アルゼンチンが初代フィナリッシマ王者に! 圧倒的攻撃力でイタリアを粉砕
サッカーキング2022年6月2日(木)6時5分
フィナリッシマ2022が6月1日に行われ、イタリア代表とアルゼンチン代表が対戦した。
UEFA(欧州サッカー連盟)とCONMEBOL(南米サッカー連盟)の共催によって今年から新設された、EURO王者とコパ・アメリカ王者が対戦する同大会。記念すべき第1回大会は、“サッカーの聖地”ことウェンブリー・スタジアムでの開催となり、EURO2020を制したイタリア代表とコパ・アメリカ2021で優勝したアルゼンチン代表の対戦カードとなった。
イタリア代表はこの日が“アッズーリ”ラストマッチとなるジョルジョ・キエッリーニを筆頭に、ジョルジーニョやニコロ・バレッラらがスターティングメンバー入り。一方のアルゼンチン代表はリオネル・メッシ、ラウタロ・マルティネス、アンヘル・ディ・マリアら強烈な攻撃陣が先発に名を連ねた。
試合は序盤から激しい攻防戦に。最初にチャンスを作ったのはイタリア。12分、ジョルジーニョからのパスを受けたジャコモ・ラスパドリがフィニッシュまで持ち込むも、エミリアーノ・マルティネスがしっかりセービング。ゴールを許さない。
19分には再びイタリア。レオナルド・ボヌッチのロングフィードを引き出したフェデリコ・ベルナルデスキがペナルティエリアに侵入し、中央へグラウンダーのクロスボールを送る。処理が難しいボールだったものの、アルゼンチンのクリスティアン・ロメロがしっかりとクリアした。
25分にはアルゼンチンも反撃。バイタルエリアでボールを受けたメッシが前を向くと、迷わず左足を振り抜く。強烈なシュートはボヌッチのブロックに防がれ、GKを脅かすには至らない。続く27分にはルーズボールを拾ったロドリゴ・デ・パウルが中央へパスを送ると、メッシがフィニッシュまで持ち込む。シュートに勢いはなく、ジャンルイジ・ドンナルンマが難なくセーブした。
徐々にアルゼンチンが勢いを増すと、28分に均衡が破れる。高い位置でボールを奪うと、ジオヴァニ・ロ・チェルソがメッシへと繋ぐ。メッシは反転からのドリブルでエリア内に侵入して、中央へ絶妙なクロス。最後はL・マルティネスが右足で押し込み、アルゼンチンが先手を取った。
このまま前半終了かと思われたアディショナルタイム、アルゼンチンが再びチャンスを演出。背後からのロングボールをL・マルティネスがキープし、前を向いてドリブルで持ち運ぶ。背後へスルーパスを送ると、抜け出したディ・マリアはGKの頭上を抜く鮮やかなループシュートを沈め、アルゼンチンがリードを広げた。
2点リードで折り返した後半も、アルゼンチンが試合の主導権を握る。60分、背後からのロングボールに抜け出したディ・マリアが、カットインから左足でシュート。巻いてファーサイドを狙ったシュートはディフレクションしてゴールに向かうも、ドンナルンマがしっかりと弾き出す。続く61分にはメッシが左コーナーキックをマイナス方向に蹴ると、空いていたディ・マリアがダイレクトボレー。強烈なシュートは再びドンナルンマがセーブし、追加点を与えなかった。
アルゼンチンの勢いは止まらず、64分には高い位置でボールを奪ってショートカウンターを発動。右サイドを抜け出したメッシが左足アウトサイドでクロスを送ると、ファーサイドに走り込んだロ・チェルソがダイレクトで合わせる。シュートはわずかに枠を外れた。
その後もメッシを中心としたアルゼンチンの攻撃陣が存在感を示し、イタリアにボールを奪わせない。アルゼンチンがボールを握る時間が多い中、イタリアもわずかな隙を見つけてゴールに迫る。77分、高い位置でのインターセプトからバレッラがゴールに迫ると、DFに当たってこぼれたボールがジャンルカ・スカマッカの元へ。フィニッシュまで持ち込んだものの、スカマッカのポジションはオフサイドと判定された。
このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、アルゼンチンの攻撃陣が再び火を吹く。カウンターの流れからメッシが前線にボールを持ち運ぶも、イタリアの守備陣が必死の対応。メッシのドリブルを止めてボールがこぼれると、これに反応したパウロ・ディバラがワントラップでシュートコースを作り、狙い澄ました一撃を放つ。途中出場のディバラが、試合を決める3点目を記録した。
試合はこのままタイムアップ。イタリアを下したアルゼンチンが、記念すべきフィナリッシマの第1回大会を制した。一方のイタリアは、“主将”キエッリーニの最終戦を勝利で飾ることはできなかった。
【スコア】
イタリア代表 0-3 アルゼンチン代表
【得点者】
0-1 28分 ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン代表)
0-2 45+1分 アンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン代表)
