ブラジルに敗戦の森保監督「結果が伴わず残念」…右SB起用の長友は「世界で戦うのに必要」
サッカーキング2022年6月7日(火)0時55分
日本代表の森保一監督 [写真]=Getty Images
日本代表を率いる森保一監督が、6日に行われたキリンチャレンジカップ2022のブラジル代表戦を振り返った。
王国を相手に守備陣が奮闘を見せながらも、PKによる1失点で0-1の敗戦。森保監督は、「勝利を目指して戦うということで準備をして試合に臨んだところで、勝てなくて非常に残念です。我慢強く、粘り強く戦いつつ、攻撃の姿勢を忘れないでゴールに向かうことを見せてくれたなかで、結果が伴わず残念に思います。惜しいではダメなのはわかっているつもりです。選手たちが今自分たちでできるベストのことを続けてくれたことは、未来の勝ち点、勝利に積み上げていくものがあります」と試合の感想を述べた。
11月に開幕するFIFAワールドカップカタール2022のグループステージでは、格上のドイツ、スペインと同居。ブラジル戦と同様の試合展開が予想されるが、森保監督は「もちろん現段階での力の差は認めないといけないですが、戦い方次第では勝ち点を取れる。リーグでは勝ち点を取れる、我慢強く戦えば勝てることができたかもしれない。今のベストを試合にぶつけてチャレンジし、アグレッシブに戦い、我慢強く戦ったことをピッチ上で表現してくれた。ポジティブな評価は持っています」と一定の手応えを示している。
長友佑都を右サイドバックの先発で起用。試合前には懐疑的な声も多く寄せられたが、35歳は欧州王者のヴィニシウス・ジュニオールに決定的な仕事をさせずに前評判を覆した。森保監督も「我々の戦いの中でのオプションが増えた。強い相手になればなるほど彼の経験が出る。対人の強さはヴィニシウス相手でも互角に戦っていたと思いますし、やはり世界のトップを経験した彼の力は国際大会でレベルが高い中で、世界で戦うのに必要なプレーヤーだということを見せてくれている」と、本戦での活躍に期待を寄せている。
また、森保監督は、改めて浮き彫りとなった攻撃力という課題にも言及している。
「攻撃に関してはまだまだ選手たちがやれると思っています。三笘(薫)も止められたシーンはありましたけど、1対1で相手を上回ることは見せてくれた。今日経験できたことでよりレベルが上がった相手に対しても自信を持ってくれて、肌感覚でわかったと思いますので、必ずレベルアップしてくれると思います」
「(ワントップの古橋亨梧と前田大然は)数は少なかったが背後への狙いを持ったランニング、チャンスになりかけたシーンもあった。より多くできるようにチームの戦い方のクオリティを上げていければ、彼らはもっと活きると思います。総合的に考えたとき、スピードのある選手、かつ前線での起点の能力も上がっている、守備の貢献もできるということで、チームにとっては武器になっていくという思いで起用しています」
「ボールを奪ってから攻撃で前に運ぶ、プレッシャーを外す部分ではもっともっと上げていかないといけない。ボールを保持しながらも、もっと相手のブロックに入っていけるように、相手を動かしながら攻撃できるように。そのためにも立ち位置であったり、我々がボールを持っている時に守備でプレッシャーをかけられる中、相手の圧力よりも速くいいポジションを取ってボールをつなげるように、攻撃力を上げていきたいです」
王国を相手に守備陣が奮闘を見せながらも、PKによる1失点で0-1の敗戦。森保監督は、「勝利を目指して戦うということで準備をして試合に臨んだところで、勝てなくて非常に残念です。我慢強く、粘り強く戦いつつ、攻撃の姿勢を忘れないでゴールに向かうことを見せてくれたなかで、結果が伴わず残念に思います。惜しいではダメなのはわかっているつもりです。選手たちが今自分たちでできるベストのことを続けてくれたことは、未来の勝ち点、勝利に積み上げていくものがあります」と試合の感想を述べた。
11月に開幕するFIFAワールドカップカタール2022のグループステージでは、格上のドイツ、スペインと同居。ブラジル戦と同様の試合展開が予想されるが、森保監督は「もちろん現段階での力の差は認めないといけないですが、戦い方次第では勝ち点を取れる。リーグでは勝ち点を取れる、我慢強く戦えば勝てることができたかもしれない。今のベストを試合にぶつけてチャレンジし、アグレッシブに戦い、我慢強く戦ったことをピッチ上で表現してくれた。ポジティブな評価は持っています」と一定の手応えを示している。
