“ジダンの息子”がレアル退団か…ラシン・サンタンデールが獲得に関心

　レアル・マドリードに所属しているフランス人GKルカ・ジダンが、セグンダ・ディビシオンのラシン・サンタンデールに移籍する可能性があるようだ。7日に、スペインのスポーツ紙『アス』が報じている。

　同紙によると、ラシン・サンタンデールはL・ジダンをチームに引き入れることを望んでおり、契約を結ぶ可能性は低くないという。レアル・マドリードの下部組織で育成されたL・ジダンにとっては、移籍となれば人生で初めて「レアル以外のクラブ」でプレーすることになる。

　レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督の息子であるL・ジダンは、2016年に実の父からトップチームに初召集された。2017－18シーズンからは、トップチームの第3GKに登録。昨シーズンは第29節のウエスカ戦（〇 3－2）で先発出場を果たし、トップチームでの初勝利を経験している。

　だが、新シーズンのレアル・マドリードに、L・ジダンの居場所はない模様だ。ケイラー・ナバスとティボー・クルトワが“白い巨人”にとどまることはほぼ確実で、昨シーズンはレガネスにレンタル移籍していたアンドリー・ルニンもクラブに戻ってくるからだ。

　果たして、“ジダンの息子”は新天地を求めることになるのだろうか。