久保のほかには? レアルとマジョルカの両クラブに在籍した者たち7選
サッカーキング2020年6月23日(火)12時55分
マジョルカでプレーする久保 [写真]=Getty Images
マジョルカは24日、ラ・リーガ第31節でレアル・マドリードと対戦する。MF久保建英にとっては、昨年10月以来となる所属元との一戦。今季ここまでの成長ぶりをアピールすると同時に、18位と降格圏に沈むチームを残留に導く働きが求められる。
そんな久保と同じように、マジョルカとレアル・マドリードの両クラブに在籍した者は過去にもいた。今回はあのスーパースターから意外なレジェンドまで一気に紹介しよう。
マルコ・アセンシオ
生年月日:1996年1月21日(24歳)
国籍:スペイン
ポジション:MF
マジョルカ在籍:~2015年6月(下部組織出身。2014-15はレアルからのレンタル契約で在籍)
レアル・マドリード在籍:2015年7月~
今回、特別な一戦を戦うのは久保だけではない。生まれも育ちもマジョルカ、プロデビューを飾った古巣との対戦となるアセンシオも特別な思いを胸にゲームを迎える。今季はケガで長期離脱を余儀なくされていたため、2015年の退団以降、マジョルカと対戦するのはこれが初めて。もちろん故郷のクラブの2部降格は望んでいないだろうが、この試合でも全身全霊を尽くすはずだ。
ボルハ・バレーロ
生年月日:1985年1月12日(35歳)
国籍:スペイン
ポジション:MF
レアル・マドリード在籍:~2007年6月(下部組織出身)
マジョルカ在籍:2007年7月~2008年8月、2009年8月~2010年6月
レアルの下部組織出身ながらトップチームへの昇格が叶わず、マジョルカと契約。すると1年目からレギュラーとして活躍し、古巣との一戦でも値千金の同点ゴールを挙げてみせた。09-10シーズンにもウェストブロムウィッチからのレンタルでマジョルカ復帰を果たすと、現地誌による「最優秀スペイン人選手」に選出。その当時は、ペップ・グアルディオラ監督率いるバルセロナへの移籍話が浮上するほどだった。2012年からは活躍の場をイタリアに移し、現在はインテルでプレーしている。
サミュエル・エトー
生年月日:1981年3月10日(39歳)
国籍:カメルーン
ポジション:FW
レアル・マドリード在籍:~2000年12月(下部組織出身)
マジョルカ在籍:2000年1月~2004年8月
レアルの下部組織で育ち、トップチームへの昇格を果たすも、その後しばらくレンタル移籍が続いたエトー。しかし、3つ目のレンタル先となったマジョルカでストライカーとしての才能を開花させる。1年目に13試合6ゴールの成績を残して完全移籍を果たすと、2004年にバルセロナへ移籍するまで54得点を挙げて、スペイン1部でのクラブ歴代最多得点記録を樹立した。昨年9月の引退後には、キャリア最高の時期を過ごしたクラブはインテルでもなく、バルセロナでもなく、「マジョルカ」と断言。「第二の故郷」だというマジョルカは今も特別な場所のようだ。
イバン・カンポ
生年月日:1974年2月21日(46歳)
国籍:スペイン
ポジション:DF/MF
マジョルカ在籍:1997年7月~1998年6月
レアル・マドリード在籍:1998年7月~2003年6月
カーリーヘアがトレードマークで、ボルトンでは元日本代表MF中田英寿氏ともプレーしたカンポ。マジョルカでの活躍を足がかりにレアルへの移籍を勝ち取った数少ない選手である。しかも1部昇格を果たしたばかりのマジョルカからレアルへ、1年で実現したステップアップだった。レアルでは2000年と2002年の2度にわたってチャンピオンズリーグ優勝を経験した一方で、絶え間ない批判から一時うつ病を患ったこともある。それでもレジェンドマッチには顔を出し、華麗なパスでファンを沸かせる姿がそこにはあった。
ミカエル・ラウドルップ
生年月日:1964年6月15日(56歳)
国籍:デンマーク
ポジション:MF/FW
レアル・マドリード在籍:1994年7月~1996年6月
マジョルカ在籍:2010年7月~2011年9月(トップチーム監督)
レアルとマジョルカの両クラブに在籍――といっても、マジョルカは選手ではなく、監督として過ごしたクラブになる。2010年夏に就任すると、財政難から欧州カップ戦出場権を剥奪される厳しい状況のなかでチームを1部残留に導いた。一方、レアルでは1994年から2シーズンにわたってプレー。バルセロナから“禁断の移籍”を果たし、白いユニフォームに袖を通した。ただし、世界中のファンを驚かせたのは次の移籍先だろう。1996年夏、デンマーク史上最高のプレーヤーが新天地に選んだのは当時JFLに所属していたヴィッセル神戸。バルサ、レアルを経て、神戸でプレーすることになるとは誰も想像できなかったに違いない。
