【鳥栖vs広島プレビュー】いまだ無得点の鳥栖とゴール量産中の広島…両極端のチームが激突!
サッカーキング2020年7月11日(土)7時51分
[写真]=兼子愼一郎、J.LEAGUE
■サガン鳥栖 今季初ゴールを奪って不名誉な記録に終止符を
【プラス材料】
守備的なポジションであればどこでもプレーできるMF原輝綺が戻ってきた。昨季終盤に大ケガを負い、今季の出遅れは致し方ないと本人も思っていただけに、リーグ休止期間でしっかりとコンディションを上げてきたことは大きなプラス材料と言える。
原は守備面だけでなく、攻撃面にも関わることができるので、さまざまな起用法が考えられる。彼の強さは対人プレーだけでなく、危機察知力も備えているところ。加えて、アジリティとスプリント力を生かして攻撃にも顔を出す。相手にとっては、最も嫌なタイプだろう。
それに、目下売り出し中のチームの中盤を大いに活性化できる力がある。原の起用によって、流れを引き寄せることも勢いを増すこともできれば、サンフレッチェ広島の中盤を抑え込むことができるだろう。
【マイナス材料】
シュートまでは持っていけている。しかも、相手より多くのシュートを放っているが、開幕戦から無得点が続く。J1で無得点なのはサガン鳥栖だけ。攻撃陣の陣容は他のクラブにも負けてはいない。新加入選手も即戦力として期待できる。総合的に見て攻撃力は高いと言えるが、ゴールが遠い。初ゴールさえ生まれれば、得点を量産できそうな予感がする。
第2節・大分トリニータ戦後に金明輝監督は「引かれた相手に対して効果的にシュートまでいけたかと言ったらそうではないと思う。そういった中でももっといろんな質を上げなくてはならないと感じた」と攻撃の質を求めている。やはり、突き詰めれば決定力となるのだろうか。
連戦となる中で改善や向上は難しいだろうが、メンバーを替えることで結果が出るかもしれない。今節に期待したいところだ。
文:totoONE編集部
■サンフレッチェ広島 絶好調の攻撃陣は傷心の守備陣をカバーできるか
【プラス材料】
第2節のヴィッセル神戸戦は3-0で快勝。前節の大分トリニータ戦では最後に逆転を食らってしまったが、前からのプレッシャーでボールを奪い、FWレアンドロ・ペレイラが昨季最終節のベガルタ仙台戦から数えて5試合連続得点を記録。リーグ戦3試合で4得点を記録しているエースが絶好調を維持しているのが、チームにとっては大きなメリットだ。
また、MF浅野雄也が神戸戦でゴールを記録し、MF東俊希がアシスト。JFA・Jリーグ特別指定選手で来季からの正式加入が決まっているMF藤井智也が、大分戦で途中出場ながら大きなインパクトを与えたことも頼もしい。
今季に入って公式戦4試合で9得点。大分戦こそ1得点に終わったが、ショートカウンターが機能している今のチームの破壊力は本物である。
【マイナス材料】
ケガ人がいなかったことが大きなメリットだったが、第2節の神戸戦でMF柏好文が負傷。右大腿二頭筋筋損傷で全治4~6週間と、長期離脱を余儀なくされている。
また、前節の大分戦でMF森島司やDF野上結貴といったフル出場を期待される選手が、交代を余儀なくされているのも気がかりだ。交代選手を5人使った後で大分に屈辱の逆転負けを喫しており、負傷者が出ていることも併せて、真夏の連戦を乗りきるための方法論を改めて整理しなければならないのかもしれない。
ミスで失点に絡んだGK大迫敬介やDF荒木隼人のメンタル的なショックも心配で、果たして中3日でリカバーできるかどうか。衝撃的な敗戦だったからこそ、改めて全員で戦う意義が問われる。
文:紫熊倶楽部 中野和也
【プラス材料】
守備的なポジションであればどこでもプレーできるMF原輝綺が戻ってきた。昨季終盤に大ケガを負い、今季の出遅れは致し方ないと本人も思っていただけに、リーグ休止期間でしっかりとコンディションを上げてきたことは大きなプラス材料と言える。
原は守備面だけでなく、攻撃面にも関わることができるので、さまざまな起用法が考えられる。彼の強さは対人プレーだけでなく、危機察知力も備えているところ。加えて、アジリティとスプリント力を生かして攻撃にも顔を出す。相手にとっては、最も嫌なタイプだろう。
それに、目下売り出し中のチームの中盤を大いに活性化できる力がある。原の起用によって、流れを引き寄せることも勢いを増すこともできれば、サンフレッチェ広島の中盤を抑え込むことができるだろう。
【マイナス材料】
シュートまでは持っていけている。しかも、相手より多くのシュートを放っているが、開幕戦から無得点が続く。J1で無得点なのはサガン鳥栖だけ。攻撃陣の陣容は他のクラブにも負けてはいない。新加入選手も即戦力として期待できる。総合的に見て攻撃力は高いと言えるが、ゴールが遠い。初ゴールさえ生まれれば、得点を量産できそうな予感がする。
第2節・大分トリニータ戦後に金明輝監督は「引かれた相手に対して効果的にシュートまでいけたかと言ったらそうではないと思う。そういった中でももっといろんな質を上げなくてはならないと感じた」と攻撃の質を求めている。やはり、突き詰めれば決定力となるのだろうか。
連戦となる中で改善や向上は難しいだろうが、メンバーを替えることで結果が出るかもしれない。今節に期待したいところだ。
文:totoONE編集部
■サンフレッチェ広島 絶好調の攻撃陣は傷心の守備陣をカバーできるか
【プラス材料】
第2節のヴィッセル神戸戦は3-0で快勝。前節の大分トリニータ戦では最後に逆転を食らってしまったが、前からのプレッシャーでボールを奪い、FWレアンドロ・ペレイラが昨季最終節のベガルタ仙台戦から数えて5試合連続得点を記録。リーグ戦3試合で4得点を記録しているエースが絶好調を維持しているのが、チームにとっては大きなメリットだ。
また、MF浅野雄也が神戸戦でゴールを記録し、MF東俊希がアシスト。JFA・Jリーグ特別指定選手で来季からの正式加入が決まっているMF藤井智也が、大分戦で途中出場ながら大きなインパクトを与えたことも頼もしい。
今季に入って公式戦4試合で9得点。大分戦こそ1得点に終わったが、ショートカウンターが機能している今のチームの破壊力は本物である。
【マイナス材料】
ケガ人がいなかったことが大きなメリットだったが、第2節の神戸戦でMF柏好文が負傷。右大腿二頭筋筋損傷で全治4~6週間と、長期離脱を余儀なくされている。
また、前節の大分戦でMF森島司やDF野上結貴といったフル出場を期待される選手が、交代を余儀なくされているのも気がかりだ。交代選手を5人使った後で大分に屈辱の逆転負けを喫しており、負傷者が出ていることも併せて、真夏の連戦を乗りきるための方法論を改めて整理しなければならないのかもしれない。
ミスで失点に絡んだGK大迫敬介やDF荒木隼人のメンタル的なショックも心配で、果たして中3日でリカバーできるかどうか。衝撃的な敗戦だったからこそ、改めて全員で戦う意義が問われる。
文:紫熊倶楽部 中野和也
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