【G大阪vsC大阪プレビュー】”大阪ダービー”に強いG大阪に有利!? 再開初戦から両者一気にヒートアップ!
サッカーキング2020年7月3日(金)16時34分
再開初戦でいきなりの“大阪ダービー”となった両チーム。決戦のゆくえは? [写真]=J.LEAGUE
■ガンバ大阪 新加入・昌子は先発回避の予想も戦術の充実が奏功するか
【プラス材料】
全体練習再開後、4つの練習試合を戦いながら準備を進めてきた。すべて非公開で行われたため定かではないが、さまざまな組み合わせを試しつつ、試合ごとにテーマを定めて戦術の充実を図ってきたと言う。それを受けて「選手それぞれにチャンスをつかみたいという気持ちを感じ取れたし、アピールもあった。チーム内の競争意識が高まれば底上げにつながるので、若手も含めて今後もどんどんアピールしてほしい」と宮本恒靖監督。過密日程を乗りきるための選手層の厚さがキーのひとつとなるリーグ戦の再開を前に、上々の手応えを得たようだ。
あとはそれを実戦でいかに発揮できるか。先発予想メンバー以外にも、FW渡邉千真やMF福田湧矢、MF矢島慎也らが控えている。ケガから復帰したFW小野裕二ら新戦力の台頭にも期待したい。
【マイナス材料】
過去の“大阪ダービー”において、ホームでの圧巻の勝率を後押ししてきたのがファン・サポーターの声援だ。事実、スタジアムは毎回、他の試合とは異なる熱気に包まれてきた。その後押しがない状況のリモートマッチは、チームにとって大きな痛手となる。「サポーターの声でもうひと踏ん張りできる」と話す選手も多いだけになおさらだ。
また、これまで戦った練習試合ではチームを加速させる“攻撃”のコンビネーションを物足りなく感じていた選手が多かったのも不安材料。昨季と顔ぶれが大きく変わらないだけに、公式戦を重ねれば勢いは出てくるはずだが、過密日程なので最初のつまづきは尾を引く可能性もあるため避けたいところ。
DF昌子源は「100パーセントではない状態」という宮本監督の言葉から、先の戦いを考えても無理はさせないだろうと予想から外した。
文=totoONE編集部
■セレッソ大阪 主力がケガから復帰も試合勘の欠如は影響する!?
【プラス材料】
約4カ月にわたる中断期間は予定外だったが、その間にケガ人が復帰。昨季途中から中盤の要として活躍したMF藤田直之が戻ってきたのは大きい。3月に腰椎椎間板ヘルニアおよび腰椎分離症の手術を実施したFW高木俊幸も順調に回復しており、現在は全体練習へと戻ってきている。
一番のネックとなる過密日程に対しては、U-23チームの存在が心強い。他のチームよりも起用できる選手の数が多いのはプラス材料。まだ1試合を消化したばかりだが、U-23チームはJ3リーグで戦っているため、試合勘については時間が解決してくれるだろう。急遽トップチームに招集されても難なく対応できるはずだ。
【マイナス材料】
新型コロナウイルス感染拡大の影響でシーズンが長期間にわたって中断を余儀なくされたことで、試合勘は鈍っているだろう。リーグ再開初戦となる今節は、G大阪との“大阪ダービー”。ヒートアップするダービーマッチでの試合勘の欠如は、試合展開に少なからず影響を与えるはずだ。
“大阪ダービー”の通算対戦成績は11勝8分25敗と大きく負け越し。昨年9月のホームゲームに勝利するまで、リーグ戦では9試合白星がなかった。また、リーグ戦のアウェイゲームに限定すると、2003年に勝ったのを最後に15年以上勝利から遠のいている。G大阪が『パナソニック スタジアム 吹田』を使用するようになってからは、リーグ戦3連敗中。敵地での戦いに苦手意識を持っているのかもしれない。
文=totoONE編集部
【プラス材料】
全体練習再開後、4つの練習試合を戦いながら準備を進めてきた。すべて非公開で行われたため定かではないが、さまざまな組み合わせを試しつつ、試合ごとにテーマを定めて戦術の充実を図ってきたと言う。それを受けて「選手それぞれにチャンスをつかみたいという気持ちを感じ取れたし、アピールもあった。チーム内の競争意識が高まれば底上げにつながるので、若手も含めて今後もどんどんアピールしてほしい」と宮本恒靖監督。過密日程を乗りきるための選手層の厚さがキーのひとつとなるリーグ戦の再開を前に、上々の手応えを得たようだ。
あとはそれを実戦でいかに発揮できるか。先発予想メンバー以外にも、FW渡邉千真やMF福田湧矢、MF矢島慎也らが控えている。ケガから復帰したFW小野裕二ら新戦力の台頭にも期待したい。
【マイナス材料】
過去の“大阪ダービー”において、ホームでの圧巻の勝率を後押ししてきたのがファン・サポーターの声援だ。事実、スタジアムは毎回、他の試合とは異なる熱気に包まれてきた。その後押しがない状況のリモートマッチは、チームにとって大きな痛手となる。「サポーターの声でもうひと踏ん張りできる」と話す選手も多いだけになおさらだ。
また、これまで戦った練習試合ではチームを加速させる“攻撃”のコンビネーションを物足りなく感じていた選手が多かったのも不安材料。昨季と顔ぶれが大きく変わらないだけに、公式戦を重ねれば勢いは出てくるはずだが、過密日程なので最初のつまづきは尾を引く可能性もあるため避けたいところ。
DF昌子源は「100パーセントではない状態」という宮本監督の言葉から、先の戦いを考えても無理はさせないだろうと予想から外した。
文=totoONE編集部
■セレッソ大阪 主力がケガから復帰も試合勘の欠如は影響する!?
【プラス材料】
約4カ月にわたる中断期間は予定外だったが、その間にケガ人が復帰。昨季途中から中盤の要として活躍したMF藤田直之が戻ってきたのは大きい。3月に腰椎椎間板ヘルニアおよび腰椎分離症の手術を実施したFW高木俊幸も順調に回復しており、現在は全体練習へと戻ってきている。
一番のネックとなる過密日程に対しては、U-23チームの存在が心強い。他のチームよりも起用できる選手の数が多いのはプラス材料。まだ1試合を消化したばかりだが、U-23チームはJ3リーグで戦っているため、試合勘については時間が解決してくれるだろう。急遽トップチームに招集されても難なく対応できるはずだ。
【マイナス材料】
新型コロナウイルス感染拡大の影響でシーズンが長期間にわたって中断を余儀なくされたことで、試合勘は鈍っているだろう。リーグ再開初戦となる今節は、G大阪との“大阪ダービー”。ヒートアップするダービーマッチでの試合勘の欠如は、試合展開に少なからず影響を与えるはずだ。
“大阪ダービー”の通算対戦成績は11勝8分25敗と大きく負け越し。昨年9月のホームゲームに勝利するまで、リーグ戦では9試合白星がなかった。また、リーグ戦のアウェイゲームに限定すると、2003年に勝ったのを最後に15年以上勝利から遠のいている。G大阪が『パナソニック スタジアム 吹田』を使用するようになってからは、リーグ戦3連敗中。敵地での戦いに苦手意識を持っているのかもしれない。
文=totoONE編集部
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