新型『BMW 3シリーズ』に、ディーゼル4WD追加。直6ターボ4WD、PHVも遅れて登場
1975年の登場以来40年以上に渡って高い支持を受け、世界累計販売1500万台を達成したBMW 3シリーズ。その最新世代として2019年1月に上陸した7代目モデルに、新世代クリーンディーゼル・エンジンと4輪駆動システムを搭載した『320d xDrive(サンニーマル・ディー・エックスドライブ)』が追加設定され、5月24日から発売が開始されている。
E、Fと続いてきた型式名称もG20型に改められた7代目は、今までの分割型から一体型へ進化した伝統のキドニー・グリルを採用。4灯ダブル・ラウンドをモチーフとしたヘッドライトや、Cピラーに組み込まれたホフマイスター・キンクなど、40年の伝統を継承しつつも洗練された美しいグラフィックスの新デザインコンセプトに進化している。
また、日本で初めて導入された3眼カメラや高性能画像処理プロセッサーの採用により、精度を高めた運転支援技術を全車に標準装備し、スポーティな走行性能とともに実用性を兼ね備えたモデルとなっている。
その新型3シリーズに追加された『BMW 320d xDrive』は、BMWで2リッタークラス初となる低回転域と高回転域で切り替わる2ステージ・ターボを持つ直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル(190PS/400Nm)を搭載。その最大トルク発生回転域は1750〜2500回転と、より低回転域のパワーと加速性が向上している。
そのトラクション性能に一役買う駆動系には、こちらもBMW自慢の4輪駆動システムxDriveを装備。このxDriveは走行中にセンサーが常に路面状況を検知し、車両速度やドライバーのステアリング操作に応じて電子制御で前後トルク配分を最適化することで常に安定した走行を実現し、日常走行における快適性や操作性を高める機能を持っている。
また安定走行時には後輪にほぼ100%エンジントルクを配分することも可能となり、燃費効率を高めるとともにFRを基本とするBMWらしい爽快なドライビングフィールがもたらされる。
この最新ディーゼル4WDグレードの発売に併せて、高い走行性能と環境性能を両立させるプラグイン・ハイブリッドの『BMW 330e M Sport(サンサンマル・イー・エムスポーツ)』と、直列6気筒エンジンを搭載し、スポーツ走行と公道での実用性を両立させたハイパフォーマンスモデルの『BMW M340i xDrive(エム・サンヨンマル・アイ・エックスドライブ)』のプレオーダーも開始されている。
新型3シリーズの新たな電動化戦略を担う『BMW 330e M Sport』は、先代モデルから約80%容量を拡大した10.3kWhのリチウムイオンバッテリーと最高出力83kWのモーターに加えて、2リッター直列4気筒BMWツインパワー・ターボを搭載。
エンジンとモーターの組合せによって最高出力292PS(エキストラ・ブースト・モードを使用時)、最大トルク420Nmを発生し、0-100km/h加速5.9秒を実現する動力性能を備えつつ、電気モーターのみで時速120kmまで、最低59kmのゼロ・エミッション走行が可能な優れた高速走行性能と環境性能を兼ね備えている。
一方、伝統の3リッター直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載した『BMW M340i xDrive』は、最高出力387PS/5800rpm、最大トルク500Nm/1800-5000rpmを発揮し、0-100km/h加速は4.4秒を実現。
サーキット走行を想定し、Mスポーツ・ディファレンシャルやアダプティブMサスペンション、Mスポーツ・ブレーキを採用すると同時に、ハイパフォーマンス冷却システムとディスクブレーキを含むMテクノロジー・パッケージを搭載し、サテン調のクローム加飾を施したキドニー・グリルやミラーキャップ、エアインテークを備えるなど、性能に見合ったアグレッシブなモデルとなっている。
これらすべてのモデルには、最先端の運転支援機能に加えリバース・アシスト機能を持つパーキングアシスタントやAI音声認識技術を活用したBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント、クルマを取り巻く情報をITネットワークで繋ぐBMWコネクテッド・ドライブを標準装備。さらに2019年夏以降には自動運転レベル2相当の”ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能”も搭載される。
これらBMW 3シリーズ追加モデル群のなかで5月23日から先行して発売される『BMW 320d xDrive』が、M Sportトリムを含めて578万〜629万円。プラグイン・ハイブリッドの『BMW 330e M Sport』が654万円、『BMW M340i xDrive』は962万円となり、後者のPHVと直列6気筒xDriveモデルは9月下旬より順次納車が開始される。
BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp
「PHV」をもっと詳しく
「PHV」のニュース
-
ランサムウェア組織「ALPHV」が突然消滅、関連組織の身代金持ち逃げか3月8日12時42分
-
四日市のカローラ三重/ネッツノヴェル三重でapr GR86 GTのお披露目会開催。高い注目集める3月7日18時10分
-
aprの30号車プリウスPHV GTはスーパーGT第8戦富士がラストレース。2021年は「新型車両」に12月2日23時49分
-
【GT300マシンフォーカス】“取り残された長男”を救った滑空テストと専用ブレーキ。プリウスPHV、FR化3年目の熟成11月20日11時42分
-
スーパーGT第6戦オートポリスのZFアワードはポール・トゥ・ウインの31号車aprが受賞10月30日13時46分
-
プリウスPHVで初優勝の嵯峨宏紀「今は『ありがとう』という言葉しかない」【第6戦GT300決勝会見】10月24日18時59分
-
プリウスPHV GTがライバルを圧倒。10秒差を築くポール・トゥ・ウインで今季初優勝【第6戦GT300決勝レポート】10月24日18時53分
-
【タイム結果】2021スーパーGT第6戦オートポリス ウォームアップ10月24日12時37分
-
歯痒い思いをしていた嵯峨宏紀「31号車が本来いるべき位置に戻ってきた」【第6戦GT300予選会見】10月23日18時56分
-
ハイブリッドパワー炸裂。プリウスPHV GTの嵯峨宏紀が今季初PP獲得【第6戦GT300予選レポート】10月23日17時57分
スポーツニュースランキング
-
1J1広島巡り安芸高田市長から反論。新潟スポンサー社長がX閉鎖へ「悲しい」 FOOTBALL TRIBE
-
2大谷翔平が3試合連続の11号2ラン、量産態勢で両リーグ単独トップ…ぽんと手をたたく 読売新聞
-
3もはや発砲音か爆発音!大谷翔平の特大11号で“衝撃インパクト音”に注目殺到 「エグすぎて引く」「打球音でHRとわかる」現地実況も驚愕 ABEMA TIMES
-
4「ショウヘイを打者に専念させるのは問題だ」 大谷翔平が驚愕の3戦連発! 打率も衝撃の「.370」まで上昇 ココカラネクスト
-
5ネリ戦の初ダウンで意見が真っ二つ!? 井上尚弥のPFP順位を巡る論争が早くも噴出「クロフォードに異論などない」「イノウエは1位だ」 ココカラネクスト