【ブログ】苦境のガスリー、レッドブル・ホンダの優勝記念撮影に姿を見せず/F1第11戦ドイツGP現地情報その2
F1第11戦ドイツGPは、フェルスタッペンの優勝とクビアトの3位表彰台という結果で幕を閉じました。しかしレッドブルの優勝記念撮影にはガスリーの姿は無く……。日本のスーパーフォーミュラで戦っていただけに頑張ってほしい気持ちもあります。今回もムッシュ柴田氏が現地の様子をお届けします。
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金曜までの酷暑から一転、土曜日はずいぶん過ごしやすい気温でした。予想したような雨はなく、結局終日ドライでしたけどね。
メルセデスはモータースポーツ活動125周年ということで、スタッフもレトロファッションに身を包んでました。これ、エンジニアなんですよ。
メカニックも、なんか渋い!
ケータリングスタッフの女性も、よく似合ってます。
125年前というと、西暦1894年。明治27年。
日本は日清戦争に踏み切った年で、自動車レースをやっているどころではないですね(汗)。
この日の予選では、ピエール・ガスリーが自己ベストの4番グリッドを獲得!
(4輪脱輪で)抹消される前のタイムはマックス・フェルスタッペンとの差も100分の数秒だったし、ここまでは絶好調。完全復調か、と思ったのでした……。
迎えた決勝当日は、朝から雨。
昼過ぎからは本格的に降ってきて、路面はずぶ濡れ状態。今季初のウエットレース確定です。
メルセデスのメカニックはレトロな格好のまま、せっせと水たまりを掃いてました。
そういえばエステバン・グティエレス選手は、昨年からメルセデスのシミュレータードライバーになったんでしたね。よく似合ってました。
オーストリアGPでは暑過ぎて簡易テントが出ましたが、今度は雨よけです。
予想以上に波乱の展開となったレースはメルセデスが自滅し、レッドブル・ホンダが2勝目を上げてしまいました。
それ以上に素晴らしかったのが、ダニール・クビアトが3位表彰台にあがったこと。
表彰台に駆けつけたホンダの本橋正充チーフエンジニア(トロロッソ担当)は、トロロッソのスタッフたちと抱き合って、喜びを全身で表してました。
もちろんフランツ・トスト代表は、2008年以来の表彰台ということもあり、メチャクチャうれしそうでした。
そしてレッドブル・ホンダの優勝記念撮影。
レース終盤にアレクサンダー・アルボンと接触してリタイアしてしまったガスリーの姿はなく。
硬い表情のまま歩く姿に、声をかけることはできませんでした。いうまでもなく、今の状況は自力で跳ね返して行くしかないのですが、それにしても厳しい日々が続きますね……。
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