未勝利でコパ・アメリカ敗退…セルジオ越後氏「五輪への準備なら、なぜオーバーエイジを5人もピッチへ?」
サッカーキング2019年6月25日(火)12時23分
日本とエクアドルはドローで、ともにコパ・アメリカ敗退 [写真]=Getty Images
コパ・アメリカ2019のグループC第3節が25日に行われ、日本代表とエクアドル代表が対戦。1-1のドローに終わり、2分1敗の勝ち点2に終わった日本はグループステージ敗退となった。
試合後、サッカー解説者のセルジオ越後氏に話を聞き、試合を振り返ってもらった。
「結局、初戦での大敗が最後まで響いたね。ウルグアイ戦は五分の戦いをしたというよりも頑張って守った戦い、エクアドル戦はFIFAランキングで下の相手なんだから、引き分けて胸を張れる相手ではない。こういった大会で勝ち切れないということをどうとらえるか。ウルグアイかチリが優勝すれば、多少の慰めにはなるかもしれなけど、それじゃあ寂しいよ!」
「今回のコパ・アメリカで一番大切なことは、大会参加に向けてのメンバー選考や目的について、細かく分析することだよ。どの選手も選べる状況ではないのであれば、東京五輪を戦う準備と割り切って参加すればよかった。だが、エクアドル戦のピッチにはオーバーエイジ(OA)が5人(川島永嗣、植田直通、柴崎岳、中島翔哉、岡崎慎司)も立っていた。五輪本番では3人までだ。そういった本番をシミュレーションしたやり方をしないのであれば、それは準備ではない。人数オーバーしてでもOAを使いたかったポジションは、五輪世代の選手たちに森保監督が物足りなさを感じているということかもしれないよね。でもOAを5人使ってしまえば、それは準備ではないよ」
「コパ・アメリカ、トゥーロン国際、U-20W杯と、中途半端に6月の大会を使ってしまったよね。キリンチャレンジカップも別のチームだった。本来であれば、コパ・アメリカに行くチームでキリンチャレンジカップを戦うべきだった。例えば伊藤達哉はトゥーロンから途中で抜けて、コパ・アメリカに行ったね。でもコパ・アメリカでは使わなかった。疲れもあるだろうし、ケガをしてしまうリスクもあるが、形を整えるための招集だったんではないかと思ってしまうね。慰めとしてはトゥーロン組が頑張ったということ。でも、それは準備の部分の分析とは別の話だ。今回のコパ・アメリカの結果は仕方ない! また呼ばれるかわからないが2024年大会に向けてだね。また出られるのであれば、日本サッカー協会とJリーグが足並みをそろえてほしいよ」
試合後、サッカー解説者のセルジオ越後氏に話を聞き、試合を振り返ってもらった。
「結局、初戦での大敗が最後まで響いたね。ウルグアイ戦は五分の戦いをしたというよりも頑張って守った戦い、エクアドル戦はFIFAランキングで下の相手なんだから、引き分けて胸を張れる相手ではない。こういった大会で勝ち切れないということをどうとらえるか。ウルグアイかチリが優勝すれば、多少の慰めにはなるかもしれなけど、それじゃあ寂しいよ!」
「今回のコパ・アメリカで一番大切なことは、大会参加に向けてのメンバー選考や目的について、細かく分析することだよ。どの選手も選べる状況ではないのであれば、東京五輪を戦う準備と割り切って参加すればよかった。だが、エクアドル戦のピッチにはオーバーエイジ(OA)が5人(川島永嗣、植田直通、柴崎岳、中島翔哉、岡崎慎司)も立っていた。五輪本番では3人までだ。そういった本番をシミュレーションしたやり方をしないのであれば、それは準備ではない。人数オーバーしてでもOAを使いたかったポジションは、五輪世代の選手たちに森保監督が物足りなさを感じているということかもしれないよね。でもOAを5人使ってしまえば、それは準備ではないよ」
「コパ・アメリカ、トゥーロン国際、U-20W杯と、中途半端に6月の大会を使ってしまったよね。キリンチャレンジカップも別のチームだった。本来であれば、コパ・アメリカに行くチームでキリンチャレンジカップを戦うべきだった。例えば伊藤達哉はトゥーロンから途中で抜けて、コパ・アメリカに行ったね。でもコパ・アメリカでは使わなかった。疲れもあるだろうし、ケガをしてしまうリスクもあるが、形を整えるための招集だったんではないかと思ってしまうね。慰めとしてはトゥーロン組が頑張ったということ。でも、それは準備の部分の分析とは別の話だ。今回のコパ・アメリカの結果は仕方ない! また呼ばれるかわからないが2024年大会に向けてだね。また出られるのであれば、日本サッカー協会とJリーグが足並みをそろえてほしいよ」
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