なでしこ1部アンジュヴィオレ広島、2022シーズン限りでのクラブ解散を発表
サッカーキング2022年8月22日(月)18時49分
アンジュヴィオレ広島が今季限りでの解散を発表 [写真]=J.LEAGUE
なでしこリーグ1部のアンジュヴィオレ広島を運営するNPO法人広島横川スポーツ・カルチャークラブは22日、2022シーズンをもって同クラブを解散するとクラブ公式サイトで発表した。
アンジュヴィオレ広島は2012年に創設され、創設3シーズン目の2014年になでしこリーグへ参入。2020シーズンは新型コロナウイルスの影響によって財政難に陥り、クラブ解散の危機に瀕したものの、スポンサーなどからの支援を受けて存続決定。2021シーズンからクラブ史上初となるなでしこリーグ1部の舞台で戦っていた。
しかし、社会情勢不安でクラブの経営状況は変わらず。また、2021-22シーズンからは日本女子サッカー史上初のプロリーグであるWEリーグが発足し、地元のサンフレッチェ広島レジーナが同リーグに参入した。その影響によるメディア露出の減少もあり、広島横川スポーツ・カルチャークラブは運営継続を困難と判断。2022シーズン限りでアンジュヴィオレ広島の事業すべてを終了することを決定した。
なお、2022シーズンにおいても資金的困難は続くものの、なでしこリーグ1部、皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会は最後まで戦う。15試合を終えて12チーム中最下位に沈むなか、リーグ戦は残り7試合。10月16日にホームで行われるセレッソ大阪堺レディース戦がラストゲームとなる。また、皇后杯は今冬に開催が予定されている。
以下、リリースの通り。
「平素よりアンジュヴィオレ広島をご支援賜りまして誠にありがとうございます。私ども特定非営利活動法人広島横川スポーツ・カルチャークラブは、広島県の女子サッカーの発展を目指し活動をはじめました。発足から11年、『アンジュヴィオレ広島』トップチームの運営はもとより、運動神経発達に重要な幼児期から高校生までの育成にも取り組み、広島県の女子サッカー普及について力を注いで参りました」
「しかしながら、未だ終息しない新型コロナウイルス感染拡大やロシアによるウクライナ侵攻など相次いで経営を直撃する出来事の発生は、ご支援いただいている企業さまにもさらに大きな影響を及ぼしており、先の見えない社会情勢下で、クラブの経営が悪化していきました。状況を打開しようとクラブ皆で新たな支援者をあたってまいりましたが、経営状況を回復させるまで成果を上げることができませんでした」
「また、WEリーグ発足にともない、話題もプロリーグへうつり、メディア露出もなでしこリーグ所属の『アンジュヴィオレ広島』に向けられることが少なくなってまいりました。お支え頂いているスポンサー企業さまのサポートに見合うような広告宣伝効果は減少しており、『アンジュヴィオレ広島』へ出資することの価値をご提供することが困難な状況が続きました」
「以上のような事象で、今後これまで以上に厳しい運営状況となることから、『アンジュヴィオレ広島』の母体である特定非営利活動法人広島横川スポーツ・カルチャークラブの臨時総会を開催し、やむを得ず、今年度限りで『アンジュヴィオレ広島』の事業すべてを終了することといたしました。
「11年間、地域住民が中心となり『アンジュヴィオレ広島』を運営できたのは、ひとえにお支え頂いたスポンサー各社さま、賛助会員の皆さま、サポーターの皆さま、ボランティアスタッフの皆さま、メディア関係の皆さま、日本女子サッカーリーグの皆さま、リーグの各チームの皆さま、『アンジュヴィオレ広島』に関わってくださった多くの皆さま方のお陰と、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました」
「また、『アンジュヴィオレ広島』を選んで、トレーニングに励み、日々働きながら戦ってくれているトップチーム選手やスタッフ、そして『アンジュヴィオレ広島』の未来を信じていただき『アンジュヴィオレ広島』のアカデミーを選んでいただいたアカデミー選手、スクール選手の皆様、またその保護者のみなさまにはご心配、ご迷惑をおかけして大変申し訳なく思っております。次のステージをできる限りご提示できるように今後もともに進んで参りたいと思っております。ご理解をいただけますよう、尽くして参りますので何卒よろしくお願いします」
「2022シーズンにおきましても資金的困難は続きますがリーグ戦、皇后杯は最後まで戦うことを決めました。最後にご支援いただいた皆さまの御恩にお応えできますよう全力で取り組んで参りますので、選手たちへのご声援よろしくお願いいたします」
「このような形でのご報告になりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。『アンジュヴィオレ広島』の事業については終了となりますが、引き続き、特定非営利活動法人広島横川スポーツ・カルチャークラブは活動継続し、活動目的でもあります地域の活性化に取り組んでまいります。活動を温かく見守っていただき、これまで同様のご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます」
