チェルシー買収完了のベーリー氏、意気込みを語る「クラブに100パーセント尽力する」
サッカーキング2022年5月31日(火)11時48分
チェルシー買収を主導したトッド・ベーリー氏 [写真]=Getty Images
チェルシーの買収を主導したトッド・ベーリー氏が、買収完了に伴いコメントを発表した。31日、チェルシーのクラブ公式サイトがコメントを伝えている。
現在48歳のベーリー氏は、およそ45億ドル(約5719億円)もの個人資産を持つとされており、NBAのロサンゼルス・レイカーズや、MLBのロサンゼルス・ドジャースの少数株主などを務めていることでも知られるアメリカ人実業家。チェルシーを長年所有してきたロシア人実業家ロマン・アブラモヴィッチ氏が3月にクラブ売却の意思を表明して以来、チェルシー側と買収に向けた交渉を行い、5月30日にクラブと関連会社を買収したことがチェルシー側から発表されていた。
総額42億5000万ポンド(約6860億円)とも報じられている金額で、チェルシーの買収に成功したベーリー氏は、チェルシーの公式サイトを通じて以下のようなコメントを発表した。
「私たちは、チェルシーフットボールクラブの新しい管理者になることを光栄に思います。私たちはすべての試合のすべての瞬間において、クラブに100パーセント尽力することを約束します。オーナーとしての我々のビジョンは明確で、ファンの皆さんにクラブを誇りに思っていただくことです。ユースチームの育成と最高の才能の獲得に取り組みます。同時に我々の行動計画は、長期的にクラブに投資し、チェルシーの目覚しい成功の歴史を築いていくことです。この実現に尽力してくれた英国政府の閣僚や関係者、そしてプレミアリーグに感謝しています」
また、ベーリー氏とともに買収を主導したクリアレイクの共同設立者であり経営パートナーであるベハダ・エグバリ氏とホセ・E・フェリシアーノ氏も以下のようにコメントしている。
「我々は、チェルシーが英国および世界のサッカー界において、サッカーの人材育成のエンジンとして主導的役割を果たし続けるための資源を投入できることに興奮しています。また、このプロセスを通して尽力してくださった当局の方々にも感謝いたします。スポーツ・メディア投資のパイオニアとして、トッド(ベーリー氏)や他のコンソーシアムと共に、グローバル・プラットフォームとしてクラブを有意義に成長させることができることを嬉しく思っています。私たちは、チェルシーの素晴らしいサッカーチームと商業チームをサポートするために、インフラ、テクノロジー、スポーツ科学の分野でクラブの投資を拡大し、この成長を活用してピッチ上での成功をさらに後押しすることを目標としています」
19年間続いたアブラモヴィッチ政権が幕を閉じ、新たなオーナーのもとで新時代を切り開いていくこととなったチェルシー。果たして来シーズン、クラブとしてどのような姿を見せてくれるのだろうか。間も無く迎える夏の移籍市場での動きからも目が離せない。
現在48歳のベーリー氏は、およそ45億ドル(約5719億円)もの個人資産を持つとされており、NBAのロサンゼルス・レイカーズや、MLBのロサンゼルス・ドジャースの少数株主などを務めていることでも知られるアメリカ人実業家。チェルシーを長年所有してきたロシア人実業家ロマン・アブラモヴィッチ氏が3月にクラブ売却の意思を表明して以来、チェルシー側と買収に向けた交渉を行い、5月30日にクラブと関連会社を買収したことがチェルシー側から発表されていた。
総額42億5000万ポンド(約6860億円)とも報じられている金額で、チェルシーの買収に成功したベーリー氏は、チェルシーの公式サイトを通じて以下のようなコメントを発表した。
「私たちは、チェルシーフットボールクラブの新しい管理者になることを光栄に思います。私たちはすべての試合のすべての瞬間において、クラブに100パーセント尽力することを約束します。オーナーとしての我々のビジョンは明確で、ファンの皆さんにクラブを誇りに思っていただくことです。ユースチームの育成と最高の才能の獲得に取り組みます。同時に我々の行動計画は、長期的にクラブに投資し、チェルシーの目覚しい成功の歴史を築いていくことです。この実現に尽力してくれた英国政府の閣僚や関係者、そしてプレミアリーグに感謝しています」
また、ベーリー氏とともに買収を主導したクリアレイクの共同設立者であり経営パートナーであるベハダ・エグバリ氏とホセ・E・フェリシアーノ氏も以下のようにコメントしている。
「我々は、チェルシーが英国および世界のサッカー界において、サッカーの人材育成のエンジンとして主導的役割を果たし続けるための資源を投入できることに興奮しています。また、このプロセスを通して尽力してくださった当局の方々にも感謝いたします。スポーツ・メディア投資のパイオニアとして、トッド(ベーリー氏)や他のコンソーシアムと共に、グローバル・プラットフォームとしてクラブを有意義に成長させることができることを嬉しく思っています。私たちは、チェルシーの素晴らしいサッカーチームと商業チームをサポートするために、インフラ、テクノロジー、スポーツ科学の分野でクラブの投資を拡大し、この成長を活用してピッチ上での成功をさらに後押しすることを目標としています」
19年間続いたアブラモヴィッチ政権が幕を閉じ、新たなオーナーのもとで新時代を切り開いていくこととなったチェルシー。果たして来シーズン、クラブとしてどのような姿を見せてくれるのだろうか。間も無く迎える夏の移籍市場での動きからも目が離せない。
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