0-3 90+4分 パウロ・ディバラ(アルゼンチン代表)
UEFA(欧州サッカー連盟)とCONMEBOL(南米サッカー連盟)の共催によって今年から新設された、EURO王者とコパ・アメリカ王者が対戦する同大会。記念すべき第1回大会は、“サッカーの聖地”ことウェンブリー・スタジアムでの開催となり、EURO2020を制したイタリア代表とコパ・アメリカ2021で優勝したアルゼンチン代表の対戦カードとなった。
イタリア代表はこの日が“アッズーリ”ラストマッチとなるジョルジョ・キエッリーニを筆頭に、ジョルジーニョやニコロ・バレッラらがスターティングメンバー入り。一方のアルゼンチン代表はリオネル・メッシ、ラウタロ・マルティネス、アンヘル・ディ・マリアら強烈な攻撃陣が先発に名を連ねた。
試合は序盤から激しい攻防戦に。最初にチャンスを作ったのはイタリア。12分、ジョルジーニョからのパスを受けたジャコモ・ラスパドリがフィニッシュまで持ち込むも、エミリアーノ・マルティネスがしっかりセービング。ゴールを許さない。
19分には再びイタリア。レオナルド・ボヌッチのロングフィードを引き出したフェデリコ・ベルナルデスキがペナルティエリアに侵入し、中央へグラウンダーのクロスボールを送る。処理が難しいボールだったものの、アルゼンチンのクリスティアン・ロメロがしっかりとクリアした。
25分にはアルゼンチンも反撃。バイタルエリアでボールを受けたメッシが前を向くと、迷わず左足を振り抜く。強烈なシュートはボヌッチのブロックに防がれ、GKを脅かすには至らない。続く27分にはルーズボールを拾ったロドリゴ・デ・パウルが中央へパスを送ると、メッシがフィニッシュまで持ち込む。シュートに勢いはなく、ジャンルイジ・ドンナルンマが難なくセーブした。
徐々にアルゼンチンが勢いを増すと、28分に均衡が破れる。高い位置でボールを奪うと、ジオヴァニ・ロ・チェルソがメッシへと繋ぐ。メッシは反転からのドリブルでエリア内に侵入して、中央へ絶妙なクロス。最後はL・マルティネスが右足で押し込み、アルゼンチンが先手を取った。
このまま前半終了かと思われたアディショナルタイム、アルゼンチンが再びチャンスを演出。背後からのロングボールをL・マルティネスがキープし、前を向いてドリブルで持ち運ぶ。背後へスルーパスを送ると、抜け出したディ・マリアはGKの頭上を抜く鮮やかなループシュートを沈め、アルゼンチンがリードを広げた。
2点リードで折り返した後半も、アルゼンチンが試合の主導権を握る。60分、背後からのロングボールに抜け出したディ・マリアが、カットインから左足でシュート。巻いてファーサイドを狙ったシュートはディフレクションしてゴールに向かうも、ドンナルンマがしっかりと弾き出す。続く61分にはメッシが左コーナーキックをマイナス方向に蹴ると、空いていたディ・マリアがダイレクトボレー。強烈なシュートは再びドンナルンマがセーブし、追加点を与えなかった。
アルゼンチンの勢いは止まらず、64分には高い位置でボールを奪ってショートカウンターを発動。右サイドを抜け出したメッシが左足アウトサイドでクロスを送ると、ファーサイドに走り込んだロ・チェルソがダイレクトで合わせる。シュートはわずかに枠を外れた。
その後もメッシを中心としたアルゼンチンの攻撃陣が存在感を示し、イタリアにボールを奪わせない。アルゼンチンがボールを握る時間が多い中、イタリアもわずかな隙を見つけてゴールに迫る。77分、高い位置でのインターセプトからバレッラがゴールに迫ると、DFに当たってこぼれたボールがジャンルカ・スカマッカの元へ。フィニッシュまで持ち込んだものの、スカマッカのポジションはオフサイドと判定された。
このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、アルゼンチンの攻撃陣が再び火を吹く。カウンターの流れからメッシが前線にボールを持ち運ぶも、イタリアの守備陣が必死の対応。メッシのドリブルを止めてボールがこぼれると、これに反応したパウロ・ディバラがワントラップでシュートコースを作り、狙い澄ました一撃を放つ。途中出場のディバラが、試合を決める3点目を記録した。
試合はこのままタイムアップ。イタリアを下したアルゼンチンが、記念すべきフィナリッシマの第1回大会を制した。一方のイタリアは、“主将”キエッリーニの最終戦を勝利で飾ることはできなかった。
【スコア】
イタリア代表 0-3 アルゼンチン代表
【得点者】
0-1 28分 ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン代表)
0-2 45+1分 アンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン代表)
0-3 90+4分 パウロ・ディバラ(アルゼンチン代表)
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