【長崎vsC大阪プレビュー】ホーム2連戦の長崎は大本の獲得で選手層に厚み…C大阪はエース・杉本の2戦連発なるか
サッカーキング2018年8月17日(金)19時7分
長崎は、徳島から大本を獲得。選手層に厚みが出た点はプラス材料だろう [写真]=Getty Images
■V.ファーレン長崎 ヨルディ・バイスがチームリーダーとして存在感
【プラス材料】
リーグ再開後から欠場していた中村慶太が前々節からベンチ入りし、徳島からサイドの大本祐槻を獲得。選手起用に少しだけ余裕が生まれてきた。ホームでの連戦ということで、アウェイの移動負担を負うことなくC大阪戦を戦えるのはコンディション的にかなり優位と言っていいだろう。
加入以来、存在感のあるプレーと統率力で守備の改善に貢献するヨルディ・バイスが完全にチームリーダーとなっており、イージーなミスがチーム全体から減ってきているのも好材料だ。決定力不足という課題があり、天皇杯やルヴァン杯の関係でターンオーバーも予想されるC大阪相手ならば、粘りの守備は十分通用すると見て良いだろう。
【マイナス材料】
前節の鹿島戦ではボールへの寄せが中途半端で、1-2というスコア以上の完敗を喫した。順位もJ2自動降格圏の17位まで下げてしまい、焦りやプレッシャーは今まで以上に強くなることが予想され、焦りから自滅してしまうような最悪のケースも考えられる。
加えて、守備がある程度安定してボールがつながるようになった代償に、リーグ前半戦に見せていた得点力が低下している点も懸念だ。連戦下のトレーニングでは強い負荷をかけられず、攻撃陣の連携に取り組めていないことと、サイドからのクロスの質が低いことがその原因だが、前節から中3日でC大阪戦を迎えることを考えれば、C大阪戦での改善は期待薄で、今節も大量得点を狙うことは難しいと言って良いだろう。
文:totoONE編集部
■セレッソ大阪 新システム「3-4-2-1」で初白星を獲得
【プラス材料】
清水をホームに迎えたリーグ前節で、8試合ぶりとなる待望の白星を獲得。結果が出ない間はチーム内の雰囲気やゲーム中の勢いが停滞していたため、この1勝を復調への足掛かりとしたい。
その清水戦では、8日のスルガ銀行チャンピオンシップから導入している「3-4-2-1」のシステムが奏功し、清水の反撃を1点に押さえた。先月のアウェイ戦では0-3の完敗を喫した相手に対し、特に終盤はチャンスらしいチャンスを作らせずに試合を運ぶことができた点は評価に値する。
また、新システムは攻撃面にも好影響が出ており、1トップの杉本健勇が孤立することなく、高木俊幸や清武弘嗣らが連動して相手ゴールに迫る場面を作ることができている。杉本は清水戦で第11節・磐田戦以来となるゴールをマーク。苦悩が続いたエースが、ようやく長いトンネルを抜け出した。
【マイナス材料】
リーグ再開後からクリーンシートが一度もなく、スッキリとしない。中断前の第15節までは14試合で14失点だったのが、中断明け後は8試合で12失点と、1試合1失点を超えるペース。今節対戦する長崎は、リーグワースト5位の1試合平均1.14得点にとどまっているチームであり、ここで久々の完封を果たし、悪い流れを断ち切りたいところ。
また、前節の清水戦は、前々節の札幌戦から中3日で組まれた連戦だったが、全く同じメンバーを先発で起用した。札幌、大阪、そして長崎へと短期間での長距離移動が続くなか、主力選手の疲労蓄積は懸念材料の一つ。新システムが機能してきたところではあるが、今節でターンオーバーを用いるのか、指揮官の手腕が問われる一戦となる。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
リーグ再開後から欠場していた中村慶太が前々節からベンチ入りし、徳島からサイドの大本祐槻を獲得。選手起用に少しだけ余裕が生まれてきた。ホームでの連戦ということで、アウェイの移動負担を負うことなくC大阪戦を戦えるのはコンディション的にかなり優位と言っていいだろう。
加入以来、存在感のあるプレーと統率力で守備の改善に貢献するヨルディ・バイスが完全にチームリーダーとなっており、イージーなミスがチーム全体から減ってきているのも好材料だ。決定力不足という課題があり、天皇杯やルヴァン杯の関係でターンオーバーも予想されるC大阪相手ならば、粘りの守備は十分通用すると見て良いだろう。
【マイナス材料】
前節の鹿島戦ではボールへの寄せが中途半端で、1-2というスコア以上の完敗を喫した。順位もJ2自動降格圏の17位まで下げてしまい、焦りやプレッシャーは今まで以上に強くなることが予想され、焦りから自滅してしまうような最悪のケースも考えられる。
加えて、守備がある程度安定してボールがつながるようになった代償に、リーグ前半戦に見せていた得点力が低下している点も懸念だ。連戦下のトレーニングでは強い負荷をかけられず、攻撃陣の連携に取り組めていないことと、サイドからのクロスの質が低いことがその原因だが、前節から中3日でC大阪戦を迎えることを考えれば、C大阪戦での改善は期待薄で、今節も大量得点を狙うことは難しいと言って良いだろう。
文:totoONE編集部
■セレッソ大阪 新システム「3-4-2-1」で初白星を獲得
【プラス材料】
清水をホームに迎えたリーグ前節で、8試合ぶりとなる待望の白星を獲得。結果が出ない間はチーム内の雰囲気やゲーム中の勢いが停滞していたため、この1勝を復調への足掛かりとしたい。
その清水戦では、8日のスルガ銀行チャンピオンシップから導入している「3-4-2-1」のシステムが奏功し、清水の反撃を1点に押さえた。先月のアウェイ戦では0-3の完敗を喫した相手に対し、特に終盤はチャンスらしいチャンスを作らせずに試合を運ぶことができた点は評価に値する。
また、新システムは攻撃面にも好影響が出ており、1トップの杉本健勇が孤立することなく、高木俊幸や清武弘嗣らが連動して相手ゴールに迫る場面を作ることができている。杉本は清水戦で第11節・磐田戦以来となるゴールをマーク。苦悩が続いたエースが、ようやく長いトンネルを抜け出した。
【マイナス材料】
リーグ再開後からクリーンシートが一度もなく、スッキリとしない。中断前の第15節までは14試合で14失点だったのが、中断明け後は8試合で12失点と、1試合1失点を超えるペース。今節対戦する長崎は、リーグワースト5位の1試合平均1.14得点にとどまっているチームであり、ここで久々の完封を果たし、悪い流れを断ち切りたいところ。
また、前節の清水戦は、前々節の札幌戦から中3日で組まれた連戦だったが、全く同じメンバーを先発で起用した。札幌、大阪、そして長崎へと短期間での長距離移動が続くなか、主力選手の疲労蓄積は懸念材料の一つ。新システムが機能してきたところではあるが、今節でターンオーバーを用いるのか、指揮官の手腕が問われる一戦となる。
文:totoONE編集部
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