【鹿島vsFC東京プレビュー】新体制で安定感を取り戻した鹿島…FC東京は強敵撃破で最悪の事態を回避できるか
サッカーキング2021年5月8日(土)21時55分
[写真]=鈴木颯太朗、兼子愼一郎
■鹿島アントラーズ 上田不在も代役候補が復帰。決定力の向上が勝利のカギに
【プラス材料】
前節の横浜FC戦はチームの柱であるMF土居聖真に今季初得点が生まれるなど、3-0で快勝した。ミッドウィークに行われたJリーグYBCルヴァンカップ第5節のアビスパ福岡戦は1-1の引き分けに終わったものの、グループステージ無敗で突破を決めている。
コロナ禍による入国制限で合流が大幅に遅れていたMFディエゴ・ピトゥカが加入後初先発するなど、結果だけでなく、内容面でも収穫が大きい1週間となった。全体練習を離脱していたMFファン・アラーノやFWエヴェラウドも臨戦態勢にある。
相馬直樹監督の就任後は公式戦6試合負けなし(3勝3分)と安定感を取り戻しており、ゴールデンウィークの過密日程でも、戦力面の上積みを期待できる。難敵のFC東京に真正面からぶつかっていく。
【マイナス材料】
マイナス材料は1週間前とそう変わらない。FW上田綺世の負傷離脱に伴い、懸念された得点力だ。
横浜FC戦は3得点でその心配を吹き飛ばしたが、ルヴァンカップの福岡戦では1得点のみ。グループステージ突破を決めたものの、チャンスをしっかり決められずドローに終わった印象が強く残った。堅守をベースに戦ってくるFC東京を相手にチャンスをものにできなければ苦戦は必至。強く意識したいポイントになる。
また、ルヴァンカップの福岡戦はペースを握りながら先制点を与えてしまった。FC東京は鋭いカウンターを持っており、攻撃時もリスクに備えることがより重要になる。相馬監督の不敗記録を伸ばすためにも、攻守両面での修正が必要だ。
文:totoONE編集部
■FC東京 直近のカップ戦で得た収穫をリーグ戦につなげられるか
【プラス材料】
リーグ戦4連敗を喫するなど、元気がない。現時点でプラス材料はなかなか見つけにくいが、強いて言えばJリーグYBCルヴァンカップでの収穫か。ルヴァンカップはここまで3勝2分で負けなし。5試合での総失点も「1」に抑え、いち早くグループステージ突破を決めた。
また、5日に行われたルヴァンカップ第5節のヴィッセル神戸戦ではスタートから「4-4-2」のシステムを採用。長谷川健太監督は「ここのところ淡泊な試合が多かったので、今一度、粘り強く、良い時のサッカーを取り戻したかった」と意図を明かした。このトライが奏功し、無失点に抑えたことは明るい材料。そこから中3日の準備期間があり、先発メンバーは流動的だが、守備組織の構築やハードワークという収穫、何より取り戻しつつある自信を今節の鹿島アントラーズ戦につなげたい。
【マイナス材料】
前節の横浜F・マリノス戦で右サイドバックに起用されたDF内田宅哉が試合開始1分で肩を痛め、交代を余儀なくされた。ケガの詳細は不明だが、今節も欠場が濃厚か。DF中村帆高が長期離脱してから試行錯誤を続けてきたが、第11節のサガン鳥栖戦で内田が存在感を発揮。中村帆の不在をカバーできるだけの期待が高かっただけに、チームにとって頭の痛い状態だ。
何より、このアクシデントにより集中を欠き、同じような形で失点を重ねたことは大きなマイナスだ。攻守両面に迷いが出て、チームがバラバラになってしまったことに対しての修正は急務。
ルヴァンカップの神戸戦ではMF髙萩洋次郎が攻守のリンクマンとして好パフォーマンスを見せた。だが、連戦となるため今節の出場は不透明。チームの総合力を生かしきれないもどかしさが残る。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
前節の横浜FC戦はチームの柱であるMF土居聖真に今季初得点が生まれるなど、3-0で快勝した。ミッドウィークに行われたJリーグYBCルヴァンカップ第5節のアビスパ福岡戦は1-1の引き分けに終わったものの、グループステージ無敗で突破を決めている。
コロナ禍による入国制限で合流が大幅に遅れていたMFディエゴ・ピトゥカが加入後初先発するなど、結果だけでなく、内容面でも収穫が大きい1週間となった。全体練習を離脱していたMFファン・アラーノやFWエヴェラウドも臨戦態勢にある。
相馬直樹監督の就任後は公式戦6試合負けなし(3勝3分)と安定感を取り戻しており、ゴールデンウィークの過密日程でも、戦力面の上積みを期待できる。難敵のFC東京に真正面からぶつかっていく。
【マイナス材料】
マイナス材料は1週間前とそう変わらない。FW上田綺世の負傷離脱に伴い、懸念された得点力だ。
横浜FC戦は3得点でその心配を吹き飛ばしたが、ルヴァンカップの福岡戦では1得点のみ。グループステージ突破を決めたものの、チャンスをしっかり決められずドローに終わった印象が強く残った。堅守をベースに戦ってくるFC東京を相手にチャンスをものにできなければ苦戦は必至。強く意識したいポイントになる。
また、ルヴァンカップの福岡戦はペースを握りながら先制点を与えてしまった。FC東京は鋭いカウンターを持っており、攻撃時もリスクに備えることがより重要になる。相馬監督の不敗記録を伸ばすためにも、攻守両面での修正が必要だ。
文:totoONE編集部
■FC東京 直近のカップ戦で得た収穫をリーグ戦につなげられるか
【プラス材料】
リーグ戦4連敗を喫するなど、元気がない。現時点でプラス材料はなかなか見つけにくいが、強いて言えばJリーグYBCルヴァンカップでの収穫か。ルヴァンカップはここまで3勝2分で負けなし。5試合での総失点も「1」に抑え、いち早くグループステージ突破を決めた。
また、5日に行われたルヴァンカップ第5節のヴィッセル神戸戦ではスタートから「4-4-2」のシステムを採用。長谷川健太監督は「ここのところ淡泊な試合が多かったので、今一度、粘り強く、良い時のサッカーを取り戻したかった」と意図を明かした。このトライが奏功し、無失点に抑えたことは明るい材料。そこから中3日の準備期間があり、先発メンバーは流動的だが、守備組織の構築やハードワークという収穫、何より取り戻しつつある自信を今節の鹿島アントラーズ戦につなげたい。
【マイナス材料】
前節の横浜F・マリノス戦で右サイドバックに起用されたDF内田宅哉が試合開始1分で肩を痛め、交代を余儀なくされた。ケガの詳細は不明だが、今節も欠場が濃厚か。DF中村帆高が長期離脱してから試行錯誤を続けてきたが、第11節のサガン鳥栖戦で内田が存在感を発揮。中村帆の不在をカバーできるだけの期待が高かっただけに、チームにとって頭の痛い状態だ。
何より、このアクシデントにより集中を欠き、同じような形で失点を重ねたことは大きなマイナスだ。攻守両面に迷いが出て、チームがバラバラになってしまったことに対しての修正は急務。
ルヴァンカップの神戸戦ではMF髙萩洋次郎が攻守のリンクマンとして好パフォーマンスを見せた。だが、連戦となるため今節の出場は不透明。チームの総合力を生かしきれないもどかしさが残る。
文:totoONE編集部
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