アンジュヴィオレ広島は2012年に創設され、創設3シーズン目の2014年になでしこリーグへ参入。2020シーズンは新型コロナウイルスの影響によって財政難に陥り、クラブ解散の危機に瀕したものの、スポンサーなどからの支援を受けて存続決定。2021シーズンからクラブ史上初となるなでしこリーグ1部の舞台で戦っていた。
しかし、社会情勢不安でクラブの経営状況は変わらず。また、2021-22シーズンからは日本女子サッカー史上初のプロリーグであるWEリーグが発足し、地元のサンフレッチェ広島レジーナが同リーグに参入した。その影響によるメディア露出の減少もあり、広島横川スポーツ・カルチャークラブは運営継続を困難と判断。2022シーズン限りでアンジュヴィオレ広島の事業すべてを終了することを決定した。
なお、2022シーズンにおいても資金的困難は続くものの、なでしこリーグ1部、皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会は最後まで戦う。15試合を終えて12チーム中最下位に沈むなか、リーグ戦は残り7試合。10月16日にホームで行われるセレッソ大阪堺レディース戦がラストゲームとなる。また、皇后杯は今冬に開催が予定されている。
以下、リリースの通り。
「平素よりアンジュヴィオレ広島をご支援賜りまして誠にありがとうございます。私ども特定非営利活動法人広島横川スポーツ・カルチャークラブは、広島県の女子サッカーの発展を目指し活動をはじめました。発足から11年、『アンジュヴィオレ広島』トップチームの運営はもとより、運動神経発達に重要な幼児期から高校生までの育成にも取り組み、広島県の女子サッカー普及について力を注いで参りました」
「しかしながら、未だ終息しない新型コロナウイルス感染拡大やロシアによるウクライナ侵攻など相次いで経営を直撃する出来事の発生は、ご支援いただいている企業さまにもさらに大きな影響を及ぼしており、先の見えない社会情勢下で、クラブの経営が悪化していきました。状況を打開しようとクラブ皆で新たな支援者をあたってまいりましたが、経営状況を回復させるまで成果を上げることができませんでした」
「また、WEリーグ発足にともない、話題もプロリーグへうつり、メディア露出もなでしこリーグ所属の『アンジュヴィオレ広島』に向けられることが少なくなってまいりました。お支え頂いているスポンサー企業さまのサポートに見合うような広告宣伝効果は減少しており、『アンジュヴィオレ広島』へ出資することの価値をご提供することが困難な状況が続きました」
「以上のような事象で、今後これまで以上に厳しい運営状況となることから、『アンジュヴィオレ広島』の母体である特定非営利活動法人広島横川スポーツ・カルチャークラブの臨時総会を開催し、やむを得ず、今年度限りで『アンジュヴィオレ広島』の事業すべてを終了することといたしました。
「11年間、地域住民が中心となり『アンジュヴィオレ広島』を運営できたのは、ひとえにお支え頂いたスポンサー各社さま、賛助会員の皆さま、サポーターの皆さま、ボランティアスタッフの皆さま、メディア関係の皆さま、日本女子サッカーリーグの皆さま、リーグの各チームの皆さま、『アンジュヴィオレ広島』に関わってくださった多くの皆さま方のお陰と、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました」
「また、『アンジュヴィオレ広島』を選んで、トレーニングに励み、日々働きながら戦ってくれているトップチーム選手やスタッフ、そして『アンジュヴィオレ広島』の未来を信じていただき『アンジュヴィオレ広島』のアカデミーを選んでいただいたアカデミー選手、スクール選手の皆様、またその保護者のみなさまにはご心配、ご迷惑をおかけして大変申し訳なく思っております。次のステージをできる限りご提示できるように今後もともに進んで参りたいと思っております。ご理解をいただけますよう、尽くして参りますので何卒よろしくお願いします」
「2022シーズンにおきましても資金的困難は続きますがリーグ戦、皇后杯は最後まで戦うことを決めました。最後にご支援いただいた皆さまの御恩にお応えできますよう全力で取り組んで参りますので、選手たちへのご声援よろしくお願いいたします」
「このような形でのご報告になりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。『アンジュヴィオレ広島』の事業については終了となりますが、引き続き、特定非営利活動法人広島横川スポーツ・カルチャークラブは活動継続し、活動目的でもあります地域の活性化に取り組んでまいります。活動を温かく見守っていただき、これまで同様のご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます」
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