チェルシー、19歳MFラヴィア獲得で合意か…再びリヴァプールとの争奪戦を制す?
サッカーキング2023年8月16日(水)9時2分
チェルシー加入に迫るラヴィア [写真]=Getty Images
チェルシーが、サウサンプトンに所属しているベルギー代表MFロメオ・ラヴィアの獲得で合意に達したようだ。15日、イギリスメディア『BBC』や同『スカイスポーツ』、同『アスレティック』などが伝えている。
現在19歳のラヴィアはアンデルレヒトのアカデミーから2020年7月にマンチェスター・シティの下部組織に加入した。2021年9月にはトップチームデビューを果たし、通算2試合に出場したものの、出場機会を求めて2022年7月にサウサンプトンに完全移籍。2022-23シーズンはプレミアリーグで29試合出場で1ゴールを記録した。また、今年3月に行われた国際親善試合のドイツ代表戦では、記念すべきベルギー代表デビューも飾っている。
昨季サウサンプトンが最下位に終わり、降格したことも影響して、今夏の移籍市場で去就に注目が集まっているラヴィアには、複数クラブから関心が寄せられていることが明らかになっており、特にリヴァプールはこれまで複数回にわたってオファーを提示していたものの、5000万ポンド(約92億円)を要求していたサウサンプトンに拒否されていた。
そんななか、かねてより関心を示していたチェルシーが本格的にラヴィア獲得に動き出し、リヴァプールを上回る4800万ポンド(約89億円)のオファーを提示したことで、サウサンプトンの要求額には達していないが、交渉が大きく進展する可能性があることが伝えられていた。
これを受け、リヴァプールは一転してエクアドル代表MFモイセス・カイセド獲得に向けて舵を切り、プレミアリーグ史上最高額の移籍金1億1000万ポンド(約203億円)を提示してブライトンとクラブ間合意に至ったが、チェルシー移籍を希望したカイセドがリヴァプール移籍を拒否し、交渉は破談に終わった。
カイセド獲得に失敗したリヴァプールは改めてラヴィア獲得に向けてサウサンプトンとの交渉を再開し、6000万ポンド(約111億円)の移籍金でサウサンプトンとクラブ間合意に達したことが報じられていた。しかし、ラヴィアはリヴァプールがカイセド獲得に乗り込んだことで自身の評価に疑問を抱いたほか、マンチェスター・シティ時代から関係性があり、現在はチェルシーで共同ディレクターを務めるジョー・シールズ氏の存在も影響してチェルシーへの移籍を希望していることが明らかになっていた。
そして、今回の報道によると、ラヴィアの希望を受けて、サウサンプトンはチェルシーに売却することで合意した模様で、移籍金はリヴァプールの提示額よりも低い5300万ポンド(約98億円)に500万ポンド(約9億円)の追加オプションが付随したものになるという。なお、『アスレティック』によると、ラヴィアの契約には売却条項が設定されていることから、古巣マンチェスター・シティにサウサンプトンが得た利益の20パーセントが支払われることにもなるようだ。
すでにメディカルチェックを受けることも許可されているようで、ラヴィアのチェルシー移籍は決定的に。チェルシーは英国史上最高額で獲得したカイセドに続いて、リヴァプールとのラヴィア争奪戦も制することになりそうだ。
現在19歳のラヴィアはアンデルレヒトのアカデミーから2020年7月にマンチェスター・シティの下部組織に加入した。2021年9月にはトップチームデビューを果たし、通算2試合に出場したものの、出場機会を求めて2022年7月にサウサンプトンに完全移籍。2022-23シーズンはプレミアリーグで29試合出場で1ゴールを記録した。また、今年3月に行われた国際親善試合のドイツ代表戦では、記念すべきベルギー代表デビューも飾っている。
昨季サウサンプトンが最下位に終わり、降格したことも影響して、今夏の移籍市場で去就に注目が集まっているラヴィアには、複数クラブから関心が寄せられていることが明らかになっており、特にリヴァプールはこれまで複数回にわたってオファーを提示していたものの、5000万ポンド(約92億円)を要求していたサウサンプトンに拒否されていた。
そんななか、かねてより関心を示していたチェルシーが本格的にラヴィア獲得に動き出し、リヴァプールを上回る4800万ポンド(約89億円)のオファーを提示したことで、サウサンプトンの要求額には達していないが、交渉が大きく進展する可能性があることが伝えられていた。
これを受け、リヴァプールは一転してエクアドル代表MFモイセス・カイセド獲得に向けて舵を切り、プレミアリーグ史上最高額の移籍金1億1000万ポンド(約203億円)を提示してブライトンとクラブ間合意に至ったが、チェルシー移籍を希望したカイセドがリヴァプール移籍を拒否し、交渉は破談に終わった。
カイセド獲得に失敗したリヴァプールは改めてラヴィア獲得に向けてサウサンプトンとの交渉を再開し、6000万ポンド(約111億円)の移籍金でサウサンプトンとクラブ間合意に達したことが報じられていた。しかし、ラヴィアはリヴァプールがカイセド獲得に乗り込んだことで自身の評価に疑問を抱いたほか、マンチェスター・シティ時代から関係性があり、現在はチェルシーで共同ディレクターを務めるジョー・シールズ氏の存在も影響してチェルシーへの移籍を希望していることが明らかになっていた。
そして、今回の報道によると、ラヴィアの希望を受けて、サウサンプトンはチェルシーに売却することで合意した模様で、移籍金はリヴァプールの提示額よりも低い5300万ポンド(約98億円)に500万ポンド(約9億円)の追加オプションが付随したものになるという。なお、『アスレティック』によると、ラヴィアの契約には売却条項が設定されていることから、古巣マンチェスター・シティにサウサンプトンが得た利益の20パーセントが支払われることにもなるようだ。
すでにメディカルチェックを受けることも許可されているようで、ラヴィアのチェルシー移籍は決定的に。チェルシーは英国史上最高額で獲得したカイセドに続いて、リヴァプールとのラヴィア争奪戦も制することになりそうだ。
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