ホセ・マヌエル・フラド
生年月日:1986年6月29日(33歳)
国籍:スペイン
ポジション:MF
レアル・マドリード在籍:~2006年8月(下部組織出身)
マジョルカ在籍:2008年7月~2009年6月
レアルのBチーム時代には「NEXTジダン」と呼ばれたフラド。技巧派MFはしかし、当時「銀河系軍団」と呼ばれたトップチームで十分なチャンスを貰えず、アトレティコ・マドリードへ移籍すると、08-09シーズンにレンタル契約でマジョルカにやってきた。この決断は吉と出て、チーム2番目となるリーグ戦9ゴールをマーク。自らの実力を証明し、アトレティコへの復帰を果たすと、翌年にはヨーロッパリーグ優勝を味わった。現在はスペイン2部のカディスに在籍している。
ルベン・ゴンサレス
生年月日:1982年1月29日(38歳)
国籍:スペイン
ポジション:DF
レアル・マドリード在籍:~2006年7月(下部組織出身)
マジョルカ在籍:2009年8月~2011年6月
ルベン・ゴンサレスもまた、「銀河系軍団」と呼ばれた時代にトップチームデビューを果たした生え抜き選手。クラブのレジェンドであるフェルナンド・イエロがつけた“背番号4”を受け継いだが、ケガにも泣かされ大成することはできなかった。その後複数のクラブを経て、マジョルカにやってきたのは2009年。ボルハ・バレーロは“同期”にあたる。翌10-2011シーズンにはラウドルップ監督の下でプレーした。
(記事/Footmedia)
そんな久保と同じように、マジョルカとレアル・マドリードの両クラブに在籍した者は過去にもいた。今回はあのスーパースターから意外なレジェンドまで一気に紹介しよう。
マルコ・アセンシオ
生年月日:1996年1月21日(24歳)
国籍:スペイン
ポジション:MF
マジョルカ在籍:~2015年6月(下部組織出身。2014-15はレアルからのレンタル契約で在籍)
レアル・マドリード在籍:2015年7月~
今回、特別な一戦を戦うのは久保だけではない。生まれも育ちもマジョルカ、プロデビューを飾った古巣との対戦となるアセンシオも特別な思いを胸にゲームを迎える。今季はケガで長期離脱を余儀なくされていたため、2015年の退団以降、マジョルカと対戦するのはこれが初めて。もちろん故郷のクラブの2部降格は望んでいないだろうが、この試合でも全身全霊を尽くすはずだ。
ボルハ・バレーロ
生年月日:1985年1月12日(35歳)
国籍:スペイン
ポジション:MF
レアル・マドリード在籍:~2007年6月(下部組織出身)
マジョルカ在籍:2007年7月~2008年8月、2009年8月~2010年6月
レアルの下部組織出身ながらトップチームへの昇格が叶わず、マジョルカと契約。すると1年目からレギュラーとして活躍し、古巣との一戦でも値千金の同点ゴールを挙げてみせた。09-10シーズンにもウェストブロムウィッチからのレンタルでマジョルカ復帰を果たすと、現地誌による「最優秀スペイン人選手」に選出。その当時は、ペップ・グアルディオラ監督率いるバルセロナへの移籍話が浮上するほどだった。2012年からは活躍の場をイタリアに移し、現在はインテルでプレーしている。
サミュエル・エトー
生年月日:1981年3月10日(39歳)
国籍:カメルーン
ポジション:FW
レアル・マドリード在籍:~2000年12月(下部組織出身)
マジョルカ在籍:2000年1月~2004年8月
レアルの下部組織で育ち、トップチームへの昇格を果たすも、その後しばらくレンタル移籍が続いたエトー。しかし、3つ目のレンタル先となったマジョルカでストライカーとしての才能を開花させる。1年目に13試合6ゴールの成績を残して完全移籍を果たすと、2004年にバルセロナへ移籍するまで54得点を挙げて、スペイン1部でのクラブ歴代最多得点記録を樹立した。昨年9月の引退後には、キャリア最高の時期を過ごしたクラブはインテルでもなく、バルセロナでもなく、「マジョルカ」と断言。「第二の故郷」だというマジョルカは今も特別な場所のようだ。
イバン・カンポ
生年月日:1974年2月21日(46歳)
国籍:スペイン
ポジション:DF/MF
マジョルカ在籍:1997年7月~1998年6月
レアル・マドリード在籍:1998年7月~2003年6月
カーリーヘアがトレードマークで、ボルトンでは元日本代表MF中田英寿氏ともプレーしたカンポ。マジョルカでの活躍を足がかりにレアルへの移籍を勝ち取った数少ない選手である。しかも1部昇格を果たしたばかりのマジョルカからレアルへ、1年で実現したステップアップだった。レアルでは2000年と2002年の2度にわたってチャンピオンズリーグ優勝を経験した一方で、絶え間ない批判から一時うつ病を患ったこともある。それでもレジェンドマッチには顔を出し、華麗なパスでファンを沸かせる姿がそこにはあった。
