プーマを投入するMスポーツ・フォード、2022年のドライバー決定は「急がない」/WRC
WRC世界ラリー選手権に参戦しているMスポーツ・フォードWRTのリチャード・ミルナー代表は、イギリスのチームが2022年のドライバーラインアップの最終決定を急ぐことはないと述べ、今シーズンと変わらない可能性もあると付け加えた。
イギリスに拠点を置くMスポーツ・フォードは、今月初めに開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FoS)で来季のWRCに投入されるフォード・プーマ・ラリー1のプロトタイプを公開し、有名なヒルクライムでその走りを披露した。
これはハイブリッドパワートレインが採用される2022年のWRCトップカテゴリー『ラリー1』を戦う3メーカーのなかではもっとも早いスタートだ。その一方、ラリー最高峰シリーズの“新時代”に向けたドライバーの選択は現在も検討の段階にある。
ミルナーは「まだいくつかの選択肢があると思う」とWRC公式サイト、wrc.comに語った。
「我々はまだ(決定を)急いでいない。人々は空いているシートの数や起用できるドライバーの人数を容易に推測できる」
「すべての候補ドライバーと話をしていないと言えば嘘になるが、最終的には以前のインタビューでも言ってきたように、ガス・グリーンスミスとアドリアン・フルモー、テーム・スニネンの3人はいずれもを優れた可能性を秘めているため、我々のチームが彼らをキープしたといても、私が失望することはないだろう」
ミルナーは今年のチームのペース、とくにグリーンスミスとフルモーが総合4位、5位でフィニッシュしたケニアでのダブル入賞に勇気づけられたと述べた。
「(あのラリーは)私たちにまだ競争力があることを示した」とミルナー。
「すべてのラリーで100%の力を発揮して勝つことはできないかもしれないが、サファリやクロアチアのようなイベントでは、競争力を発揮することができることを示している」
「メディアがサファリでアドリアンに注目していたことは知っているが、ステージタイムではガスが彼を上回っていた。彼らは同じペースで走っていると言っても過言ではないと思う」
「来シーズンに関しては、先ほども言ったようにとくに急ぐ必要はないが今後、来年の初めに向けて2022年のクルマをどんどんテストしていき、新しいレギュレーションに慣れる必要もあることから早めに準備を進めたいとは考えている」
「同じクルマを使っていた昨年(の今ごろ)よりも少し切迫しているかもしれないが、まだ何かを発表する段階ではないんだ」
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