フォーミュラE:サム・バードが今シーズン限りでヴァージンを離脱。2021年はジャガーに移籍
7月14日、ABBフォーミュラE選手権に参戦するパナソニック・ジャガー・レーシングは、FIA世界選手権初年度となる2021年“シーズン7”のドライバーとしてサム・バードがチームに加入すると発表した。
33歳のイギリス人ドライバーであるバードは2014年にフォーミュラEがスタートして以来、すべてのレースにヴァージン・レーシングから参戦をしている。
また、バードはフォーミュラEの各シーズンにおいて優勝をしている唯一のドライバーで、これまでの63レースで9勝を挙げ表彰台18回、ポールポジション5回、ファステストラップ5回という成績を残している。
そんなトップドライバーのひとりであるバードが、参戦初年度から在籍していたヴァージン・レーシングを今シーズン限りで離脱し来季はジャガー・レーシングへと加入、ミッチ・エバンスとコンビを組むことが発表された。
エバンスは長年にわたり在籍したヴァージン・レーシングを「家族のような存在」と表しながら、「僕のレースキャリアを復活させてくれたことは永遠に感謝している。最後のレースではきっと涙が出るだろうね」と感謝の言葉を送るとともに、新たなチャレンジにむけて意気込みを語っている。
「ジャガー・レーシングでの新たなフォーミュラEキャリアをとても楽しみにしている」
「ジャガーの成長とシリーズでの進歩を見てきたが、このような成功を収めたレースDNAを持つ英国の象徴的なブランドでドライブし、ジャガーのためにレースをしてきた素晴らしいドライバーたちの仲間入りをすることをとても誇りに思っているよ」
「僕は成功に飢えているから、ミッチ(エバンス)と一緒に、チームと自分たちのために素晴らしいことを成し遂げることができると信じている」
「ヴァージン・レーシングに感謝するとともに、彼らの将来の成功を願っている。ベルリンの後は、ジャガーI-TYPEをテストして、シーズン7に向けて最高の状態で臨むのが待ちきれないよ」
また、ジャガー・レーシングのチームディレクターを務めるジェームス・バークレーもコメントを発表し、「ミッチとサムがいることで、グリッド上で間違いなく最強のドライバーが揃ったと信じている」と自信を見せた。
「極めて接近した争いのフォーミュラEで成功するためには、どのレースでも表彰台を狙えるふたりのドライバーが必要なのは明らかだ。来シーズンは、チームとドライバーの両方のタイトル獲得に挑戦することができる実績のある2名のドライバーが揃っている」
バードは今後、8月5〜13日にドイツ・ベルリンのテンペルホーフ空港で開催される2019/20年シーズンの終了後、ジャガー・レーシングに加入しジャガーI-TYPEをテストドライブする予定だ。
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