【巨人】スーパールーキー昇格の陰でひそかに注目集める「助っ人問題」
一発もあるウォーカー(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
いよいよスーパールーキーがベールを脱ぐ。
巨人のドラフト1位・浅野翔吾外野手は7日のDeNA戦(東京ドーム)から一軍初昇格が決定。首位の阪神を4ゲーム差で追う中、走攻守そろった即戦力ルーキーがチームの起爆剤となれるか、注目を集めそうだ。
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浅野に対して原辰徳監督は打撃とともに「守備と足」にも期待をかけているという。俊足で外野を守れるオコエ瑠偉、代走要員の増田大輝が登録抹消になっているとあって、ファームでもここまで4盗塁を記録している浅野の足に関して、勝負どころでの起用も視野に入れる。
また話題を集めるドラ1ルーキーを昇格させる裏でひっそりと降格となったのはアダム・ウォーカーだった。
ウォーカーは今季ここまで46試合の出場で打率・277、6本塁打、18打点。代打出場では26打数9安打の打率・346、2本塁打、5打点と高い数字を残していたが、7月に入ってからは当たりが途絶えていた。
一方チームはここにきて、今春のWBCにもパナマ代表として出場した新外国人左腕、アルベルト・バルドナードを獲得。勝負どころのワンポイント左腕を原監督も求めており、現在は急ピッチで調整を進めている。球宴前にも一軍合流を視野に入れているとあって、外国人枠の問題もあり、ウォーカーが早めに外れたという見方もある。
昨季から加入したウォーカーは日本球界1年目から23本塁打をマーク。守備に難はありながら、ひたむきに野球に取り組む姿勢と愛嬌のあるキャラクターで打ったときに頭上でハートマークを作る「ズッキュン砲」としてファンの間からも人気を博している。今季から新たに2年契約も結び、さらなる飛躍が期待されていた。今回は残念ながら降格となったが、今後も注目の存在となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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