岡田阪神 果たして気になる〝アレ〟はいつ? 球界OBが予想する「ベストタイミング」「キーマン」とは
岡田監督がどのようにチームを率いていくのか、引き続き注目となる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
優勝へのマジックを点灯させた阪神が快走を続けている。
先のDeNA3連戦はこれまで苦手としてきた横浜スタジアムの戦いの初戦に、走塁妨害をめぐって猛抗議するなどの一幕もありながら、チームをまとめ勝ち越しに成功。
【動画】ノイジーは18日のDeNA戦で、東から先制の適時打をマークしていた
8月22日からは借金24と最下位にあえぐ中日との対戦を控える。初戦は久々の先発となる西勇輝、注目の登板内容となりそうだ。一方、現在チームは2位広島に7ゲーム差をつけ、マジック「26」を点灯中。目指すゴールテープに向けては球界内からも様々な考察の意見が出ている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた高木豊氏が21日、自身のYoutubeチャンネルを更新。マジックが点灯した阪神の今後の戦いを予想した。
いよいよゴールテープも見えてきた現在のチーム状況に関して、高木氏は「ただここからはより厳しい戦いになってくる」とあくまで一戦必勝とし、油断は禁物とした。
今後、打線でカギを握る選手としては「何と言ってもサトテルとノイジーが打つか打たないか」とコメント。好不調の波が激しく、指揮官からもしばしば指摘されている佐藤輝明とシェルドン・ノイジー、2選手の名前を挙げた。
理由としては、「近本、中野はほっとけば何とかしてくれる。大山は今年の活躍見てると大丈夫。何か困った時に大山は何かしてくれそうな気がする」とほかの主力選手についてはさほど状態に関して心配がないだけに、それだけに2人が優勝へのキーマンになると語った。
さらに岡田監督が理想的と思う優勝のタイミングについても触れ、「どっちみち(優勝を)するんだったらギリギリでいいと思っているんじゃないか」とコメント。
理由としては早期に決まってしまうことで、ポストシーズンを見据えての試合勘の問題をあげた。「心情的には(優勝を)早く決めたいけど、ただクライマックスシリーズ(CS)があるから。ゲーム勘残しながら優勝して、CSに向かいたい」と指揮官の心情を推測する場面も。「早めにしちゃうと(CSまで)間が空いちゃうから。ただ(選手を)休まさせることはできるけど、岡田監督がどう考えているか」とした。
その上で、高木氏は「9月の中頃とか。そのくらいで優勝が決まれば、いいと思ってるんじゃないの?」と岡田監督が思い描くベストな優勝の時期について語り、またその後のポストシーズンをにらんでの調整が焦点になるとした。
優勝を待ち焦がれたファンにとってはやきもきする日々も続きそうだが、今後の岡田監督のタクトにも引き続き、注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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