1年間の悔しさを存分に晴らし…山梨学院FW宮崎純真、歴史変えるチームをけん引
サッカーキング2018年8月13日(月)9時7分
PK戦を制し、喜びを爆発させる山梨学院イレブン
2018年のインターハイ決勝カードは桐光学園(神奈川)対山梨学院(山梨)の関東対決となった。09年度の選手権で日本一に輝いている山梨学院は今夏、インターハイで初のベスト8、ベスト4、そして決勝進出と大きく歴史を塗り替えてきている。
主将のCB西澤俊が「インターハイの優勝は初めてなので、歴史を作りたい」と語るチームの大黒柱が、FW宮崎純真だ。1年時の選手権二回戦で全国初ゴールを決め、チームのベスト16入りに貢献。当時、1年生ながら日本高校選抜候補に選出されているタレントだ。
だが、体調不良で日本高校選抜候補合宿を辞退した宮崎は昨年、ケガでインターハイ予選を欠場してチームも敗退。出場権を獲得した選手権では無得点で初戦敗退と全国でアピールすることができなかった。
それでも今年2月、「原口元気選手みたいに。ハードワークも自分の武器なので、ハードワークでチームに貢献して決め切るべきところで決める。そういう選手になりたい」と語っていたFWは今、理想に近い姿となって、山梨学院を牽引している。
二回戦ではV候補の市立船橋(千葉)相手に前線でボールを収めてカウンターの起点となり続けて1-0の勝利に貢献。日章学園(宮崎)との準々決勝では1-2からまさに“ゴラッソ”と言える2本のファインショットをゴールに叩き込むなど、2得点1アシストでヒーローになった。
「3人、4人来ても簡単にボールを獲られない自信がある」というほどのキープ力。守備面での貢献度も大きいFWは大柄なDF相手でもボールを収め、鋭いステップワークと馬力あるドリブルで相手の守りをこじ開けて強烈なシュートをコースに決めてしまう。
東山との準決勝では連戦の疲れを考慮されて後半開始からの出場となったが、エンジン全開の動きで攻撃を活性化。カットインからのシュートでゴールを脅かし、左サイドからのラストパスで決定機も演出した。得点こそ奪うことができなかったが、PK戦勝利。宮崎は旧友たちが待ち構える決勝進出を決めた。
桐光学園の最終ラインの柱であるCB望月駿介主将とCB内田拓寿はいずれもFC多摩ジュニアユース時代のチームメート。「望月は欠点がなくて、何でもこなすし、最後身体も張れる。内田は競り合い強いし、最後に足も伸びてくる」という厄介な相手だが、彼らを突破してゴールを決めることだけを考えている。
昨年1年間苦しんだ分を初のインターハイで爆発させているFWは注目度も向上中。日本一のエースとなって評価を絶対的なものにする。
主将のCB西澤俊が「インターハイの優勝は初めてなので、歴史を作りたい」と語るチームの大黒柱が、FW宮崎純真だ。1年時の選手権二回戦で全国初ゴールを決め、チームのベスト16入りに貢献。当時、1年生ながら日本高校選抜候補に選出されているタレントだ。
だが、体調不良で日本高校選抜候補合宿を辞退した宮崎は昨年、ケガでインターハイ予選を欠場してチームも敗退。出場権を獲得した選手権では無得点で初戦敗退と全国でアピールすることができなかった。
それでも今年2月、「原口元気選手みたいに。ハードワークも自分の武器なので、ハードワークでチームに貢献して決め切るべきところで決める。そういう選手になりたい」と語っていたFWは今、理想に近い姿となって、山梨学院を牽引している。
二回戦ではV候補の市立船橋(千葉)相手に前線でボールを収めてカウンターの起点となり続けて1-0の勝利に貢献。日章学園(宮崎)との準々決勝では1-2からまさに“ゴラッソ”と言える2本のファインショットをゴールに叩き込むなど、2得点1アシストでヒーローになった。
「3人、4人来ても簡単にボールを獲られない自信がある」というほどのキープ力。守備面での貢献度も大きいFWは大柄なDF相手でもボールを収め、鋭いステップワークと馬力あるドリブルで相手の守りをこじ開けて強烈なシュートをコースに決めてしまう。
東山との準決勝では連戦の疲れを考慮されて後半開始からの出場となったが、エンジン全開の動きで攻撃を活性化。カットインからのシュートでゴールを脅かし、左サイドからのラストパスで決定機も演出した。得点こそ奪うことができなかったが、PK戦勝利。宮崎は旧友たちが待ち構える決勝進出を決めた。
桐光学園の最終ラインの柱であるCB望月駿介主将とCB内田拓寿はいずれもFC多摩ジュニアユース時代のチームメート。「望月は欠点がなくて、何でもこなすし、最後身体も張れる。内田は競り合い強いし、最後に足も伸びてくる」という厄介な相手だが、彼らを突破してゴールを決めることだけを考えている。
昨年1年間苦しんだ分を初のインターハイで爆発させているFWは注目度も向上中。日本一のエースとなって評価を絶対的なものにする。
(C) SOCCERKING All rights reserved.
「山梨学院」をもっと詳しく
「山梨学院」のニュース
-
那須監督率いるウィナーズのトライアウト、元山梨学院の野田武瑠など参加1月11日18時0分
-
大宮、山梨学院大学のDF関口凱心の来季加入内定を発表「全身全霊で闘います」4月5日15時17分
-
神村学園が撃ち合い制す! 山梨学院を下し選手権3回戦に進出…”逸材”福田師王は1得点12月31日13時46分
-
甲府、地元出身のDF一瀬大寿が2025年加入内定「勇気やたくさんの感動をもたらせる選手に」10月26日17時15分
-
町田、山梨学院大学FW平河悠の特別指定選手認定を発表…2023シーズンに新加入内定の21歳2月5日17時38分
-
佐賀東が前回王者・山梨学院を2-0撃破! 3回戦へ駒を進める12月31日13時59分
-
【山梨学院】昨年王者は伸びしろ十分 “勝ちながら成長”で連覇を目指す<第100回高校選手権>12月23日19時30分
-
第100回全国高校サッカー選手権の組み合わせが決定…青森山田は大社と対戦!11月15日15時16分
-
清水、来季加入内定FW加藤拓己の負傷を発表…前十字じん帯断裂で全治6カ月8月2日15時23分
-
天皇杯1回戦・栃木シティFC対山梨学院大学ペガサスが延期…山梨県大会で「登録と移籍等に関する規則」抵触か5月21日20時40分