【清水vs大分プレビュー】開幕からの連敗を止めた清水と勝利から遠ざかる大分…トンネルを抜け出すのは?
サッカーキング2020年7月25日(土)6時29分
[写真]=J.LEAGUE
■清水エスパルス ブラジリアンパワー集結で今季初白星の可能性も
【プラス材料】
水曜日の前節・サガン鳥栖戦に1-1で引き分け、開幕からの連敗をストップ。今季初の勝ち点を得たこと、新10番のFWカルリーニョス・ジュニオに初ゴールが生まれたことは一歩前進と言える。
無得点に終わったのは1試合しかなく、得点シーン以外にも決定機は作れているので、攻撃が機能していないわけではない。鳥栖戦ではCKから1点取ったが、その後にもCKから幻のゴールがあり、セットプレーからチャンスが増えてきたことも好材料。それらの決定機を決め、今季まだ取れていない2点目が取れれば、初勝利の可能性も高まる。
ケガで長期離脱していたDFエウシーニョとMFヘナト・アウグストが先発復帰したこともプラス材料だ。まだ本調子とは言えないが、彼らが本領を発揮すればチームのサッカーの質も上がってくるはずだ。
【マイナス材料】
前節の鳥栖戦で連敗は止まったものの、いまだ勝ち星がなく最下位が続く。ここまで無失点の試合がなく、1試合平均失点は「2.17」と多い。守備の人数は揃っているのにあっさりと失点してしまう場面が目立ち、そこには個の能力も絡んでくるので、一朝一夕では立て直せない可能性もある。
また、試合運びという面でも課題がある。最近の試合は前後半とも入りが良く、序盤は自分たちのやりたいサッカーをできていることが多いものの、それが長続きしない。そして、徐々に相手の流れになっていく中で守備が耐えきれなくなる。ここまでの13失点のうち、前半のラスト15分で5失点、後半のラスト15分で5失点。終盤に失速している傾向がデータにも明確に表われている。今節も中3日での戦いで、暑くなってきた中での連戦では特に気になるところだ。
文:totoONE編集部
■大分トリニータ 大幅なメンバー変更で停滞ムードを一掃できるか
【プラス材料】
リーグ戦再開後は連戦を考慮して、メンバーを入れ替えながらオーダーを組んだことで誰が出ても大幅に戦力が低下することはなくなった。前節の名古屋グランパス戦は、これまで全試合フル出場していたDF岩田智輝をベンチ外にして休ませ、体力の回復に充てられたのは大きい。
その名古屋戦は攻守がちくはぐで完敗だったが、大なたを振るうチャンスでもある。戦術の変更はチームの根幹を揺さぶるため、メンバーを大幅に入れ替えることで閉塞感を突き破れたら今後の展開が面白くなりそうだ。
【マイナス材料】
試合中の負傷者が出始めている。前節の名古屋戦では前半の早い時間帯にMF前田凌佑が負傷交代し、第3節のサンフレッチェ広島戦でもMF町田也真人が前半終了直前にピッチを退いてからは試合に復帰できていない。2人は接触による負傷だったが、これから迎える夏場の連戦では筋肉系の負傷が考えられる。選手層が厚いとは言えないチームにとって厳しい状況が続く。
前線の3枚は試合ごとにメンバーを入れ替えているが、絶対的な選手がいない。期待の新加入FW知念慶はここまで全試合に出場しているものの、いまだ無得点なのは気がかり。最終ラインに関しては、直近2試合で先発メンバーを入れ替えたことで失点につながっている。まずは安定を図るためにも、後方のメンバーはある程度固定したいところだ。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
水曜日の前節・サガン鳥栖戦に1-1で引き分け、開幕からの連敗をストップ。今季初の勝ち点を得たこと、新10番のFWカルリーニョス・ジュニオに初ゴールが生まれたことは一歩前進と言える。
無得点に終わったのは1試合しかなく、得点シーン以外にも決定機は作れているので、攻撃が機能していないわけではない。鳥栖戦ではCKから1点取ったが、その後にもCKから幻のゴールがあり、セットプレーからチャンスが増えてきたことも好材料。それらの決定機を決め、今季まだ取れていない2点目が取れれば、初勝利の可能性も高まる。
ケガで長期離脱していたDFエウシーニョとMFヘナト・アウグストが先発復帰したこともプラス材料だ。まだ本調子とは言えないが、彼らが本領を発揮すればチームのサッカーの質も上がってくるはずだ。
【マイナス材料】
前節の鳥栖戦で連敗は止まったものの、いまだ勝ち星がなく最下位が続く。ここまで無失点の試合がなく、1試合平均失点は「2.17」と多い。守備の人数は揃っているのにあっさりと失点してしまう場面が目立ち、そこには個の能力も絡んでくるので、一朝一夕では立て直せない可能性もある。
また、試合運びという面でも課題がある。最近の試合は前後半とも入りが良く、序盤は自分たちのやりたいサッカーをできていることが多いものの、それが長続きしない。そして、徐々に相手の流れになっていく中で守備が耐えきれなくなる。ここまでの13失点のうち、前半のラスト15分で5失点、後半のラスト15分で5失点。終盤に失速している傾向がデータにも明確に表われている。今節も中3日での戦いで、暑くなってきた中での連戦では特に気になるところだ。
文:totoONE編集部
■大分トリニータ 大幅なメンバー変更で停滞ムードを一掃できるか
【プラス材料】
リーグ戦再開後は連戦を考慮して、メンバーを入れ替えながらオーダーを組んだことで誰が出ても大幅に戦力が低下することはなくなった。前節の名古屋グランパス戦は、これまで全試合フル出場していたDF岩田智輝をベンチ外にして休ませ、体力の回復に充てられたのは大きい。
その名古屋戦は攻守がちくはぐで完敗だったが、大なたを振るうチャンスでもある。戦術の変更はチームの根幹を揺さぶるため、メンバーを大幅に入れ替えることで閉塞感を突き破れたら今後の展開が面白くなりそうだ。
【マイナス材料】
試合中の負傷者が出始めている。前節の名古屋戦では前半の早い時間帯にMF前田凌佑が負傷交代し、第3節のサンフレッチェ広島戦でもMF町田也真人が前半終了直前にピッチを退いてからは試合に復帰できていない。2人は接触による負傷だったが、これから迎える夏場の連戦では筋肉系の負傷が考えられる。選手層が厚いとは言えないチームにとって厳しい状況が続く。
前線の3枚は試合ごとにメンバーを入れ替えているが、絶対的な選手がいない。期待の新加入FW知念慶はここまで全試合に出場しているものの、いまだ無得点なのは気がかり。最終ラインに関しては、直近2試合で先発メンバーを入れ替えたことで失点につながっている。まずは安定を図るためにも、後方のメンバーはある程度固定したいところだ。
文:totoONE編集部
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