長友佑都を右サイドバックの先発で起用。試合前には懐疑的な声も多く寄せられたが、35歳は欧州王者のヴィニシウス・ジュニオールに決定的な仕事をさせずに前評判を覆した。森保監督も「我々の戦いの中でのオプションが増えた。強い相手になればなるほど彼の経験が出る。対人の強さはヴィニシウス相手でも互角に戦っていたと思いますし、やはり世界のトップを経験した彼の力は国際大会でレベルが高い中で、世界で戦うのに必要なプレーヤーだということを見せてくれている」と、本戦での活躍に期待を寄せている。
また、森保監督は、改めて浮き彫りとなった攻撃力という課題にも言及している。
「攻撃に関してはまだまだ選手たちがやれると思っています。三笘(薫)も止められたシーンはありましたけど、1対1で相手を上回ることは見せてくれた。今日経験できたことでよりレベルが上がった相手に対しても自信を持ってくれて、肌感覚でわかったと思いますので、必ずレベルアップしてくれると思います」
「(ワントップの古橋亨梧と前田大然は)数は少なかったが背後への狙いを持ったランニング、チャンスになりかけたシーンもあった。より多くできるようにチームの戦い方のクオリティを上げていければ、彼らはもっと活きると思います。総合的に考えたとき、スピードのある選手、かつ前線での起点の能力も上がっている、守備の貢献もできるということで、チームにとっては武器になっていくという思いで起用しています」
「ボールを奪ってから攻撃で前に運ぶ、プレッシャーを外す部分ではもっともっと上げていかないといけない。ボールを保持しながらも、もっと相手のブロックに入っていけるように、相手を動かしながら攻撃できるように。そのためにも立ち位置であったり、我々がボールを持っている時に守備でプレッシャーをかけられる中、相手の圧力よりも速くいいポジションを取ってボールをつなげるように、攻撃力を上げていきたいです」
(C) SOCCERKING All rights reserved.
「森保」をもっと詳しく
「森保」のニュース
-
森保一監督、現役引退の長谷部誠をねぎらう「日本人に夢を与えてくれた」18年W杯で“共闘”5月24日16時0分
-
伊東純也は3月に続き今回も選外…森保監督は「彼を守るため」と説明も「確実に代表の戦力になる」5月24日15時56分
-
デンマークで活躍中の鈴木唯人、約2年半ぶりの日本代表入り! 森保監督が評価したポイントは?5月24日15時10分
-
森保監督が「悲しい」と苦笑い…W杯予選日本代表メンバー報道で持論5月24日14時37分
-
鈴木唯人が2年半ぶりA代表招集…デンマークで25戦9得点 森保監督「攻撃の良さを発揮できている」5月24日14時32分
-
伊東純也は3月に続き今回も招集されず…森保監督「3月から状況は変わっていない。彼を守るため」5月24日14時30分
-
町田・谷晃生の代表選出で議論再燃「森保監督は小さいGK呼ばない」と指摘も5月24日14時24分
-
サッカー日本代表 代表招集外の伊東純也へ森保監督「彼が大切にしている人たちに影響があると思い...」5月24日14時4分
-
森保ジャパン W杯アジア2次予選メンバー発表 伊東純也は選外 谷晃生が町田から初の代表入り5月24日14時0分
-
日本代表・森保監督「試行錯誤しながら...」浦和MFを評価 不動の守護神とMF長谷部誠にも言及5月19日19時31分
スポーツニュースランキング
-
1イチロー氏が大絶賛する阪神の打者「たぶん天才型なんだと思います」 日米野球で「ビックリしました」 スポーツニッポン
-
2「仰天したということはない」フルトンが打ち明けた井上尚弥の衝撃ダウンへの“本音” 電撃再戦の可能性はあるか【現地発】 ココカラネクスト
-
3大谷翔平が“史上5人目の快挙”へ! 第1打席に左前打で4試合連続安打 打率「.350」維持なら歴史的記録を達成 ココカラネクスト
-
4西武・今井達也 監督交代に責任感「稼頭央さんの分まで戦っていく気持ちが強くなった」28日中日戦に先発 スポーツニッポン
-
5衝撃の弾丸ライナー! 大谷翔平、ヤバすぎる高速打球で“異変”が起きた!? 相手一塁手にアクシデント発生 ファン騒然「怪物だろ…」「負傷してこの打球?」 ABEMA TIMES