ミカエル・ラウドルップ
生年月日:1964年6月15日(56歳)
国籍:デンマーク
ポジション:MF/FW
レアル・マドリード在籍:1994年7月~1996年6月
マジョルカ在籍:2010年7月~2011年9月(トップチーム監督)
レアルとマジョルカの両クラブに在籍――といっても、マジョルカは選手ではなく、監督として過ごしたクラブになる。2010年夏に就任すると、財政難から欧州カップ戦出場権を剥奪される厳しい状況のなかでチームを1部残留に導いた。一方、レアルでは1994年から2シーズンにわたってプレー。バルセロナから“禁断の移籍”を果たし、白いユニフォームに袖を通した。ただし、世界中のファンを驚かせたのは次の移籍先だろう。1996年夏、デンマーク史上最高のプレーヤーが新天地に選んだのは当時JFLに所属していたヴィッセル神戸。バルサ、レアルを経て、神戸でプレーすることになるとは誰も想像できなかったに違いない。
ホセ・マヌエル・フラド
生年月日:1986年6月29日(33歳)
国籍:スペイン
ポジション:MF
レアル・マドリード在籍:~2006年8月(下部組織出身)
マジョルカ在籍:2008年7月~2009年6月
レアルのBチーム時代には「NEXTジダン」と呼ばれたフラド。技巧派MFはしかし、当時「銀河系軍団」と呼ばれたトップチームで十分なチャンスを貰えず、アトレティコ・マドリードへ移籍すると、08-09シーズンにレンタル契約でマジョルカにやってきた。この決断は吉と出て、チーム2番目となるリーグ戦9ゴールをマーク。自らの実力を証明し、アトレティコへの復帰を果たすと、翌年にはヨーロッパリーグ優勝を味わった。現在はスペイン2部のカディスに在籍している。
ルベン・ゴンサレス
生年月日:1982年1月29日(38歳)
国籍:スペイン
ポジション:DF
レアル・マドリード在籍:~2006年7月(下部組織出身)
マジョルカ在籍:2009年8月~2011年6月
ルベン・ゴンサレスもまた、「銀河系軍団」と呼ばれた時代にトップチームデビューを果たした生え抜き選手。クラブのレジェンドであるフェルナンド・イエロがつけた“背番号4”を受け継いだが、ケガにも泣かされ大成することはできなかった。その後複数のクラブを経て、マジョルカにやってきたのは2009年。ボルハ・バレーロは“同期”にあたる。翌10-2011シーズンにはラウドルップ監督の下でプレーした。
(記事/Footmedia)
(C) SOCCERKING All rights reserved.
「レアル」をもっと詳しく
「レアル」のニュース
-
レアル、新守護神のウクライナ代表GKと2028年夏まで契約延長へ!5月2日13時31分
-
レアル 2季ぶり決勝へ前進 ビニシウス2発 シュート数で劣るも価値あるドロー5月2日4時41分
-
レアル、GKルニンとの契約を2028年夏まで延長へ!…交渉はすでに最終段階か5月1日23時1分
-
バイエルンとの第1戦はドロー…レアルDFリュディガー「まだいい結果」5月1日14時1分
-
先勝を逃したバイエルン ムシアラが口にしたレアルの“本質”「何もないような状況から…」5月1日11時14分
-
レアル、価値あるドロー=ビニシウス、敵地で2得点—サッカー欧州CL5月1日10時18分
-
レアル、バイエルンと分ける サッカー5月1日9時18分
-
サッカー=バイエルンとレアルはドロー、欧州CL準決勝第1戦5月1日8時32分
-
レアル、敵地で分ける バイエルンとのCL準決勝5月1日6時39分
-
レアル、終盤に追いつきバイエルンと痛み分け…逆転を許すもヴィニシウスが2得点の活躍でチームを救う5月1日6時11分
スポーツニュースランキング
-
1立浪中日 ヤクルトにサヨナラ負けで5位転落 敗戦以上に尾を引きそうな”気になる兆候” ココカラネクスト
-
2U23日本代表のアジア杯優勝に「憂鬱」韓国チクリ「日韓戦で負けたのに…」 FOOTBALL TRIBE
-
3「素晴らしいヒット」大谷翔平が延長10回に同点適時打 今季初の1試合2盗塁で5月“快速”スタート! 2試合ぶりスタメン復帰でチームもサヨナラ勝ち ココカラネクスト
-
4「大谷夫妻が一番素敵」大谷翔平&真美子夫婦のツーショット公開に大反響! 「スーツ大きくないか」の声も All About
-
5大谷翔平の妻・真美子さん、すっかり“チーム”の輪に…ドジャース「夫人会」SNSで美しさあふれる姿公開 スポーツ報知