【G大阪vs浦和プレビュー】G大阪は4連勝中のホームで地の利を生かせるか…浦和はアウェイのG大阪戦で3年勝ちなし
サッカーキング2018年5月18日(金)17時31分
顔面の負傷で戦列を離れていたGK東口順昭がチームに復帰。G大阪にとって心強い存在が戻ってきた [写真]=J.LEAGUE
■ガンバ大阪 前節は3バックに挑戦も選手に迷い
【プラス材料】
直近のルヴァン杯・名古屋戦では大敗を喫したもののプレーオフステージ進出を決めた。内容としては低調でリーグ戦への弾みにはならなかったが、主力の何人かを温存して臨んだことを思えば、中2日といえども気持ちを切り替えるのはそう難しくはないはず。
また、MF遠藤保仁やDF藤春廣輝、DFファビオら、主力の何人かを欠場させていたことを考えれば、連戦といえども体力的にはそこまで悪くない状況で今節を戦えることになりそうだ。前節の横浜FM戦で異例の早期回復をみせて戦列復帰を果たした守護神、GK東口順昭も含め、4連勝中のホームの地で中断前最後のリーグ戦を勝利で締めくくりたい。
ちなみに宿敵・浦和とのリーグ戦におけるホームでの対戦成績は15年以来負けなし。今節も“ホーム”を味方につけたいところだ。
【マイナス材料】
とにかく、戦術の浸透が見られない。厳しいことを言えば、前節の横浜FM戦で試した3バックも含め、レヴィー・クルピ監督が狙いとする戦術が見えなくなっているのも正直なところだ。事実、横浜FM戦でも理想とする「攻撃サッカー」は形を潜め、選手たちは迷いを払拭できないまま、もがき続けて試合を終えた印象だ。
それもあって予想スタメンでは従来の4バックに戻したものの、直近のルヴァン杯での戦いをみても、その4バックが機能しているのかといえばイエスとは言い難い。もちろん、これだけ試合を重ねてきただけに、昨年のサッカーからは少しずつ脱却しつつあるものの、その着地点が未だ見えていないのは深刻だろう。その危機感をいかにプレーに反映させるのか。勝ち点2差で上をいく浦和との対戦という意味でも、正念場の一戦になりそうだ。
文:totoONE編集部
■浦和レッズ アンドリュー・ナバウトの負傷で攻撃面に不安
【プラス材料】
16日のルヴァン杯グループステージ最終節・広島戦に1-0の勝利を収め、プレーオフステージへの進出を決めた。結果を残してチームの士気が高まったことはプラス材料と言える。
オズワルド・オリヴェイラ監督はその広島戦での交代策についてリーグ戦を見据えたものであると明言しており、コンディションに配慮できた臨戦過程となったことも中2日の日程では前向きな要素だ。
そして、オリヴェイラ監督が指揮を執るようになっての公式戦8試合で、複数失点は一度もなくわずかに3失点。直近の公式戦は3試合連続無失点と、堅い守備がチームの武器になっている。大崩れする不安はなく、落ち着いた戦いが見せられるはずだ。
【マイナス材料】
G大阪とのアウェイゲームはリーグ戦では3シーズンに渡って勝利がなく、2008年から11年までは4連敗も記録と、決して相性が良いとは言えない。
そして、ネガティブな要素は攻撃面に集約される。リーグ14試合を終えて12得点はワースト2位タイ。オリヴェイラ監督が就任してからの公式戦8試合だけを見ても5得点と、1試合平均1得点に届いていないのが大きく影を落としている。
2日の川崎戦でFWアンドリュー・ナバウトが負傷して以来、リーグ戦では2戦連続無得点。オリヴェイラ監督も「ゴール前に力強さを与える選手がいなくなった」と、その不在を嘆いているだけに、誰が得点を奪う存在として名乗りを上げられるか。先制点を与えてしまえば、一気に勝利への道は遠ざかることになる。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
直近のルヴァン杯・名古屋戦では大敗を喫したもののプレーオフステージ進出を決めた。内容としては低調でリーグ戦への弾みにはならなかったが、主力の何人かを温存して臨んだことを思えば、中2日といえども気持ちを切り替えるのはそう難しくはないはず。
また、MF遠藤保仁やDF藤春廣輝、DFファビオら、主力の何人かを欠場させていたことを考えれば、連戦といえども体力的にはそこまで悪くない状況で今節を戦えることになりそうだ。前節の横浜FM戦で異例の早期回復をみせて戦列復帰を果たした守護神、GK東口順昭も含め、4連勝中のホームの地で中断前最後のリーグ戦を勝利で締めくくりたい。
ちなみに宿敵・浦和とのリーグ戦におけるホームでの対戦成績は15年以来負けなし。今節も“ホーム”を味方につけたいところだ。
【マイナス材料】
とにかく、戦術の浸透が見られない。厳しいことを言えば、前節の横浜FM戦で試した3バックも含め、レヴィー・クルピ監督が狙いとする戦術が見えなくなっているのも正直なところだ。事実、横浜FM戦でも理想とする「攻撃サッカー」は形を潜め、選手たちは迷いを払拭できないまま、もがき続けて試合を終えた印象だ。
それもあって予想スタメンでは従来の4バックに戻したものの、直近のルヴァン杯での戦いをみても、その4バックが機能しているのかといえばイエスとは言い難い。もちろん、これだけ試合を重ねてきただけに、昨年のサッカーからは少しずつ脱却しつつあるものの、その着地点が未だ見えていないのは深刻だろう。その危機感をいかにプレーに反映させるのか。勝ち点2差で上をいく浦和との対戦という意味でも、正念場の一戦になりそうだ。
文:totoONE編集部
■浦和レッズ アンドリュー・ナバウトの負傷で攻撃面に不安
【プラス材料】
16日のルヴァン杯グループステージ最終節・広島戦に1-0の勝利を収め、プレーオフステージへの進出を決めた。結果を残してチームの士気が高まったことはプラス材料と言える。
オズワルド・オリヴェイラ監督はその広島戦での交代策についてリーグ戦を見据えたものであると明言しており、コンディションに配慮できた臨戦過程となったことも中2日の日程では前向きな要素だ。
そして、オリヴェイラ監督が指揮を執るようになっての公式戦8試合で、複数失点は一度もなくわずかに3失点。直近の公式戦は3試合連続無失点と、堅い守備がチームの武器になっている。大崩れする不安はなく、落ち着いた戦いが見せられるはずだ。
【マイナス材料】
G大阪とのアウェイゲームはリーグ戦では3シーズンに渡って勝利がなく、2008年から11年までは4連敗も記録と、決して相性が良いとは言えない。
そして、ネガティブな要素は攻撃面に集約される。リーグ14試合を終えて12得点はワースト2位タイ。オリヴェイラ監督が就任してからの公式戦8試合だけを見ても5得点と、1試合平均1得点に届いていないのが大きく影を落としている。
2日の川崎戦でFWアンドリュー・ナバウトが負傷して以来、リーグ戦では2戦連続無得点。オリヴェイラ監督も「ゴール前に力強さを与える選手がいなくなった」と、その不在を嘆いているだけに、誰が得点を奪う存在として名乗りを上げられるか。先制点を与えてしまえば、一気に勝利への道は遠ざかることになる。
文:totoONE編集部
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