レッドブル・ホンダF1のフェルスタッペン、表彰台を失い落胆「何が起きたのか分からない。開幕戦でトラブルとは...」
2020年F1オーストリアGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはトラブルのためにリタイアを喫した。
レッドブル・レーシングの要求により決勝スタート直前にルイス・ハミルトン(メルセデス)の黄旗無視についての再調査が行われた結果、予選2番手のハミルトンへの3グリッド降格のペナルティが決定。それによって予選3番手のフェルスタッペンは2番グリッドに繰り上がった。
フェルスタッペンは上位10人のなかで唯一ミディアムタイヤでスタート、2番手をキープしながら順調に周回を重ねていたが、問題が発生し、11周目のターン1で急激にスローダウン。ピットまで何とかたどり着いたものの、問題を解決することができず、そのままリタイアした。電気系のトラブルが発生したと考えられているが、「詳しいことはまだ調査中」とクリスチャン・ホーナー代表はレース直後にコメントしている。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=リタイア
何が起きたのか、今の時点では僕にははっきりしたことは分からない。これから詳しい調査をして、原因を突き止める。こんな形でシーズンをスタートしたくはなかった。
決勝スタートは去年と違ってうまくいった。レースが始まってすぐの段階で、(メルセデスの)バルテリ(・ボッタス)はとても速いと分かり、優勝争いをするのは簡単なことではないと思った。それでも、表彰台は楽につかめたはずだと思っている。3位になれれば、シーズンスタートとしてはまずまずだと思えただろうが、仕方がない。これがレースであり、これが現実だ。結果を変えることはできない。
今週末ここに来るまでに懸命に働いてきた皆にとって残念な結果だ。でも今は、来週のレースに気持ちを集中させる。次はもっといい結果を出したい。
(formula1.comに対して、トラブルについて説明し)突然パワーを失った。駆動力がなくなり、アンチストールモードに入ってしまった。
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