【G大阪vs浦和プレビュー】突然の指揮官退任に揺れるG大阪…浦和は久々のアウェイ戦勝利で上位進出なるか
サッカーキング2021年5月15日(土)17時4分
[写真]=Photoraid、兼子愼一郎
■ガンバ大阪 選手個々が輝きを放つも、チームに漂う停滞感は変わらず
【プラス材料】
直近の第20節のサンフレッチェ広島戦にも敗れ、これで5試合勝ちなし。いまだ下位から抜け出せない。
ただ、その広島戦では今季初めて右サイドバックを預かったMF奥野耕平が本職ではない慣れないポジションながら攻守に効果的なパフォーマンスを示し、今季2度目の先発出場を果たしたFW一美和成にシーズン初得点が生まれるなど、苦しいながらも光はあった。特に得点力不足にあえぐチーム状況を思えば、FW陣に得点が生まれたのは気持ちの部分を少し軽くしたはず。
また、新外国籍選手のMFウェリントン・シウバがガンバ大阪デビューを飾ったのも攻撃陣には明るい要素だ。今のチームにはドリブルではがせる選手の数が少ないと考えても、彼の積極的な仕掛けは停滞感が拭えない前線を活性化してくれることだろう。
【マイナス材料】
10試合を戦って白星はわずかひとつ。相変わらずケガ人も多い。宮本恒靖前監督の意向もあり状態が明らかにされていないので故障の度合いが分からないが、DFキム・ヨングォン、DF藤春廣輝、DF高尾瑠、MF福田湧矢、MF小野瀬康介は単なるコンディション不良ではなく、明らかなアクシデントで離脱が続いている。
もっとも、主力の相次ぐ離脱でチャンスをつかんだ選手もいて、そのフレッシュな選手たちが躍動すればチーム状況が好転する足がかりにもなりそうだが……。今は勝っていない状況によるプレッシャーもあってだろう。個々のプレーが萎縮して、チームに躍動感をもたらすには至っていない印象だ。
鉄壁を築いてきたはずの守備もここ2試合はいずれも2失点を記録。今は理想のスタイルよりも、現実的に勝ち点をつかむ戦いにシフトすべきな気もするが……。
文:totoONE編集部
■浦和レッズ 公式戦2試合連続ゴール中の新エース候補に注目
【プラス材料】
前節のベガルタ仙台戦に勝利し、約1週間のインターバルで今節を迎える。中間の調整では離脱者もなく、チーム全員が全体練習に合流。連戦の中で負傷者を出しながらも戦ってきただけに、朗報と言える。中3日のインターバルで試合に臨むガンバ大阪と比較しても、コンディション面で優位にあるだろう。
リカルド・ロドリゲス監督は過去に「勝っているチームを変える必要がない」と発言したこともあり、スタメンは仙台戦のメンバーがベースになるだろう。Jリーグデビューから公式戦2試合連続でゴールを決めているFWキャスパー・ユンカーも、コンディションを向上させてきている。
このG大阪戦後は中2日でグループステージ突破が懸かったJリーグYBCルヴァンカップの試合を控えている。それだけに、交代枠も活用しながら疲労の分散を図りたいところだ。
【マイナス材料】
試合に向けて、特筆すべきネガティブな要素は存在しない。『パナソニック スタジアム 吹田』での対戦成績も2勝2分1敗と勝ち越している。
強いて言えば、G大阪が約1カ月勝利していない中で「この試合こそは」とモチベーションを高める要素があること。連続して結果の出ていないチームと対戦することに対し、心理的に嫌な部分があるのはスポーツ界の常であり、自信をもって試合に臨みたいところだ。
試合内容への不安要素を挙げるなら、前半の機能性が上がらずにハーフタイムの修正で改善する試合が目立つこと。ロドリゲス監督の手腕を示すものであると同時に、ピッチ内で選手たちによる自主的な修正があれば、もう一段階チームのレベルは上がると言えそうだ。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
直近の第20節のサンフレッチェ広島戦にも敗れ、これで5試合勝ちなし。いまだ下位から抜け出せない。
ただ、その広島戦では今季初めて右サイドバックを預かったMF奥野耕平が本職ではない慣れないポジションながら攻守に効果的なパフォーマンスを示し、今季2度目の先発出場を果たしたFW一美和成にシーズン初得点が生まれるなど、苦しいながらも光はあった。特に得点力不足にあえぐチーム状況を思えば、FW陣に得点が生まれたのは気持ちの部分を少し軽くしたはず。
また、新外国籍選手のMFウェリントン・シウバがガンバ大阪デビューを飾ったのも攻撃陣には明るい要素だ。今のチームにはドリブルではがせる選手の数が少ないと考えても、彼の積極的な仕掛けは停滞感が拭えない前線を活性化してくれることだろう。
【マイナス材料】
10試合を戦って白星はわずかひとつ。相変わらずケガ人も多い。宮本恒靖前監督の意向もあり状態が明らかにされていないので故障の度合いが分からないが、DFキム・ヨングォン、DF藤春廣輝、DF高尾瑠、MF福田湧矢、MF小野瀬康介は単なるコンディション不良ではなく、明らかなアクシデントで離脱が続いている。
もっとも、主力の相次ぐ離脱でチャンスをつかんだ選手もいて、そのフレッシュな選手たちが躍動すればチーム状況が好転する足がかりにもなりそうだが……。今は勝っていない状況によるプレッシャーもあってだろう。個々のプレーが萎縮して、チームに躍動感をもたらすには至っていない印象だ。
鉄壁を築いてきたはずの守備もここ2試合はいずれも2失点を記録。今は理想のスタイルよりも、現実的に勝ち点をつかむ戦いにシフトすべきな気もするが……。
文:totoONE編集部
■浦和レッズ 公式戦2試合連続ゴール中の新エース候補に注目
【プラス材料】
前節のベガルタ仙台戦に勝利し、約1週間のインターバルで今節を迎える。中間の調整では離脱者もなく、チーム全員が全体練習に合流。連戦の中で負傷者を出しながらも戦ってきただけに、朗報と言える。中3日のインターバルで試合に臨むガンバ大阪と比較しても、コンディション面で優位にあるだろう。
リカルド・ロドリゲス監督は過去に「勝っているチームを変える必要がない」と発言したこともあり、スタメンは仙台戦のメンバーがベースになるだろう。Jリーグデビューから公式戦2試合連続でゴールを決めているFWキャスパー・ユンカーも、コンディションを向上させてきている。
このG大阪戦後は中2日でグループステージ突破が懸かったJリーグYBCルヴァンカップの試合を控えている。それだけに、交代枠も活用しながら疲労の分散を図りたいところだ。
【マイナス材料】
試合に向けて、特筆すべきネガティブな要素は存在しない。『パナソニック スタジアム 吹田』での対戦成績も2勝2分1敗と勝ち越している。
強いて言えば、G大阪が約1カ月勝利していない中で「この試合こそは」とモチベーションを高める要素があること。連続して結果の出ていないチームと対戦することに対し、心理的に嫌な部分があるのはスポーツ界の常であり、自信をもって試合に臨みたいところだ。
試合内容への不安要素を挙げるなら、前半の機能性が上がらずにハーフタイムの修正で改善する試合が目立つこと。ロドリゲス監督の手腕を示すものであると同時に、ピッチ内で選手たちによる自主的な修正があれば、もう一段階チームのレベルは上がると言えそうだ。
文:totoONE編集部
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