインテルは勝ち点「60」を獲得。現時点で4位につけているものの、この試合に敗れるとローマとの順位が入れ替わるため、是が非でも勝ち点「3」が欲しい一戦だ。
ローマは前節のモンツァ戦からスターティングメンバーを4名変更。ジャンルカ・マンチーニやアンドレア・ベロッティが先発に名を連ね、タミー・アブラハムやパウロ・ディバラはベンチから出番を待つ。一方のインテルは前節ヴェローナ戦から6名を入れ替え。ハカン・チャルハノール、ロメル・ルカク、ホアキン・コレアらがスタメンに並んだ。
この試合最初の決定機を迎えたのはローマ。18分、敵陣で相手のバックパスが乱れた隙を狙っていたエドアルド・ボーヴェが右へ繋ぐと、ロレンツォ・ペッレグリーニが左足でフィニッシュに持ち込む。この一撃はフランチェスコ・アチェルビにブロックされたものの、こぼれ球をペッレグリーニが右足で狙う。強烈な一撃はアレッサンドロ・バストーニに当たってコースが変わり、GKアンドレ・オナナの指先をかすめてクロスバーの上へ。
対するインテルは33分、自陣中央でボールを引き取ったマルセロ・ブロゾヴィッチがボールを持ち運び、右サイドのスペースへスルーパスを通す。抜け出したデンゼル・ダンフリースがGKと最終ラインの間に低い弾道のクロスボールを送ると、ファーサイドに走り込んでいたフェデリコ・ディマルコが左足で押し込んだ。インテルが先手を取り、前半はこのまま終了している。
後半に入ると同点を目指すローマが反撃へ。55分、右コーナーキックの流れから、ボーヴェがペナルティエリア左深い位置から折り返し。このボールがマッテオ・ダルミアンの手に当たっていたが、ハンドとは判定されず。直後の左コーナーキックでは混戦からロジェール・イバニェスが右足を振り抜くも、ここはGKオナナのビッグセーブに阻まれた。
ローマは前に出ながらもなかなかゴールネットを揺らすことはできない。すると74分、最終ラインでミスが発生。ロングボールをカットしたイバニェスが繋ごうとしたものの、このボールがラウタロ・マルティネスに当たってしまう。L・マルティネスは冷静にボールを収めてスペースへスルーパスを送ると、最後はフリーでボックス内に侵入したルカクが左足で流し込む。インテルが大きな追加点を記録した。
その後インテルはL・マルティネスがクロスバー直撃のシュートを放ったものの、これ以上のゴールは挙げられず。試合はこのままタイムアップを迎え、インテルが“上位対決”を制した。セリエAで4連勝を飾り、2位ラツィオとの勝ち点差を「1」まで縮めている。一方のローマはこれでセリエA直近の4試合が未勝利に。まだまだCL出場権獲得を諦めるには早すぎるが、4位以内へ浮上するチャンスを逃す黒星となってしまった。
この後、ローマは11日にホームでヨーロッパリーグ(EL)・ファーストレグのレヴァークーゼン戦に臨み、14日には次節のセリエAでボローニャと敵地で対戦する。一方、インテルは10日にCL・準決勝ファーストレグのミラン戦を戦い、13日には次節のセリエAでサッスオーロをホームに迎える。
【スコア】
ローマ 0-2 インテル
【得点者】
0-1 33分 フェデリコ・ディマルコ(インテル)
0-2 74分 ロメル・ルカク(インテル)
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