巨人・大勢 絶対守護神が連日のセーブ失敗で「気になる兆候」
状態が心配される大勢(C)CoCoKARAnext
巨人は13日の広島戦(東京ドーム)に5−4のサヨナラ勝ち。延長12回二死満塁にブリンソンがサヨナラ打を放ち、4時間43分のロングゲームに決着をつけた。
ヒーローとなったブリンソンだが、この日も「劇場」だった。代打で途中出場した11回一死で迎えた2打席目は四球を選んで出塁。ここまでは良かったが、続く吉川尚輝の打席でけん制に誘い出される痛恨のミスをおかしていた。繰り返されるボーンヘッドにはベンチにいた原監督も怒りの表情を隠せなかった。
【動画】2試合連続セーブ失敗となった大勢は9回、先頭打者へ四球を与えると、代走の羽月がすぐさま盗塁を決めた場面
一方、連日の激闘にもつれこんだ要因は守護神の大勢にもあった。1点差の9回に登板すると、先頭の野間峻祥に四球を与えると、代走で出た羽月隆太郎がすぐさま二盗を決め、ゆさぶりをかける。迎えたバッターは現在打率2位と好調な秋山翔吾。その秋山が意表をつく送りバントを決め一死三塁の形を作られると、ここまで2試合連続で安打を許している松山竜平の二ゴロで同点に追いつかれた。
これで2試合連続のセーブ失敗。昨年は新人王にも輝いた絶対守護神に何が起きているのか。
球界関係者から指摘されているのは「左打者」と「フォークの見極め」だ。右打者の被打率が・143と抑えられているのに対し、左打者は・258と打ち込まれている。この点に対しては、阿波野投手チーフコーチも「左打者というのは勝ち切る投手としてはつぶさなきゃいけない」と早急に対策が必要と認めている。
さらに大勢といえば、155キロ前後の浮き上がるような球威ある直球とキレ味鋭いフォークのコンビネーションが持ち味。このフォークが今季の投球では見切られる場面が増えている。「勝負球」が通用しなくなっていることで、カウントを悪くし、四球を与え、失点につながる場面が出てきているとあって、このあたりも再整備が必要となりそうだ。
今春行われたWBCにも侍ジャパンの一員として参加。その活躍は世界中に知られることになった。一方でプロ2年目ということで各球団の対策も進んでいる。
この苦境をいかに乗り越えていくかもまたプロの道といえそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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