大谷翔平はなぜ異次元なのか? 元同僚が見た舞台裏「ショウヘイは本当に人生のすべてを野球に捧げている」
多士済々のメジャーでも異彩を放つ大谷。なぜ彼はあそこまで格が違うのかを元同僚が語った。(C)Getty Iamges
大谷翔平(エンゼルス)はなぜ異次元の活躍を続けられるのか。
野球界において世界最高峰とされる舞台、メジャーリーグ。各国のスターたちが集う球界において大谷の存在感は日々強まっている。21年に満場一致のリーグMVPに輝いて以降の彼は二刀流で安定したパフォーマンスを披露。今シーズンに至っては現地8月11日時点で、前人未到となる「2桁勝利&40本塁打」の偉業もやってのけた。
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漫画の世界で描かれる「エースで4番」を現実世界、それもプロ野球の世界で体現する偉才はやはり凄まじい。多くの人々を魅了するとともに、“同業者”たちは「グラウンドに現れた神話上の神だ」(カブス投手マーカス・ストローマン談)と驚きの声を上げる。
そんな大谷の活躍の秘訣とは何か。元同僚が興味深い持論を展開している。21年に1年だけエンゼルスでプレーしたアレックス・カッブ(現ジャイアンツ)だ。
現地8月11日、カッブは、地元紙『San Francisco Chronicle』において「何よりも重要になっているのは規律だ」と断言。大谷のグラウンド外での振る舞いを称えた。
「ショウヘイは本当に自分の人生のすべてを野球に捧げている。史上最高の選手になるべく生まれてきたからには、当然だけど犠牲も伴う。だから、彼が今も家族を持たないのは、自分が持っているすべてを野球につぎ込むためだと思うんだ。ショウヘイには野球以外のことは一切頭にないんだ」
大谷は日本ハム時代、ひいては花巻東高校から野球に対して真摯に努力を重ねてきた。私生活においても睡眠と食事を重要視し、大半の時間を野球のために費やしているのは誰もが知るところだ。そうした犠牲を惜しまない姿勢がメジャーで異彩を放つパフォーマンスに繋がっているというわけである。
さらにカッブは、「彼は(FAで)巨大な市場を持つ球団に行くこと望んでいるし、長く持続的に勝てるチームでプレーしたいと願っているはずだ」と吐露。そのうえで「何よりも自分自身のレガシーを残したいとも思っているんだ。凄い選手だ」と傑物ぶりを称えた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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