インターコンチネンタルGTチャレンジ、2021年は全3ラウンドでの開催へ。鈴鹿10時間の代替はなし
6月8日、SROモータースポーツ・グループは、GT3カーレースのトップカテゴリーとして、世界5大陸のサーキットで争われてきたインターコンチネンタルGTチャレンジについて、3月17日に新型コロナウイルスの影響で2021年の開催中止が発表された第49回サマーエンデュランス BHオークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レースの代替戦は開催せず、全3戦で開催すると発表した。
インターコンチネンタルGTチャレンジは、GT3カーで争われるシリーズの最高峰として2016年にスタート。5大陸の著名な耐久レースを舞台として争うコンセプトでカレンダーが組まれ、2020年は当初オセアニアはバサースト、ヨーロッパはスパ・フランコルシャン、アメリカはインディアナポリス、アジアは鈴鹿、アフリカはキャラミという5レースでのカレンダーが組まれていた。
2021年に向けては、バサースト12時間の中止が早々に決まったことから、全4サーキットでのカレンダーが組まれていたが、3月に新型コロナウイルスの影響で鈴鹿10時間の中止が決まり、SROではこの代替戦として中東での新規、もしくは既存レースを組み込んでの開催を目指していた。
ただ、SROは6月8日、他のシリーズとのカレンダーの衝突や予算の影響などから、代替ラウンドの開催を断念し、2021年は全3戦で開催すると発表した。開幕戦は7月29日〜8月1日のトタル・スパ24時間で、第2戦は10月15〜17日のインディアナポリス8時間に。最終戦は12月2〜4日のキャラミ9時間となった。
「これまで偉大なGTカーの耐久レースで世界を繋ぐべく、代替ラウンドを開催するために多くの労力を費やしてきた。達成のためにいくつかのオプションがあったが、それぞれに克服すべき課題が出てきてしまったんだ」と語るのは、SROモータースポーツ・グループの創設者でCEOのステファン・ラテル。
「現在の世界情勢を鑑みると、IGTCの既存の3ラウンドにエネルギーを集中する方が良いと判断した。それぞれのプロモーターの積極的な協力に感謝したいし、将来彼らとふたたび協力できることを望んでいる。今季、IGTCが中東に訪れることはなかったが、これらの議論が今後の新しい機会に繋がると確信しているよ」
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