2023年F1第8戦スペインGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)
2023年F1第8戦スペインGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=5位(66周/66周)
厳しいレースだった。残念ながらトップで戦うことはできなかった。レースペースがタイヤマネジメントとデグラデーションに大きく左右されるからだ。
今シーズンここまで、日曜日には苦しんできた。それでも今週末、コース上で全力を尽くした。この新しいパッケージへの取り組みを続け、マシンを開発し続ける。
グランドスタンドから毎日応援してくれたファンの皆にお礼を言いたい。母国でレースをするのはいつだって本当に楽しいものだ。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=4位(66周/66周)
今日のレースにはがっかりしている。予選の失敗の代償を支払う形になった。優れた戦略で走ったけれど、グリッドポジションからして、できることは限られていた。
3位は可能だったと思う。もっとポイントを稼ぐためには、レースがだめになる可能性があっても、1周目にもっとリスクを犯す必要があった。
1周目、ジョージはかなり深く突っ込んでいって、たくさんポジションを上げていた。でも僕たちは、確実にクリーンなスタートを切りたかったから、そこまでアグレッシブにはいかなかった。
その後、アストンマーティンの後ろに引っかかった。フェルナンド(・アロンソ)は本当にオーバーテイクしづらかった。そのため、思っていたほど早く順位を上げることができなかった。
今週末は全体的に見て、一歩後退したと思う。上位につけることができなかったんだ。でも改善できることはたくさんある。12ポイントを持ち帰ることもできた。次のカナダでは強力なレースができるはずだ。今は全体的に僅差になっているので、興味深いレースになるだろう。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=3位(66周/66周)
すごくいいレースができたね! 今朝の時点で、12番グリッドから順位を上げていけると自信を持っていた。5番手か6番手は可能だと思っていたんだ。スタートをうまく決めることができ、序盤からペースが良かった。金曜の走行から、レースペースは優れていると分かっていたけれど、実際グランプリでそれが再現できるかどうか、100パーセント確信することはできない。でも今日はペースがよかったから、すごくうれしかった。何度か良いオーバーテイクを決めて、表彰台をつかんだんだ。
この結果から、ファクトリーの皆がこのアップグレードを持ち込めるようにどれだけハードワークにあたり、努力してくれたかが分かる。去年ここで強力なレースをしたから、一貫してこういう結果を出して、レッドブルとのギャップを縮めることができるかを確認する意味で、今後の数戦が重要になる。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=2位(66周/66周)
今日一日を終えて、今、とても幸せな気分だ。今週末、2位になれるなんて予想していなかった。でも今日はすべてのことをコントロールして走ることができた。マックス(・フェルスタッペン)のレッドブルは別次元なので、ついていくことはできなかったけれど、それでもとてもポジティブな結果だよ。
ジョージが12番手から3位を獲得したのも素晴らしいことだよね。チーム全員、ファクトリーの人たち、そして常に僕に寄り添ってくれる世界中のチームLHの皆に、心から感謝している。
このマシンについての学習を進めている。今週末と同じ状態が続き、ここから先、僕たちが良い状況になるといいね。マシンが適切なウインドウに入らないサーキットもいくつかあるだろうけど、今後の数戦は僕たちのマシンとの相性がいいことを願っている。
(レース直後のインタビューで語り)ファクトリーの皆が頑張り続けてくれたおかげで、レッドブルに少し近づくことができた。皆に本当にお礼を言いたい。レッドブルはまだ前にいるけれど、追いかけ続けるよ。今のところ彼らは僕たちにとってはまだ速すぎる。でも今努力しているところだ。一歩ずつだよ。そうして今年の終わりまでに近づくことができれば最高だよね。それができなくても、来年だ。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=優勝(66周/66周)
ここでまた勝つことができて信じられないような気分だ。これほど素晴らしいマシンを走らせることは大きな喜びだよ。
ターン1でリードを維持したことが重要だった。とてもタイトだった。その後はタイヤマネジメントをしっかりやることに集中し、後方に大きなギャップを築くことができた。(セカンドスティントでは)ハードタイヤを履いたところ、あまりグリップがよくなくて、スライドがひどかった。ペースは悪くなかったけれど、ギャップを拡大することができなかったので、ソフトに交換した。その後はマシンを最後まで持ち帰るだけでよかった。
今回も強力な週末を過ごした。これこそチームに期待していることだ。年間を通してこの調子を維持できることを願っている。
(レース後、ハミルトンとまたタイトル争いをしたいかと『Sky Sports』に聞かれ)今よりもっと多くのチームがトップ争いをするようになれば、F1全体にとって素晴らしいことだと思う。もっと多くのドライバーがトップ争いするようになればいいよね。今年のうちに差が縮まっていって、来年にはもっと多くのチームが戦いに加わるようになるといいね。
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