コロナ陽性ペレスの代役はヒュルケンベルグ。FP1直前に古巣レーシングポイントでのF1復帰が決定
レーシングポイントF1チームは、Covid-19の検査で陽性と診断されたセルジオ・ペレスの代理として、2020年F1イギリスGPにおいて、2019年末でF1を離れていたニコ・ヒュルケンベルグを起用することを発表した。
パンデミックのなか、F1はグランプリに参加する関係者すべてに新型コロナウイルス感染症の検査を頻繁に受けることを義務付けている。ペレスは今週末のイギリスGP直前に検査を受け、木曜に陽性との診断が下った。ペレスはすでに自己隔離に入っており、少なくとも10日間は隔離状態に置かれるため、来週末の第5戦70周年記念GPも欠場せざるを得ない。
ペレスは、金曜に動画を発表、自分に症状はないと明かし、事故に遭った母親を見舞うためにプライベートジェットで2日間メキシコを訪れ、その後、ヨーロッパに戻ってきたが、その間、すべてのガイドラインに従っていたと語った。
F1は3月のオーストラリアGP直前にチーム関係者から陽性者が出たことでこのグランプリを中止した。しかしその後、十分な安全対策を講じ、万一関係者から感染者が出た場合でも今後はレースは実施する意向であることを明言していた。
急遽ペレスの代役を探す必要に迫られたレーシングポイントは、金曜午前FP1開始直前にヒュルケンベルグの起用を発表した。今回の発表では、イギリスGPのことにしか触れられていないが、第5戦まで延長される可能性が高いとみられる。
金曜早朝、ヒュルケンベルグがシルバーストンに到着する姿をとらえた動画がSNS上に上がっており、レーシングポイントが彼にオファーをしたことは確実とみられていた。しかしCovid-19の検査でヒュルケンベルグが陰性であるという確認をとる必要があったため、セッション開始ぎりぎりでの発表になったものと考えられる。
ヒュルケンベルグはレーシングポイントの前身フォース・インディアに2012年、2014年から2016年に所属、その後、ルノーに移籍したが、2019年末でシートを失った。
レーシングポイントはレギュラードライバー欠場の場合に備えて、メルセデスのリザーブドライバー、ストフェル・バンドーンあるいはエステバン・グティエレスを採用できる契約を結んでいる。しかし、今回ヒュルケンベルグを選んだ理由は、バンドーンやグティエレスとは異なり、ヒュルケンベルグは昨年までF1に参戦していたこと、チームの環境に慣れていることであると考えられる。
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