2安打1打点、吉田正尚の“悪球打ち”に米識者は驚愕「どうやって打っているのかわからない」
悪球をヒットにした吉田。バットコントロールの良さを物語っている(C)Getty Images
現地7月1日(日本時間2日)、レッドソックスの吉田正尚は敵地で行われたブルージェイズ戦に「6番・指名打者」で先発出場。3打数2安打1打点の活躍でチームの連勝に貢献した。
この日のブルージェイズ先発は菊池雄星。吉田が5号ソロを放った5月2日(日本時間3日)以来の対戦となった。2回の第1打席、菊池の投じたスライダーを確実に右前にはじき返し、ライト前ヒットを放った。3回の第2打席では二ゴロに打ち取られた。
【動画】その球を打つ?米識者を驚かせた吉田正尚の”悪球打ち”をチェック!
5回2死二塁の場面、吉田に第3打席が回ってくると、ブルージェイズの2番手右腕のリチャーズが投じた低めボール球のチェンジアップを見事にすくい上げ、打球をセンター前に運ぶタイムリーヒットを放った。“悪球打ち”でマルチ安打を記録した。
技ありの打撃で躍動した吉田正尚に米メディアは反応。米メディア『FOX 13 Tampa Bay』のジェイミー・ガトリン氏は自身のTwitterを更新し、第3打席に披露した“悪球打ち”について「マサタカ・ヨシダのグレイトな打撃で打球をセンター前に落とし、1打点をあげた」と投稿。
また、レッドソックス専門ポッドキャスト番組『Name Redacted Podcast』で司会を務めるタイラー・ミリケン氏も自身のTwitterで、同打席について「マサタカ・ヨシダがこのボールをどのようにしてコンタクトし、打点をあげたのかがわからない」とコメントし、吉田が見せた“悪球打ち”に驚いた様子で反応した。
この日はマルチ安打でチームの勝利に貢献した吉田だが、第4打席にブルージェイズ3番手右腕のピアソンが投じた101.8マイル(約164キロ)の直球が右足のふくらはぎを直撃し、途中交代。現地メディアによると試合後の検査では骨に異常がなかったと発表されたが、“マッチョマン”の状態が心配される。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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