榎戸育寛「前半に攻めた。終盤はバイクと自分がマッチしなくてミスをしたが初優勝は嬉しい」/全日本ロード第3戦SUGO ST1000 レース1会見
6月19日に茨城県の筑波サーキットで行われた2021年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦筑波のST1000クラス決勝を終え、表彰台に登った榎戸育寛(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)、作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)、渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)が戦いを振り返った。
■榎戸育寛/SDG Motor Sports RT HARC-PRO.(レース1:優勝)
「予選から決勝にかけて雨量がかなり多くなり、コンディションが予選とは違っていました。まずは前に出て自分でペースを作ろうと思い、スタートに懸けていました」
「レース後半になったら何が起こるか分からなかったので、前半にいけるところまでいっておこうというイメージで攻めました」
「終盤はバイクと自分がマッチしなくなってミスをして、そこからは集中が切れてしまいました。今日の反省点です。ST1000初優勝はうれしいですが、明日もレースがあるので、しっかり結果を残したいです」
■作本輝介/Astemo Honda Dream SI Racing(レース1:2位)
「予選でセッティングを大きく外したので、そこから決勝に向けて仕様を変更して臨みました。すると思った以上によくなったので、もっと早くペースを上げたかったのですが、スタート直後になかなか前に出ることができませんでした」
「その間にトップから引き離されたのがもったいなかったです。その後トップに問題が起き、運がよかった部分はあります。明日のレース2は天気がどうなるか分かりませんが、何とか勝てるように準備したいです」
■渡辺一馬/Astemo Honda Dream SI Racing(レース1:3位)
「事前テストからタイム出なくて、最終コーナーでは転倒もしていて、いい流れを作れずにレースウイークを迎えました。昨日も調子が悪かったので、レースに対しては不安がありました」
「雨のレースは嫌いなんです。でも今日は雨に救われた部分もありました。フロントロウにも並べたし、この流れのなかでは最低限の仕事はできたと思います。昨日から今日にかけてチームがセッティングを考えてくれて大きく変更しました。いい方向にきています」
「ただ、予選と決勝でのコンディションの変化なのか、予選のようには走れなかったので、そこをしっかりと検証して、明日もチーム一丸となって戦いたいです」
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