阪神・ノイジーが直近6試合で24打数1安打と不振…球界OBは「焦りがある」と指摘も「3番はノイジーが適任」と見解
高めに手を出す場面が目立つノイジー。この苦境を乗り越えられるか(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
開幕から53試合が経過して、34勝17敗2分(6月7日試合前現在)でセ・リーグ首位を独走している阪神。ここまでチーム防御率は2.72でリーグトップの投手陣を中心に、勝ち星を積み重ねている。
一方で、ここにきて心配視されているのが打撃陣。その中でも状態の悪さが目立っているのが新外国人選手で、今季は主に「3番・レフト」で起用されているシェルドン・ノイジーだ。
【関連記事】「あれは美しい」阪神主砲・大山悠輔 打撃以外で球界OBから絶賛集める「ポイント」とは
6日の楽天戦(楽天モバイルパーク)でノイジーは、ストライクゾーンから大きく外れたボール球をスイングして凡退に倒れるシーンが目立った。この試合も無安打に終わった助っ人は、直近6試合で24打数1安打と不調。岡田監督も試合後のインタビューで、ノイジーのスタメン落ちを示唆していた。
交流戦に入り、打撃内容が悪くなっている助っ人を球界OBはどのように見ているのか。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍している高木豊氏が自身のユーチューブチャンネルを更新し、ノイジーについて言及した。
高木氏は、現在のノイジーの状態について「焦りがある。打たなきゃいけないという気持ちでボール球がストライクに見えてしまうんだと思う。気持ち良くは打っていないよね」と現状について話した。
また、ボール球に手を出さないようにするための対策については、「フォアボール1個でいくらという感じで、インセンティブをつけるといい」と、同氏は四球を1つ選んだ際に発生するインセンティブの制度を“提案”した。その理由については、「ヒットやホームランで評価が上がったりとか、お金をもらえたりする。だから、昔の外国人選手はフォアボールで相手投手に怒っていた。打たないと金にならないというのは、彼らが良く知っている」と話し、ノイジーのように外国人選手がボール球を振ってしまうケースはよくあるとした。
6日の楽天戦後に岡田監督はノイジーの打撃内容に苦言を呈し、スタメン落ちを示唆したが、それについて高木氏は「(3人連続で左打者になってしまうから、)3番には右打者を入れたい。ノイジーで我慢するんじゃないかな。別の打順にするというのもなくはないけど、ノイジーが適任だと思う」と、助っ人の3番起用が適任という自身の見解を示した。
18年ぶりの“アレ”を狙う阪神。悲願達成にはノイジーの復活が必要不可欠のようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
Copyright © CoCoKARAnext All Rights Reserved.
「安打」をもっと詳しく
「安打」のニュース
-
【ヤクルト】奥川恭伸が2軍で7回2安打1失点の好投 高津臣吾監督「コントロールは申し分ない」5月6日22時50分
-
【巨人】京本真「気持ちで投げられた」プロ初連投&複数イニングで2回無失点5月6日22時6分
-
楽天 難敵セデーニョの一発に沈み今季3度目の3連敗 荘司「失投、投げミスです」5月6日21時47分
-
ソフトバンク両リーグ最速20勝到達 43歳和田が今季1勝、山川2打席連発、三森3安打4打点の強力援護5月6日21時4分
-
楽2—4オ(6日) オリックス曽谷が2勝目5月6日21時3分
-
中2—0巨(6日) 梅津が今季初勝利5月6日20時54分
-
【ファーム情報】ヤクルト・奥川が7回1失点で1勝目 オイシックスの元阪神・高山3安打5月6日20時48分
-
【DeNA】筒香嘉智3打席目にフェン直二塁打 あと数センチで柵越えの圧巻打球…1674日ぶり安打5月6日20時39分
-
【ソフトバンク】柳田悠岐の“変などすこい”一挙紹介 3150座り3150グリコバキュ〜ン5月6日20時34分
-
【日本ハム】北山亘基がプロワースト6失点KO 4回途中被安打75月6日20時19分
スポーツニュースランキング
-
1J1広島巡り安芸高田市長から反論。新潟スポンサー社長がX閉鎖へ「悲しい」 FOOTBALL TRIBE
-
2大谷翔平の驚がく2本塁打に地元メディア「国の宝だ」「1ドルたりとも無駄にしない価値がある」 スポーツ報知
-
3息できてるか…? 大谷翔平、特大アーチを打った瞬間に“異変”が起きた…!? 相手投手の“動き”がヤバすぎると話題に「秒で確信」「この打球ならしょうがない」 ABEMA TIMES
-
4これは反則レベル!大谷翔平、中継カメラがとらえたヤバすぎる“数秒間” 特大アーチ直後に見せた一瞬の“表情”にファン騒然「秒で確信したな」「なんだ、ただの神か…」 ABEMA TIMES
-
5バドミントン桃田賢斗「泣きそうになりながら、こらえた。もうやり残したことはない」トマス杯が終了し日本代表引退 スポーツ報知