大谷翔平が今季12号アーチ！ オラクルパークでは初本塁打で通算25球場目　前日は2試合ぶりの先発復帰でマルチ安打

　ドジャースの大谷翔平が現地時間5月14日（日本時間15日）、敵地オラクルパークでのジャイアンツ戦に「2番・DH」で出場し、第2打席で右翼席へ今季12号アーチを放った。打球速度は113.4マイル（約182.5キロ）、飛距離は446フィート（約136メートル）だった。

【動画】オラクルパークで初アーチ！大谷翔平が今季12号本塁打を放ったシーン

　オラクルパークでは初の本塁打で通算25球場目。自身が持つ日本野手最多を更新した。初回の第1打席は一死から高々と打ち上げて左飛に倒れている。

　腰の張りを訴えて同12日のパドレス戦を欠場した大谷は、前日13日の同カードで2試合ぶりの先発復帰を果たして5打数2安打1打点とマルチ安打をマークした。

　初回の第1打席に打球速度106マイル（約170.5キロ）の強烈な打球を右前へ運び、オラクルパークでの初安打をマークすると、5回の第3打席は二死三塁の場面、ボテボテの二ゴロだったが全力疾走で一塁に駆け抜けて適時内野安打とした。

　試合は4-4の同点で延長タイブレイクにもつれ込み、10回の第5打席は勝ち越しのチャンスで回ってきたが、空振り三振に倒れている。チームは6-4で勝利した。

　ドジャース専門サイト『Dodger Blue』は、『Los Angeles Times』のジャック・ハリス氏の記事を引用。対戦相手であるジャイアンツが大谷と山本由伸も獲得する可能性があったことに触れ、デーブ・ロバーツ監督が「もしあのふたりがオレンジと黒を着ていたら、景色が一変していただろうからね」と言い、その後ニヤリと笑いながら「ドジャーブルーの方が似合うよ」と話したと紹介している。

　この日の試合前まで、大谷の打率は「.3537」でわずかにリーグ2位、OPS1.081は依然としてリーグトップで、好成績を収めている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]