スウェーデンでのラリーエキシビションはオリバー・ソルベルグが制す。母と共闘で「特別な1戦」
6月7日、スウェーデン・トルシュビーでラリーカーによるエキシビションイベント『ラリー・スウェーデン・ロックダウン』が無観客下で行われ、フォルクスワーゲン・ポロGTI R5をドライブしたオリバー・ソルベルグが優勝した。
WRC世界ラリー選手権を始めとするラリー競技は、ほかのスポーツと同様新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により大会開催が途絶えている。今回の大会はエキシビションではあったものの、ひさしぶりにラリーカーが走行を披露する機会となった。
イベントは全長2.5キロのグラベル(未舗装路)スプリントコースを舞台に行われ、ソルベルグのほかポンタス・ティデマンド、マティアス・エクストロームなど6名のドライバーが出場して、トーナメント形式のバトルに挑んだ。
クオリファイやセミファイナルを経て、決勝ファイナルにはソルベルグとティデマンド(シュコダ・ファビア・ラリー2)が出場。この決勝はステージを2度走行し、その合計タイムで争われた。
ソルベルグは大会途中に降った雨の影響でコースがぬかるむ状況のなか、コドライバーを務めた母パニエラのサポートもあり、1回目の走行で0.8秒のリードを築くと、2回目の走行でもさらにリードを拡大。最終的に1.1秒差でティデマンドを抑えて優勝を飾った。
「最高に楽しかった。(雨の影響で)ステージ終盤のセクションは水たまりもあってラフでトリッキーだったけど、ポンタス(ティデマンド)を抑えるために全力でプッシュした」とソルベルグ。
「かなり僅差の戦いだったけれど、僕と母にとっては特別な1勝になった。こんなに長くラリーカーから離れたことはなかったから、このイベントを実現させてくれたすべての人に心から感謝している」
大会を主催したラリー・スウェーデンのグレン・オルソンCEOは「今回、このイベントを通じてラリー競技にふたたび火を点けることができた」と述べている。
「ほかの世界的スポーツと同様、ラリーも新型コロナウイルスの影響で3月から開催中止を余儀なくされてきた。優勝したオリバーとパニエラを祝福する。また(2位に終わった)ポンタスも最後まで素晴らしい力走をみせてくれた」
大会の模様はWRCの有料オンデマンドサービス『WRC+』でヨーロッパ時間で月曜夜に1時間のハイライト番組として配信される。
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