大谷翔平の異次元パフォーマンスを米メディアが激賞!「トラウトとバーランダーを組み合わせたシーズン」2度目のMVPも決定的と主張
驚異的な活躍でリーグを席巻する大谷。本塁打王も視野に入ってきた(C)Getty Images
すでに2度目の受賞も決定的か。
エンゼルスの大谷翔平は現地時間6月17日(日本時間18日)、敵地でのロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。3打席ノーヒットで迎えた第4打席に特大弾を放ち、メジャーリーグトップの23本塁打を記録した。
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チームが9-10で逆転負けを喫したために本人は納得していないようだが、背番号17の超人的なパフォーマンスがチームを支えていることは明らかだ。
この連日の大谷の活躍により、米国内メディアではインパクトが伝わる、見出し、フレーズなどが躍っている。
「ショウヘイ・オオタニはすでにア・リーグMVPレースに終止符を打った」
このタイトルを掲げたトピックを配信したのは、米老舗スポーツ誌の『Sports Illustrated』だ。現地15日の公式サイト上では、二刀流スターのここまでの結果を踏まえ、2シーズンぶりのMVP受賞がほぼ有力であると主張している。
同メディアは「シーズンの半分を切ったところで、ア・リーグMVPレースは終わったように見える。しかも、その差は僅差ですらない。ショウヘイ・オオタニは、キャリア最高のチーム状況の中で、キャリア最高の野球をしている」と述べ、大谷個人、さらにチームの好調ぶりも称えている。
さらに「オオタニが3シーズン、エリートレベルで二刀流での活躍をしているからと言って、その驚きが薄れることはない。むしろ高めるべきだろう。より優れた打者、より優れた投手はいたが、これだけ長い間、その両方をうまくこなしているのだから、オオタニは史上最も偉大な選手なのだ」と投打におけるプレーのクオリティの高さを評した。
数多くの称賛の言葉が並ぶ今回のトピックでは、他にも「オオタニは、ピーク時のマイク・トラウトとジャスティン・バーランダーを組み合わせたようなシーズンを送っている」と現役大物プレーヤーが大谷のポテンシャルの指標として挙げられている。加えて、「フランク・ロビンソン(1950年代〜70年代でMVP2度、三冠王も達成)とホワイティ・フォード(1950〜60年代に活躍、通算236勝を記録)をマッシュアップしたようなキャリアを築いた」と往年の名プレーヤーの名前も記されている。
現地メディアの反応をみる限り、もはや大谷自身のプレーのみならず、例える対象すら「規格外」となってきていることは間違いないようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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