2年越しの初得点に雄叫び!…田川亨介「またみんなと喜びを分かち合いたい」
サッカーキング2019年5月27日(月)11時17分
2年越しの大会初得点に喜びを爆発させる田川亨介 [写真]=Getty Images
まるで2年前の悔しさを吐き出すように、雄叫びを上げた。「やっと決まった」。FW田川亨介が2年越しに念願の世界大会初ゴールを決めた。
U-20日本代表は、26日に行われたFIFA U-20ワールドカップ ポーランド2019のグループステージ第2節でメキシコに3-0で快勝。1勝1分となり、決勝トーナメント進出に大きく前進した。
2試合連続で先発出場した田川は35分、菅原由勢の精確なクロスにヘディングで合わせてゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定で得点は認められず。それでも「シュートを打って気持ちが乗ってくることが多い」とゴールへの意欲は高まっていた。
すると52分、右CKから立て続けにチャンスを迎える。1本目はニアに飛び込んだが、相手にブロックされてシュートまで持ち込めなかった。「1本目はストーン(ニアに立つ選手)の1個後ろに入って相手に潰されたので、(次は)もう1個前に入ってみようという考えでやったらうまくハマった」。
その狙いが的中して、2本目の右CKで歓喜の瞬間が訪れる。田川は再びニアに飛び込むと、今度はしっかり頭で合わせて逆サイドに流し込み、大会初得点をマーク。「1本目がああいう形だったので、もう1本くるだろうというイメージだった。本当に良いボールだったので、ああいう形は1つの武器として持ちたい」
キッカーの藤本寛也も「いいボールを蹴れていたけど、タイミングが合わなくて、たまたま2本目もCKになったので、そのままもう1本同じように蹴ってみたら、亨介がうまく僕に合わせてくれた」と振り返る。イメージの共有が生んだ価値ある追加点だった。
念願のゴールを決めた。今大会の日本代表メンバーで唯一前回大会を経験している田川は、2年前の韓国大会で2試合に出場したが、ノーゴールで終わっていた。「『やっと』っていうところが自分の中では大きいし、喜び方に出ていたと思う」。田川は2年越しの得点を決めた瞬間、喜びを爆発させてベンチに駆け寄り、チーム全員で喜んだ。「これからもみんなと喜びを分かち合いたい気持ちでいっぱいです」
これまで悔しい思いもしてきたが、常に前を向いてやってきた。「落ち込みすぎない、気にしすぎないというところが、次のゴールにつながっていると思うので、そこはいい成長だと思う」。2年前とは精神的にも強くなったストライカーがこの得点で自信をつかんだ。「今日点を決められたのは大きい」
次は首位突破が懸かったイタリア戦。田川は「勝てば(突破が)決まりというのが目に見えている」とすでに勝ち点3獲得に集中している。「この勢いのまま、みんなはまだまだ元気いっぱいなので、僕も負けずにみんなに食らいついて、全員で勝ちたい」。またこのチームの歓喜の中心に立つために、背番号11がゴールへの意欲を燃やす。
U-20日本代表は、26日に行われたFIFA U-20ワールドカップ ポーランド2019のグループステージ第2節でメキシコに3-0で快勝。1勝1分となり、決勝トーナメント進出に大きく前進した。
2試合連続で先発出場した田川は35分、菅原由勢の精確なクロスにヘディングで合わせてゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定で得点は認められず。それでも「シュートを打って気持ちが乗ってくることが多い」とゴールへの意欲は高まっていた。
すると52分、右CKから立て続けにチャンスを迎える。1本目はニアに飛び込んだが、相手にブロックされてシュートまで持ち込めなかった。「1本目はストーン(ニアに立つ選手)の1個後ろに入って相手に潰されたので、(次は)もう1個前に入ってみようという考えでやったらうまくハマった」。
その狙いが的中して、2本目の右CKで歓喜の瞬間が訪れる。田川は再びニアに飛び込むと、今度はしっかり頭で合わせて逆サイドに流し込み、大会初得点をマーク。「1本目がああいう形だったので、もう1本くるだろうというイメージだった。本当に良いボールだったので、ああいう形は1つの武器として持ちたい」
キッカーの藤本寛也も「いいボールを蹴れていたけど、タイミングが合わなくて、たまたま2本目もCKになったので、そのままもう1本同じように蹴ってみたら、亨介がうまく僕に合わせてくれた」と振り返る。イメージの共有が生んだ価値ある追加点だった。
念願のゴールを決めた。今大会の日本代表メンバーで唯一前回大会を経験している田川は、2年前の韓国大会で2試合に出場したが、ノーゴールで終わっていた。「『やっと』っていうところが自分の中では大きいし、喜び方に出ていたと思う」。田川は2年越しの得点を決めた瞬間、喜びを爆発させてベンチに駆け寄り、チーム全員で喜んだ。「これからもみんなと喜びを分かち合いたい気持ちでいっぱいです」
これまで悔しい思いもしてきたが、常に前を向いてやってきた。「落ち込みすぎない、気にしすぎないというところが、次のゴールにつながっていると思うので、そこはいい成長だと思う」。2年前とは精神的にも強くなったストライカーがこの得点で自信をつかんだ。「今日点を決められたのは大きい」
次は首位突破が懸かったイタリア戦。田川は「勝てば(突破が)決まりというのが目に見えている」とすでに勝ち点3獲得に集中している。「この勢いのまま、みんなはまだまだ元気いっぱいなので、僕も負けずにみんなに食らいついて、全員で勝ちたい」。またこのチームの歓喜の中心に立つために、背番号11がゴールへの意欲を燃やす。
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